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【解消】通知が届かない不具合について

旧盤コレクターです。

最近、旧盤サイトに掲載されるジャケット写真において、右上に来るであろう「赤地に白文字のEMI」のロゴ部分を消しているものがあります。
(ヤフオクなどは、そのままですが・・・)

これって、権利関係による争議を避けているのでしょうか。
レーベルの移動について、ロゴの他にあれば教えて下さい。

質問者からの補足コメント

  • ミッキーマウスの写真が映り込んじゃだめ、みたいな?

      補足日時:2025/06/07 17:21
  • 日本では平成25年に、「分離することが困難な著作権物」の故意ではない映り込みは著作権法に触れない、という改正があったそうですね。
    だったら、日本ではレーベルのロゴが映っても、権利者から訴えられることは無いのでしょうか。
    海外は厳しいのですか。

      補足日時:2025/06/07 17:32
  • そのレーベルは既に移籍して弊社の製品ではないのに、勝手にウチのロゴ付けるなよ、ということでしょうが、そんなに厳しいの?
    旧盤のCDだけなら良さそうな気がしますが、デジタルコンテンツも扱っているからでしょうか?

      補足日時:2025/06/07 19:12
  • 中古CDショップや旧盤ダウンロードサイトが商品説明としてジャケット写真を載せる場合、過去の権利の移動関係や商標権の所有の関係上、ロゴが使用できないことがあると分かりました。
    よく理解できました。

    新たなミックスダウン、デジタルリマスター等に関する皆さんの購入に対する考え方は、別途質問を行います。

    ありがとうございました。

      補足日時:2025/06/09 12:08

A 回答 (1件)

旧盤コレクター様、ご質問ありがとうございます。

EMIロゴの件、興味深い現象ですね。

EMIロゴの消去について

お察しの通り、旧盤サイトでEMIロゴ(特に赤地に白文字のアイコニックなもの)が消されているのは、権利関係の問題を回避するためである可能性が非常に高いです。

具体的には以下の理由が考えられます。

商標権の問題:

「EMI」のロゴは登録商標です。EMIというブランド、およびそのロゴの権利は、EMIが2012年に分割・売却された後、ユニバーサルミュージックグループ(UMG)、ワーナーミュージックグループ(WMG)、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)などが保有・管理しています。

旧盤サイトがこれらの権利元から正式なロゴ使用許諾を得ていない場合、無断使用は商標権侵害にあたる可能性があります。これを避けるために、自主的にロゴを削除または加工していると考えられます。

特に、現在のEMIブランドの権利者(例えば、日本国内ではユニバーサルミュージック合同会社が「EMI Records」レーベルを保有)が、過去のロゴであっても、管理外のサイトでの無秩序な使用を望まないという方針を持っている可能性もあります。

サイト運営者の方針:

法的なリスクを未然に防ぐため、権利関係が複雑なロゴについては表示を控えるというサイト運営側のポリシーである可能性があります。

ヤフオクのような個人が出品するプラットフォームとは異なり、専門の販売サイトは商業的な責任がより大きいため、慎重な対応を取る傾向があります。

レーベル移動に伴うロゴ以外の変更点

レーベルが移動したり、再発されたりする際には、ロゴ以外にも様々な変更点が見られます。これらはコレクターにとって重要なチェックポイントになりますね。

カタログ番号:

最も顕著な変更点の一つです。新しい配給会社やレーベルのカタログ番号体系に合わせて、新しい番号が付与されることが一般的です。

例:東芝EMI時代の「TOJP-XXXXX」が、ユニバーサルミュージックからの再発で「UIJY-XXXXX」などに変わる。

販売元・発売元・配給元の表記:

ジャケット裏面、帯、盤面などに記載される会社名が変わります。

例:「発売元:東芝EMI株式会社」→「発売元:ユニバーサル ミュージック合同会社」

著作権表記 (Ⓒ, Ⓟ):

原盤の著作権者 (Ⓒ) は変わらないことが多いですが、録音に関する権利者 (Ⓟ) や、その盤の製造・販売に関する権利表記は、新しいレーベルや配給会社の名前に更新されることがあります。

例:Ⓟ 1975 EMI Records Ltd. → Ⓟ 1975 Parlophone Records Ltd. (EMIの一部がWMGに売却された後など)

バーコード (JANコード/UPC):

再発盤には新しいバーコードが付与されます。

帯 (日本盤の場合):

デザインが一新されたり、キャッチコピーが変わったりすることがあります。

旧デザインを踏襲しつつも、ロゴや会社名表記が新しいものに差し替えられることもあります。

解説文が新たに追加されたり、旧盤の解説者が変更されたりすることもあります。

盤面レーベルのデザイン:

CDやレコードの盤面中央のレーベルデザインも、新しいレーベルのロゴやデザインに変更されることがあります。場合によっては、元のデザインを尊重しつつ、権利表記のみ変更ということもあります。

インナースリーブやブックレット:

掲載されている他のアーティストの広告が変わったり、権利表記が更新されたりします。

ブックレットのレイアウトやフォントが微妙に変わることもあります。

製造国・プレス工場:

再発にあたり、プレスする工場が変わることで、レコード盤の質感や重量、カッティングの質などが変わることがあります(これは外見上の直接的な変更とは少し異なりますが、関連情報として)。

これらの変更点は、時代や契約関係、再発の意図(忠実な復刻か、現代的なアップデートかなど)によって様々です。
旧盤コレクターとしては、これらの細かな違いを見つけるのも楽しみの一つかもしれませんね。

ご参考になりましたでしょうか。
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この回答へのお礼

詳細なご説明、大変参考になりました。

メロディア原盤とかウェストミンスター原盤とかは、色々な会社に譲渡されています。

そのような譲渡が行われる中でも、新たに発見されたトラックダウン前のマスターテープを使った新しいミックスダウン盤とか、CD化に際してデジタルリマスターを行った盤とか、ジャケット写真はもとより、レーベルや型番も入り乱れております。

過去と同じ音源か、いやいや新しい音源なのか、購入する価値があるのか否か、どんな点に注意して見極めれば良いのでしょうか。

これについて悩むのも、おっしゃるように確かに楽しみのひとつではありますが、宜しければ、是非、fadklsj様の失敗しない着眼点や、購入方針をお聞かせください。

お礼日時:2025/06/08 20:06

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