落語の演目で

落語の演目で「思いがけぬこと」(いいことと悪いこと)をテーマにした噺はありませんか?
教えてください。

No.1 回答者： haruchiyo 回答日時： 2005/06/04 11:51

芝浜（↓の方のブログがわかりやすくて面白いです。

)
http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2004 …

なめる
芝居小屋に行った男がきれいなお嬢さんと知り合いになる。→家にまで招待されて大ご機嫌→折り入って頼みが→胸にできたおできをなめてくれと言われる→無理やりなめさせられて、翌日亭主気取りで行ったら家はもぬけの殻→さて？
という話です。「落語　なめる」で検索すると要約がたくさん出てきます。

No.2 回答者： sacristain 回答日時： 2005/06/04 14:45

落研出身で、たいていの噺は知っていますが、

質問者さんのおっしゃる「思いがけぬこと」（いいことと悪いこと）
の意味がわかりません。
（「思いがけぬこと」と「いいことと悪いこと」の関係もわからないので）
もうちょっと具体的にご説明願えませんか？

私の勝手な解釈では、「しめこみ」などが当てはなるかな．．．と。

この回答への補足

有難うございます。
確かにちょっと抽象的な表現ですいません。
私が知りたいのはサプライズ
例えば「わらしべ長者」のような噺が知りたいのです。
ありますでしょうか？

補足日時：2005/06/04 17:41

No.3 回答者： jakyy 回答日時： 2005/06/04 20:35

「思いがけぬこと」(いいことと悪いこと)で思いついたものをあげておきます。

【骨つり】
魚釣りをしていたら、人骨がかかってしまったので、
供養したら、色々なことがおきます。　
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug …

【狸の化寺】
お寺に泊まって狸に化かされる話です。
下げが傑作です。
擦れる……、金が。
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug …

【八五郎出世】
八五郎の妹がお殿様の目にとまって側室になり、
そのお鶴がお世取りを産んだという話です。
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug …

【千両みかん】
原因不明の病の若旦那が蜜柑を食べたいというので、
季節はずれの蜜柑を探す話です。
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug …

【星野屋】
お金をめぐるお話ですね。
最後のオチがいいですね。
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug …

【上方落語357演目】
下記のところに上方落語大全集のHPがありますので、
お暇な時、お読み下さい。

http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/index …

参考URL：http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/index …

No.4 回答者： sacristain 回答日時： 2005/06/05 19:38

＃２です。

「わらしべ長者」的な演目として思いついた物を挙げます。

「田之久」（たのきゅう）：これこそ「わらしべ長者」って感じです。

「妾馬」（めかうま）：＃３の方が「八五郎出世」として紹介なさっているものです。
これは、「妾」という言葉が使えない某公共放送局用に考えられた（放送局用）演目です。

「五貫裁き」又は「一文（いちもん）惜しみ」：ちょっとご質問の趣旨からは外れるかもしれませんが、
展開が面白いので。

「一文笛」：米朝師の高座を今でも鮮明に思い出します。これはドンデン返しの落ちです。
（ちっとも「わらしべ長者」じゃないけど）

本当はもっと思い浮かんで来そうなんですが、
とりあえず今日はこれまで。

No.5 回答者： -misaki- 回答日時： 2005/06/06 18:02

そして『火焔太鼓』を忘れてはいけません^^

No.6 回答者： sacristain 回答日時： 2005/06/08 12:38

＃４です。

「たのきゅう」の字が間違っていました。「田能久」が正しい字です。ごめんなさい。

質問者さんとしては「わらしべ長者」的な筋のもの、とのことですが、
落語本来の性質上、あまりそういう類の噺はありません。
（落語は主に、立身出世コースから外れた人が主人公なので）
ただ、以外な結末、面白い展開ということで、以下のような噺があります。

「井戸の茶碗」（これは「わらしべ長者」に近いもの）
「三方一両損」
「居残り佐平次」
「唖の釣り」
「お血脈」（おけちみゃく）
「真田小僧」
「抜け雀」
「猫の茶碗」
「はてなの茶碗」又は「茶金」
「鰻の幇間」（うなぎのたいこ）
「六尺棒」
「へっつい幽霊」
「まんじゅう恐い」
「百年目」
「帯久」（おびきゅう）
「壺算」（つぼざん）
「包丁」

この中に条件に当てはまるものが、いくつかあると思います。