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No.7
- 回答日時:
No.6様の「演奏者の解釈で一味違った曲になる」に1票。
それが好きか嫌いか、それは個人の自由ですよね。
フジコ・ヘミングさんが欧州時代に困窮した話は、ウィキペディアにも書いてありますので、是非ご覧になって下さい。きれいごとではありません。
フジコ・ヘミングさんの弾き方が、彼女の解釈なのか、心の声なのか、それが楽譜と違っても、それを受け入れる聴衆がいます。
評論家が何と言おうと、好きなものを好きになっても良いじゃないか、と私は思います。
ちょっと前に、このスレで月光の終楽章の速さの議論がありましたが、それも、好きなものは好きなんだから、理屈を盾にとやかく言わないで欲しい、と私は思います。
ちなみに、ジョージ・ルーカスのバッハ、私も大好きです。
No.6
- 回答日時:
質問からズレた回答です。
故フジコヘミングさん演奏のラ・カンパネラはクラシックの専門家から酷評されていますので、ラ・カンパネラという曲が好きで長年愛聴していたクラシック曲ファンから低評価になる可能性高いと思います。
一方、そもそもラ・カンパネラという曲そのものを知らなくて、NHK番組の影響でにわかファンになった人たちの多くは、素晴らしい演奏と感じている可能性高いです。
この現象は、カラオケ採点で、心に響く歌い方をした人よりも、譜面通りにキチンと歌った人が高得点になるのと似ています。
私自身は、若いころにロックバンドのELPが演奏した「展覧会の絵」からクラシック音楽に興味を持ち、ジャス演奏の「プレイバッハ」を聞いてバッハの曲に傾倒し、オーケストラによる映画音楽を楽しみ・・・ということでラ・カンパネラという曲そのものには誰が演奏してもあまり興味は湧きません。
ところで、youtubeではオリジナルのカバー曲も数多く流れていますが、つい最近、チューリップの「心の旅」と言う曲をGOGO7188のカバーで聞きましたけど、気に入りました。
オリジナルの楽曲が新時代の演奏者の解釈で一味違った曲になるというのも、なかなかよいものだと思いました。
以下、質問とは完全に離れますが、フジコヘミングさんに気づかされたことです。
「あの人に会いたい」という番組は録画して毎回見ていますが、音楽家の坂本隆一さんの回もなかなか凄く、彼の言った「音楽を楽しめるっていうことは平和じゃないと楽しめない」という言葉が非常に印象的で、そのとおりだと思いました。
フジコヘミングさんのあの人に会いたいは録画しているので、今日見ましたが、いろいろと壮絶なエピソードが省略されて上澄みの部分だけになっていました。また、彼女はヘビースモーカーです。
貧困のどん底で盗みのようなことをして飢えをしのいだこともあったそうですが、彼女が驚きの表情で「向こうの人は懺悔したら罪はすべて許されるの」と言ったことで、これこそが欧米の人々と我々との決定的な違いと気づかされ、非常に感謝しています。
No.5
- 回答日時:
ミスタッチは、完全なミスで、アレンジではありません。
具体的には、例えばドの鍵盤を叩くときに、レの鍵盤もちょっと触ってしまって、余計な音が出ることです。時には、ドには全く触れずに、レの音が出るようなミスタッチもあります。
まあ、そんなのが曲中2~3か所あっても、全体の流れには影響ないと考えれば許せますが、コンクールでは減点対象です。
フジコ・ヘミングさんは、そんなことに注意を払うより、全体の流れを作っていくことに集中しているんでしょうね。
あと、ミスタッチは、ライブでは聴けますが、CDは録り直しをするので、ほぼ聴かれません。
ただ、中には真剣勝負のワンテイクのみ、という演奏家もいて、そんなのがCD化されたりします。ピアニストではないですが、ヴァイオリニストの天満敦子さんはワンテイク派だと読んだことがあります。
確か、エックレスのヴァイオリンソナタでは、天満さんが突っ走って、ピアノ伴奏が遅れてズレている演奏が、そのままCD化されていましたよ。
フジコ・ヘミングさんのオーケストラとの共演も、そんなところがあります。自分の心とか魂が歌い出したら止まらないのでしょうね。聴く方はそれが心地よいのです。
あと、蛇足ですが、辻井君はジャジーな(ジャズっぽい)演奏をしますね。ノリで流れを作っていく感じです。
欧州やロシアのコンクールではなく、米国のコンクール(ヴァン・クライバーン・コンクール)で賞を取ったことも何となく分かります。
私は、あまり好きではありません。
No.4
- 回答日時:
No.3です。
4月に亡くなられていたんですね。ショック!
フジコ・ヘミングさんのCDを10枚ほど持っていますので、今日は自宅で追悼演奏会を行います。
フジコ・ヘミングさんは、若い頃、海外留学先で困窮し、中耳炎をこじらせて難聴(晩年は片耳のみが半分くらいの聴力)になったことを徹子の部屋で語ってみえました。
その番組の中でも、全く飾らない人でした。ピアノは猫のエサのため、とか言う人でした。
でも私は、生い立ちを重ねて音楽を聴き、涙してしまうんです。
ラ・カンパネラなんかめちゃくちゃ遅い演奏ですし、また、他の曲でもミスタッチが多いことから、テクニック無いんじゃないかとか言われますが、音コン2位です。だから、テクニックが無い訳じゃありません。
テクニックで聴かせる演奏家ではないのです。
この回答へのお礼
お礼日時:2024/11/17 08:30
昨日、ちょうどNHKの番組「あの人に会いたい」で見て注目する機会となりました。
ミスとは、間違いでしょうか?アレンジでしょうか?
それはどちらでも良いくらい全体が良いのでしょうか。
興味深いです。でも、私にはわからないでしょう。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
今はだいぶ衰えがありますが、若い頃は素晴らしいテクニックの持ち主だったそうです。
松岡三恵さんというピアニストのCDが、いわゆる幻盤としてコレクターの垂涎の的になっているのですが・・・、
その松岡さんは、1954年、17歳で自分のピアノを持たないまま第23回日本音楽コンクールに出場して第1位特賞を獲得しました。
この時の第2位が、東京藝術大学在学中だった現在のフジコ・ヘミング(当時は大月フジ子)さんでした。
フジコ・ヘミングさんは、そんな経歴の持ち主なんですが、賞なんてどうでも良い、過去なんてどうでも良いという感じの所作が素敵です。
この回答へのお礼
お礼日時:2024/11/17 08:25
貴重なお話をありがとうございました。
やはり、QAサイトならではの情報です。
自分でちょっと調べても、辿り着けなかったお話です。
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みなさま、このたびは、貴重なお話をありがとうございました。
どのお話も大変参考になり、どれか一つをベストアンサーにすることができません。
このまま締めさせていただきます。><