メールの自動転送は何故危険？

最近システム管理部局に異動になりました。そこではメールの他ドメインへの自動転送は規則で禁止しており、自分で設定してもサーバでブロックしているようです。ユーザから自動転送したいという声を聞くのですが、何故自動転送はいけないのでしょうか？禁止している規則がセキュリティポリシーなので、ウイルスとか、そういうものを懸念してのことでしょうか？ご存知の皆さんお教え願います。

No.1 回答者： bantoh 回答日時： 2005/05/22 11:40

　多分，最大の理由は「無限ループメールが発生する可能性があるから」だとおもいます。

　例えば，２つの転送ホストがあって，お互いに転送先に指定していれば，どちらかに届いたメールは無限ループしてしまいますので，サーバに異常な負荷が掛かってしまいます。そのため，一般の転送メーラーでも「転送指摘できる場合でも転送先が別の転送ホストの場合は転送をキャンセルする」などの処理がされることが多いようです。

　他には，「スパムメールやハッキングの中継役になる可能性」とか「ウイルス，ワーム媒介の可能性」でしょうか？

No.2 回答者： kitisan25 回答日時： 2005/05/22 11:42

セキュリティーがらみの理由ということでしたら、第三者へのデータ流出防止のためじゃないでしょうか。

たとえばアドレス設定間違いにより全く無関係の第三者にメールが転送されてしまったりとか、悪意の第三者により不正に転送の設定がされて、メールの内容が筒抜けとか。
最初の例は転送先に設定したはずのアドレスにメールが来ないので気がつくかもしれませんが、二つめの例は、転送の設定を見直さない限り気がつきませんからね。
どちらの場合も情報の漏洩ということになりますから、会社へのダメージは言うまでもないことでしょう。

No.3 回答者： Microstar 回答日時： 2005/05/22 11:45

私も同じような仕事をしているので、こちらの会社でも自動転送を禁止しています。

こちらの会社の場合は容量制限があります。
ここでは容量制限を例にして書きます。会社によっては、制限する設定内容が違いますから。
理由は、仮にメールサーバーが容量制限するとして、それより大きいメール容量は送れないようになっています。
そのため、クライアントＰＣから容量大のメールを送ると容量制限に引っかかり跳ね返されて、メールソフトはメール送信完了と認識できずまた同じように送信しようとしてという無限ループを繰り返すことになり、メールサーバーがパンク状態になってしまうからです。
他にもウィルスのばら撒きも防ぐのもありますが。
それくらいしか浮かびませんが。