
教育実習(1年間)の話です。
私の実習のスタイルは半年間で担当学年が変わりながら、1年間子どもたちと関わるというものでした。
2年生のクラスに入らせていただいていたとき、ずっと座っているのが難しく、周りの子どもたちともコミュニケーションが上手くとれていない子がいました。
実習生の私にも当然心を開こうとせず、関わろうとしてもすぐ心のシャッターを閉められるようなそんな感覚です。
でも私は、その子が体育のドッチボールで当ててしまった子に対して、ものすごく心配そうな顔をしているのを見て、うまく自分をまだコントロールできないだけで、周りを気遣える優しい子なんだと思っていました。
そんな中クラスで、その子と他の子達で揉め事が起こりました。その子が教室を飛び出してしまったため、私が探しに出かけると、廊下のカーテンの後ろに隠れて泣いていたのです。
なんと言葉をかけていいのかわからず、隣に座って窓の景色を一緒に見ながら、`先生は〇〇さんのこと怒ろうと思って来たんじゃないよ。〇〇さんがさっきどんな気持ちだったのか一緒に思い出したいなって思っただけ。何か理由があるんでしょ?いつも優しい〇〇さんが怒っちゃった理由がさ'と話しかけました。その子は涙を流しながら睨むように窓の外を見ていて、結局何も聞けないまま、養護教諭やカウンセラーの先生が来てくれて、私はその場を任せました。そのあとは私は違う学年の担当になり、フロアも変わったため、その子と話す機会も待つことができませんでした。
そして先月実習の最後の日を迎えました。
帰り道を歩いてると、せんせー!という声が聞こえて、周りを見渡すと、学童の屋上からその子が手を振っていました。私もそれに手をふりかえし、その子はまた部屋に戻っていきました。
正直ずっとその時(カーテンの後ろ)のことが心残りだったので、その子から初めてせんせー!と呼ばれた瞬間は嬉しかったのですが、この嬉しいという気持ちは正しいのでしょうか??
先輩教員の皆様や子どもたちと関わることが多い皆様に教えていただきたいです。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
おすすめ情報