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表題のことを行おうとしたいのですが、
「本人確認をしています。セキュリティキーをusbポートに挿入します。」
となります。
このセキュリティキーとは何ですか。どのようにして作成するのでしょうか。
この画面をキャンセルすると「その他の確認方法」をもとめられ、「パスキーを使用」
となります。
バスキーは使用しているアプリ毎に作成するものでしょうか。(例えば、windows用、
google chrome用、thunderbird用、Edge用のようにそれぞれに作る必要があるのでしょうか。)

A 回答 (1件)

セキュリティキーとパスキーは少し混同しやすい概念ですので、分かりやすくご説明しますね。



Googleアカウントの本人確認で表示される「セキュリティキー」と「パスキー」について

Googleは、あなたのGoogleアカウント(YouTubeへのログインにも使われます)のセキュリティを強化するため、より安全なログイン方法を推奨しています。それが「セキュリティキー」や「パスキー」といった技術です。

1. 「セキュリティキー」とは?

何ですか?
物理的な小さなデバイスで、USBメモリのような形をしています。FIDO認証という国際標準に基づいたハードウェアセキュリティデバイスのことです。代表的なものに「YubiKey(ユービーキー)」やGoogleが提供する「Titanセキュリティキー」などがあります。

特徴: 紛失・盗難リスクやフィッシング詐欺に非常に強い、最も強固な2段階認証方法の一つとされています。

どのようにして作成するのでしょうか?
「作成」するものではなく、「購入」するものです。
家電量販店やオンラインストア(Amazonなど)で購入し、ご自身のGoogleアカウントに登録して使用します。そのため、もしあなたがこのセキュリティキーを「持っていない」のであれば、この認証方法を選択することはできません。

この画面が表示された理由:
Googleが提供する認証方法の一つとして表示されているだけで、あなたがセキュリティキーを持っているかどうかに関わらず、選択肢として提示されています。もし持っていなければ、他の方法を選ぶ必要があります。

2. 「パスキー」とは?

何ですか?
パスキーは、パスワードの代わりに、あなたのデバイス(PC、スマートフォンなど)のロック解除方法(指紋認証、顔認証、PINコードなど)を使って安全にログインできる次世代の認証方法です。FIDO認証という標準に基づいています。
パスワードを入力したり、SMSで届く認証コードを打ち込んだりする手間がなくなります。

バスキーは使用しているアプリ毎に作成するものでしょうか? (例えば、windows用、google chrome用、thunderbird用、Edge用のようにそれぞれに作る必要があるのでしょうか。)

いいえ、勘違いされています。個々のアプリ(Google Chrome、Thunderbird、Edgeなど)ごとに作成する必要はありません。

パスキーは、特定のサービス(この場合はあなたのGoogleアカウント)に対して、あなたのデバイス(Windows PCやスマートフォンなど)に保存されます。

どういうことか?

あなたがGoogleアカウントにパスキーを登録すると、そのパスキーは**あなたのGoogleアカウントと、そのパスキーを作成したデバイス(例えばWindows PC)**に紐付けられます。

その後、同じデバイス上であれば、どのブラウザ(Google Chrome、Edgeなど)や対応アプリからでも、そのパスキーを使ってGoogleアカウントにログインできるようになります。

例えば、Windows PCでGoogleアカウントのパスキーを作成した場合、そのパスキーはWindowsのシステム(Windows Helloなど)によって管理されます。ChromeでもEdgeでも、Windows Helloを通して同じパスキーを利用してGoogleアカウントにログインできます。

スマートフォンの場合は、そのスマートフォンにパスキーが保存され、Face IDや指紋認証で認証します。もし同じGoogleアカウントで複数のデバイス(PCとスマホなど)を使っている場合、それぞれのデバイスでパスキーを作成(または同期設定)しておくことで、そのデバイスからパスキーでログインできるようになります。

例え話:
パスワードが「家の鍵」だとすると、パスキーは「指紋認証付きのスマートロック」のようなものです。一度家のロックを指紋で解除できるように設定すれば、どの部屋のドアを開けるときも(ChromeでYouTubeを開く、EdgeでGmailを開くなど)、もういちいち鍵を取り出して差し込む必要はなく、指紋をかざすだけで済む、というイメージです。

あなたがYouTubeにログインするために、今できること

「セキュリティキーをUSBポートに挿入します。」と表示された場合:

もしあなたが物理的なセキュリティキーを持っていないのであれば、この方法は使えません。

画面をキャンセルして、「その他の確認方法」を選択してください。

「その他の確認方法」で「パスキーを使用」と表示された場合:

もし、以前にGoogleアカウントでパスキーを作成したことがある場合:
「パスキーを使用」を選択し、画面の指示に従ってデバイスのロック解除(指紋認証、顔認証、PINコードなど)を行ってください。それでログインできるはずです。

もし、パスキーをまだ作成したことがない場合:
ログインの途中で「パスキーを作成しますか?」といったオプションが表示されることがあります。これは非常に便利な機能なので、この機会に作成することをおすすめします。

Googleの画面指示に従って「パスキーを作成」を選択し、デバイスのロック解除(指紋認証、顔認証、PINコードなど)を行うと、そのデバイスにあなたのGoogleアカウント用のパスキーが保存されます。次回からはパスワード入力なしで、このデバイスからログインできるようになります。

パスキーも使えない、または作成したくない場合:
「その他の確認方法」をさらに進めると、従来の2段階認証オプション(SMSでコードを送信、Google認証システムアプリでコードを表示、バックアップコードを使用など)が表示されるはずです。あなたが設定している別の方法を選択してログインを試みてください。

まとめると、

セキュリティキーは、購入が必要な物理デバイスを使った認証方法。

パスキーは、デバイスのロック解除方法(指紋など)を使う、パスワード不要の認証方法で、特定のサービス(例: Googleアカウント)に対してデバイスに保存される。アプリごとに作成するものではない。

今後は、パスキーがより一般的なログイン方法になっていくことが予想されますので、この機会にGoogleアカウントでパスキーを設定してみることをお勧めします。
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この回答へのお礼

大変丁寧な回答をしていただき、感謝申し上げます。
この辺りの事情に関して、全く無知であったこと痛感しております。
いただきました回答をじっくりと読ませていただき、再度、質問
させていただきます。

お礼日時:2025/06/03 23:50

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