都道府県穴埋めゲーム

仙人や魔法使いや呪術師、キメラや小人や妖精みたいな、ファンタジックな設定の登場人物がいろいろ出てくる話が割と好きです。

しかし彼らは「熾烈なバトル」などは特に繰り広げず、キャラ的には「耽美系」でもない。
人類を救うとかの大義名分も大体の場合は特になく、七難八苦の大冒険なども別にしない。

すごく変わった外見だったり、明らかにクセつよすぎるだろ…みたいなキャラ設定だったりしても、
自分のそういうところに本気で悩んだり、自分は特別な存在であると周りに威張ったりも全然しないタイプが多い。

若干不気味な感じもあったりなかったりだが、本格的なホラー要素はあまりなく、
お化けや妖怪や魔人みたいなものが出てくる場合も、割と普通のテンションで出てきて去る感じ。

人里離れたところや人目にあまりつかない謎スポットで、
そういう存在が平和に少し風変わりな生活をしているだけだったり、
たまに人間の前にチラっと出てきて、人間に一瞬かかわりをもって、またどっかに行っちゃうだけ。

ところどころ、つじつまが合ってるような合ってないようなよくわからない箇所があるが、
いわゆる推理小説のように「謎解き」は目的になっておらず、
最後まで謎のまま、ほったらかしになってる。

みたいな感じのお話が好きで、
最近またそういう短編集みたいなものを読みたくなっているのですが、
何かおすすめはありますか。

なお、私が今までに読んだなかで、そういう趣があって好きだったのは以下です。

・列仙伝
・となりのトトロ
(全体のストーリーはあんまり好きじゃないですが「トトロという謎の存在がいて、たまに人前に出てくる。猫バスとか、トトロの仲間も若干いるようだが彼らの詳細は、ようわからん」というような、ベースの設定が好きです)
・ムーミンシリーズ
・星新一のショートショート群
・宮沢賢治のイーハトーブ童話
・アタゴオル(漫画)
・世界各地の民話、昔話、神話
 (日本はかなり網羅してるので除外してほしいですが、他の国のはあまり知らないので、知ってたら具体的な書名を教えてください)
・トルストイの短編集
・水木しげるの妖怪漫画

本屋さんや図書館でも、そういうものはジャンルとしてまとまっているわけではなく、
あるものは童話の棚にあるし、あるものは宗教(神話など)の棚にあるし、
また別のものは小説の棚にあるんですよねフフフ…という感じで、
探し方も結構難儀するのですが、
そういう系の本ばっかり扱ってるマニアックな本屋さん知ってます、
とか、こういう探し方するといいかもとかも、あれば、教えてください。

A 回答 (4件)

漫画で、諸星大二郎先生の短編に いくつか そういうのがありますね。


現在入手可能なのは「諸星大二郎特選集 3 遠い世界」(該当作品は「遠い国から」シリーズ。「カオカオ様」で検索すれば少し見れるでしょう)、
「諸星大二郎自選短編集 汝、神になれ 鬼になれ」(該当作品は「六福神」「海流祭の夜」「闇の客人」かな)あたり。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。諸星大二郎、有名な漫画家なのに一冊も読んでない漫画家の一人でした。すっかり忘れてました。画風からは、なんとなく自分の避けたい話(バトル系とか本格ホラー)を描く人なのかなと思って、本屋さんで表紙を見かけても手に取ることも一度もしていませんでした。こうしてあなたに教えていただかなければ、けっきょく一生読まないままだったのかもしれません。

「カオカオ様が通る」、少しあらすじを検索したのですが、とても好みな気がします。ちかいうち、取り寄せて読んでみます。

お礼日時:2024/09/11 05:07

思い出しましたので追加します。


諸星大二郎「栞と紙魚子」です。
他にも諸星大二郎推しの方がおられましたが、わたしは、こちらを推します。
猟奇的だったり怪奇的だったりしますが、扱いがギャグなので巻が進む毎に不条理で理屈も何も無い不思議な感覚を得られる作品です。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。諸星大二郎はやはり人気なのですね。今まで何となく避けていたのですが、せっかくだから回答者の皆様が紹介して下さった作品を含めて何冊か、まとめて読んでみようかなと思います。

お礼日時:2024/09/13 00:27

児童文学を手がける佐藤さとるさんの短編集をお読みになってみませんか


https://www.bing.com/images/search?q=%e4%bd%90%e …

水木しげるさんの妖怪漫画繋がりで、申すことほのぼのしたファンタジータッチの漫画で「もっけ」
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%82%E3%81%A3%E3%8 …

 質問の趣旨からそれてごめんなさい。個人的に最近気に入ってるショート動画です。AI作成の動画がリアルで、本当にこんな妖怪が身近にいるのかなという感じがしますよ
https://www.youtube.com/shorts/0usgAMbg5bA
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。佐藤さとるの児童書、昔少しは読んでた筈なのに詳細を覚えてないので、また読んでみたいと思います。

「もっけ」かわいい絵柄ですね。日本の「妖怪」という概念には、自分も子どもの頃から複雑な感情とともに興味を持ち続けています。最近はあまり熱心にそういう系の本を漁らなくなっていたのですが、自分の妖怪に対する心象や知識とリンクしてる感じかもなと思ったので、読んでみようと思います。

AIの紹介もありがとうございました。最近の技術はすごいですね。自分は手描きの素朴な絵が好きですが、水木しげる漫画だと、けっこうすさまじい顔で描かれていた「猫娘」が、今どき美少女になってて、笑ってしまいました。

お礼日時:2024/09/11 13:25

サンデーうぇぶり連載中の「ひとひとがみ日々」はどうでしょ。


https://www.sunday-webry.com/episode/10044607041 …
人が居なくなった廃村に住む神々の暮らしを描いています。
感性的な奇想天外さは少ないかも知れませんが。

佐藤さとるのファンタジー童話集など。
コロボックルシリーズの作者として有名ですし、そのシリーズも大好きなのですが、短編集も沢山出していて、不思議な奇想天外な話も多いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。「ひとひとがみ日々」試し読み見てみました。かなりしっかり細かい設定がありそうですね。絵柄などあたたかみがあり素朴な感じで好きな雰囲気ですが、神々が人間のふりをしたり人間と同じような生活感や人間に似た悩みを持っている様子が強いお話みたいなので、自分のツボとは少し違うかもしれません。私よりもむしろ、私の友人が好きそうな作品だなーと感じたので、その友人にお勧めしてみます。

佐藤さとるのコロボックルシリーズ、ありましたね。子供の頃、図書館で何冊か借りて読んでいた覚えがありますが、当時の自分の読書スキルに見合わなかったのか、もはや詳細わすれてしまっているので、再読してみようと思います。

お礼日時:2024/09/11 13:15

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