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在来線鉄道に関する質問です。
昔の抵抗制御車と言えども、色々な駆動装置方式が採用された事例がありますよね。
方式によっては走行音(モーター音)のうるささとかが違ったりしますが、私なりの経験ではこんな感じのようなものがあります。


◎吊掛駆動式⇒最も原始的な方式であり、うるさいのは加速時や電制時だけ。惰性走行時はモーター音がしない。武士の雄叫びのようなモーター音が印象的。
◎直角カルダン式⇒昔の相鉄が良く好んで採用していた方式で、モーター音が割と静か。東急初代5000系も、この方式。
◎WNドライブ式⇒近鉄・阪急といった標準軌民鉄事業者が好んで採用していて、モーター音が結構静か。狭軌の小田急でも、この方式を標準にしていた。
◎中空軸平行カルダン式⇒国鉄・東急(一部を除く)・西武・名鉄などの1067㍉ゲージ狭軌事業者にて好んで採用された。高速域では、モーター音のうるささが悪目立ちする。


吊掛駆動式はさておきとするも、どういう訳か中空軸平行カルダンは色々なカルダン駆動のなかでもトップクラスにうるさいのですが、なぜ中空軸のモーター音がうるさくなったりするのでしょうか?
駆動装置の構造上の問題とか、モーターのファン構造の問題とかもあるでしょうが…。

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A 回答 (1件)

おはようございます。



【回答】
駆動方式の問題ではなく、使っている主電動機の問題です。

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中空軸平行カルダン駆動だと、西武2000系や東急8500形等あるのですが、この2つは同じ主電動機を使っています。
国鉄だと113系や103系等ありますが、これ等だと主電動機の音より冷却ファンの音の方が目立ちますね。

小田急3000系(SE車)や3100系(NSE車)も中空軸平行カルダン駆動なのですが、比較していただければ駆動方式の問題ではなく主電動機の問題だとご理解いただけると思います。

直角カルダン駆動方式は東急5000系(初代)や相鉄車の採用事例が有名ですね。
大型のモーターが搭載出来るというメリットはあるのですが、軸距が伸びてしまいます。
直進での安定性は良いのですが、どうしても台車が大きくて重くなってしまうので、レールの継目での衝撃と音は大きくなってしまいます。
駆動方式以上にレールの継目での衝撃や音の方が目立ちますね。
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