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【自動車・LSD】自動車のLSDって何ですか?

全ての自動車にLSDが付いていますか?

LSDって何なのか教えてください。

A 回答 (4件)

No.1 さんに補足


デフとはデファレンシャルギアの略ですw

クルマの右と左のタイヤが1本の棒でつながっていると、カーブを曲がるときに、回転数が合わずにどちらか(内側)のタイヤがスリップしてしまいます。これを避けるために独立に回るように、かつ動力などは両方に伝わるような仕組みですね。
ところがこのため、片側のタイヤが空転すると、空転するほうのタイヤばかりが回り止まっているほうのタイヤには動力が行かなくなります。
なので、ある程度、差(スリップ)が大きくなるともう片方のタイヤにも動力を伝えようってのがLSDです。
とはいえ理想的な動きをさせるのは難しいので、結構テキトーな動作の製品ばかりだったりw

で、LSDが必要なのはドリフトさせるような時だけと言えるので、ほとんどのクルマには付いていません。スポーツを連想させるようなクルマには時々ついているものもありますが、ごく一部です。(たぶん速くはならないため)

ちなみにジムニーには疑似LSDだったか何かが付いていますが、これはブレーキを軽く踏むのと同じ動作なので、普通のクルマでも使えるテクニック?ですw 雪国だったりすると知っておくと役に立つことがあるかもしれません。
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この回答へのお礼

みんなありがとうございます

お礼日時:2024/10/10 18:42

LSDとは、差動制限装置付きの、ディファレンシャル装置(差動装置)、という事になります。



全ての車(二輪車以外)には、ディファレンシャルギアー(差動装置)というものが付いています。

それでは、ディファレンシャルギアーとは、
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13004258.html)の No.7
実物の模型はタミヤのTT-02チャシー(シャーシ)キット標準のデフがその物です。
https://www.tamiya.com/japan/rc/oyakudachi/diff. …
この↓図の(下の添付図)
https://d7z22c0gz59ng.cloudfront.net/cms/images/ …
(図で白色の)リングギアというのが、一番右の(図で白色の)デフケースと合体するのです。また、ベベルギア小の(図で白い)十字のキャリア(固定の軸)も、デフケースに合体固定されてます。左右のベベルギア大は、それぞれ左右のタイヤへの出力軸です。要は入力はリングギアであり、通常はベベルギアは中で自転せずに、全て一体としてデフ自体が回転し、タイヤへの出力も同回転です。

この様なギアーが、全ての車には付いています。


それでは、差動制限装置とは、
上のタミヤで解説の通り、模型では"硬いオイル"で済んでいる、役割のものです。
車での構造は、ビスカスカップリングと言い、中身の構造は詳しくはこちら
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13811068.html)の No.1 回答文中真ん中辺り、ペンのキャップとハチミツとスピンドルケースのところを読んでください。

この、ビスカスカップリングという流体継手を、デフケースと片側の出力軸とに結んだのが、"差動制限装置付きディファレンシャル" という事になります。

具体的には、この図に出てくる
https://partsouq.com/en/catalog/genuine/unit?c=M …
(最初に、人間ですか?みたいなページが出ますが、チェックを入れて問題無く表示されます)
30422Aがデフケース、30423がピニオンキャリア、30424がベベルギア小、30425と30413が前と後ろの出力軸、(これはセンターデフなので左右ではなく前後)
そして、ビスカスカップリングはというと、30421で、これがデフケースとリア出力軸を結んでいます。付ける場所があれば前でも良いし、可能なら前後で繋げば良い。

ビスカスカップリング付きのFRのデフもFFのデフも、基本的にはどれも同じ原理です。

こちらは遊星ギアーのセンターデフの3代目パジェロですが、
https://partsouq.com/en/catalog/genuine/unit?c=M …
30396のビスカスカップリングはフロント出力軸30465とリア出力軸30405とを結んでいます。



機械式LSDというのもありますが、
これは基本はベベルギアー式でデフケースが二重になっていて中で割れてそれで左右のフリクションプレートを押し付けて強弱を付けれる様にしたものです。カットモデルをにらめっこすれば構造は簡単に理解できると思いますよ。
デフケースが先に行こうとして、負荷で置いてかれる十字のキャリアが、中のケースを割るのです。


に対して、Torsen® LSDというタイプは、
ディファレンシャルギアー自体が動きの鈍いギアー構造にあえてして、差動制限機構を付けずともそれ自体が差動制限機能を持つタイプの差動装置です。



ややこしいでしょうか?
差動装置(ディファレンシャル)とは、タミヤのTT-02チャシーのキット標準のデフで、

差動制限装置は、タミヤの硬いオイルです。


何らかの差動制限機能を持つ差動装置を
LSDと呼ぶのですね。
「【自動車・LSD】自動車のLSDって何で」の回答画像4
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機械式はほぼ無いです。


ビスカス式トルセン式は標準でもついてる車は多いです。
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LSDはリミテッド・スリップ・デフの略称です。


LSDはデファレンシャルギアの一種です。
デファレンシャルギアは、クルマがカーブを走るときに、左右の後輪の回転数に差をつける装置です。
LSDは、その差に制限を付ける方式です。

リンク先の「差動歯車」と「リミテッド・スリップ・デフ」の項をみてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%AE%E5%8B%95 …

LSDは全てのクルマにはついていません。主にスポーツタイプのクルマについてます。
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