No.7
- 回答日時:
["特別な人間"は存在しない]
ヒトの価値や能力は対等なもの。人を作るのは、慣れや経験であり、
極稀な例外を除けば「特別な人間」など存在しない。
様々なことに時間や労力を費やせば、「なんでもできるけど特出し
た部分のない人間」になるし、特定の事だけに時間と労力を費やせ
ば「その道の専門家」になる、というだけ。
しかし、特定の事に特化して技術を手にするという事は、「専門外
の事は他者に依存する」ことを意味するのが現実。「誰もが誰かに
依存して世界は回っている」という事実であり、他者に依存する以
上、自分は特別な存在だ、などという意識は容認されるわけもなく、
他者への配慮を誰もが共有し共存していかねばならない。
労力を使わずに運良く何かを手に入れる人間も時にいるが、それは
人から評価もされにくいし、卑怯な手段で何かを手に入れても、周
囲から嫌われたり、孤立する可能性がある。
基本的に、この世界はプラスマイナスゼロになるようにできている。
何かを得れば、何かを失う。勝者が生まれれば、敗者が生まれる。
長所があるなら、短所も持ってるはず。それが強烈な長所なら、短
所も強烈になる可能性が高い。
[様々な問題の本質は優越感を求める衝動]
ヒトに行動を促す要因は「優越感を満たしたい」という衝動。
医学的に「優越感を満たすことで免疫力が活性化して健康になる」
という見解が知られており、ヒトは優越感を欲するものと考える。
逆に、ヒトが自殺を選択する場合は「優越感が満たせずに劣等感
が積る」という状態にある者が、そこから「脱却する手段として
死を選ぶ決断に至る」と考える。
優越感を満たす手段として、多くの場合、「他者を使役する、他
者をバカにする、他者にマウントを取る」という行動が選択され
るが、その様な攻撃的手段だけではなく、「他者を助ける、他者
に何かを教える」という行動も、優越感を満たす手段に他ならな
い。
優越感の衝動を抑制できる人間は、特技や長所を自覚していたり、
「これならヒトに負けない」というものを持っていたりする場合。
それがなければ優越感を補う衝動に囚われる可能性を誰もが持っ
ている。もちろん強欲な人間であれば、多少の優越感では満足せ
ずそれを満たす為に暴走していく場合も想定される。
以上の点から、イジメとは「公平や平等なんておかしい。自分は
特別な人間だ」という醜い利己的な意識の人間が行う恥ずかしい
行為である。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
「頑張って」という言葉。
-
普段から人を見下ろす態度を取...
-
他人を見下す人は、自身は努力...
-
派遣切り
-
友達も恋人もいません。 なぜ自...
-
職場での人間関係、
-
職場で一部の人から嫌われたら...
-
職場の人間関係で悩んだ場合、...
-
昔からなぜか同性(女性)のマウ...
-
刃物などを出してくることが心...
-
『監視されながら過ごす』とど...
-
大人の発達障害についての悩み。
-
同じ職場で長年お勤めの方は、...
-
人間関係で仕事を辞めた事があ...
-
他人が苦手で過ぎて、生きるの...
-
職場の人間関係についてです。...
-
以前に
-
人間関係
-
入れ替わりが早い職場
-
DV(ドメスティックバイオレン...
おすすめ情報