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1965年くらいから、人工元素がどんどん造られたといいます。
そのころからけっこう性能のいい加速器が開発されたということなのでしょう。
ならばそれを使って、金の元素が造られてもええと思うのですが、造られてはいない雰囲気ですよね?
それはなぜですか?
造れなくはないが、コスト的に割に合わないからですか?

水銀から陽子をひとつとるだけで金になるはず。
あるいは、プラチナに陽子をひとつ加えるだけで金になるはず。
その作業が、そんなにも難しいのですか?

質問者からの補足コメント

  • 金1グラムだけでも、たくさんの粒子でできている。
    そのひとつひとつを造るのはやはり、割に合わないんかな。
    たとえ大量生産するための、専用の加速器を作ったとしても。

      補足日時:2024/09/24 21:27
  • 勉強になりました。ありがとうございました。

      補足日時:2024/10/01 09:52

A 回答 (7件)

質問者様が少し書いておられるように現在の技術では金を作るなんて難しくも何ともありません。

その気になれば金なんていくらでも作れます。「だからこそ」加速器を使って金を作ったりはしようとしない、と言うのが他の回答でまだ上がっていないツッコミの一つ目です。

商業用の加速器もある旨の回答がありましたが、いずれにしろ現在の加速器は未発見の粒子を発見したりと言った「そうそう簡単にはできない事」を行うために建設されています。金を作るなんて学術的には何の面白味もない作業ですし、そもそも金なんて珍しくも何ともないありきたりの物質です。そんなものを今さら作ったって「面白くない」わけです。

他の回答でまだ上がっていないツッコミの二つ目は「そんな事をやっていられるほど暇な加速器はない」と言うものです。詳細は割愛しますが、加速器を使ってやらなければいけない実験はまだまだたくさんあります。金を作るために加速器を使ったりしたら事実上加速器が一つなくなったのと同じくらい手が取られてしまいます。なので金を作るなどと言った「つまらない事」のために加速器を回す余裕はないと思います。

ツッコミの三番目は「加速器は基本的に流用が効かない」と言う点です。加速器と言うものは「こう言う目的のために」と言う事を明確に決めて建設されます。なので例えば「ヒッグス粒子を発見するために作った加速器で金を作る」みたいな事は基本的には不可能です。つまり加速器で金を作りたいならそのための専用の加速器を新規で建設する必要があります。

(それが割に合わないと言うのは他の回答でツッコミがあった通りです)
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この回答へのお礼

金ぐらいになると、ジンギスカン鍋くらいの加速器では造ることができないのですね。そういえばテレビで、金の元素は出来にくいので宇宙にぎょうさんあるわけではないと言うてたように思います。

元素を造る手段は加速器しかないですよね?
とすると、金を造ることはまだまだ難しそうですね。金を造るのもそろそろ夢ではなくなってきたという人がおりましたが、間違ってますよね?
錬金術はやはり今も、実現不可のようですね。

それにしても、既存の加速器はフル活用されてるようにおっしゃいますが、加速器でやることなんて、もうそんなにないのではないですか?ビッグス粒子の研究については、これからもされることに異議ありませんが。
たとえば原子番号118は、造ってもコンマ何秒で消滅してしまいますから、もはや、それ以上の原子番号を造るのは、無駄やと思います。
ウランから後のを造るんですかね?放射性元素に研究する意味あるんですかね。



ありがとうございます。

お礼日時:2024/09/27 23:18

先の回答に対して少しだけ補足説明ですが「その気になれば金なんていくらでも作れます」と言うのは例えば「その気になれば大阪城なんていくらでも作れます」と言った事と同じで「コストや採算を度外視すれば」と言った意味です。

採算が取れる現実的な意味としては「金を好きなだけ作る」と言う事がまだ不可能なのは他の回答でツッコミがあった通りです。
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この回答へのお礼

金は、「そこまでやるほどのもんではない。」ということなんでしょうね。
我慢すればええですから。
なんせ思えば、家においとくだけやったり、装飾品として使われていたりで、たいしたことに使われてない金が多いですから。それは足りてるということですからね。

なんの元素にしても、“物体を造るために加速器を用いる。”というのは、ナンセンスなことのようですね。



ありがとうございます。

お礼日時:2024/09/29 10:43

人工元素造るための加速器というのは既に商売として存在します。

ただし、貴金属をグラム単位で造るようなもんじゃありません。

もっとはるかに微量の、加速器使わなきゃほぼ入手不可能な、半減期がごく短い放射性元素を得るためのものです。これが含まれた化合物をマイクログラム以下で人体に投与して、挙動を調べることで癌などの診断ができます。
https://www.tmghig.jp/research/topics/201801-538/

最近こんな書き込みが話題になっていました。検診費用が10万円程度らしいので、試薬代はその数分の一と言ったところかと思います。
https://x.com/uta_rad/status/1837868285389607070

ごくラフな計算で、投与量が1マイクログラム、試薬の価格が1万円としたら、1グラムは100億円ということになります。
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この回答へのお礼

そうでしたか。造った人工の放射性元素を人体に投与して、レントゲンに映すんでしょうね。

100億円ですか。たとえ国家が国家予算で金を作ったとしても、1グラム程度しか造れないのでは割に合わないですね。
したがって、金を大量生産するのに加速器を用いるのは、現実的に不向きであると言えそうですね。

加速器とは、そこいらでは見当たらない、宇宙のどこかに存在する元素を呼ぶ機械なのかもしれませんね。
それは、死んであの世に行ってしまった人を呼び寄せる、甦生術のようなものかもしれませんね。
目の前に呼び寄せるだけでいっぱいいっぱいで、それ以上のことはできないものなのかもしれませんね。

おかしなこと、書いてしもた。



失礼しました。
ありがとうございます。

お礼日時:2024/09/26 21:22

例えば1時間で金1gを加速器でつくる場合に必要な電力を計算して、今の金の価格と比べてみれば納得できるでしょう。


計算の仕方は分かりますね。加速器のエネルギー効率は世界最高性能として10%としてください。
なお、イオン加速器の建設には小さなもので10億円高ければ数百億円は用意していただきたいと思います。用地も必要です。
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質問者さんが「補足」に書いているとおり、加速器で原子を1個2個作り出せたところで、「金属の金」にはなりませんからね。



アボガドロ数 6 × 10^23 というのを習いましたよね。
金貨1枚が、概ねこれだけの個数の原子からできています。
6千垓(6京の1000万倍)ですね。
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加速器を使ってプラチナに陽子を打ち込んだら金ができると


本気で思っているなら、多少は勉強したほうがよいです。
実際にやってみればそうはならないことが判るけれど、
やらなくてもダメそうだと判ることやってみるのに
多額のコストを掛けるのはただの馬鹿です。
赤のレゴブロックと青のレゴブロックで作ったカタマリに
赤のレゴブロックを投げつけたら、赤と青のカタマリに分かれると
思うんですか? へー。
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では手始めにあなたがやってみてください.

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