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両生類や爬虫類には本当に体温は無いのでしょうか?
両生類や爬虫類だって生きていて、細胞が活動している
訳ですから熱が発生すると思うのです。
 とはいえ、哺乳類の様に常に一定の体温を維持できなくても不思議に思いませんが、
でも特に季節的に夏なんて、活発に動けるわけですから、細胞自体からも発熱
すると思うのですけど、実際の爬虫類や両生類の体温は外気温と比べて
どうなのでしょう?少しは高いののでしょうか?
 また細胞レベルで変温動物の細胞と高温動物の細胞とでは発熱量はどれほどちがうのでしょうか?
 よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

変温動物といえども体温はありますよ。

そして調節が出来ないわけではないですから,一定の体温を持つ変温動物は多数います。変温動物は体温調節機構が無く体温は外気温に左右されると言ったことは,日本の理科教育の大きな間違いと思います。

例えば,有名なものを幾つか上げますと,日本ミツバチは外気温にかかわらず40℃前後,アカウミガメは海水温18℃近くでかなり変動しても23℃前後,同様の海水温でクロマグロ35℃前後等。

変温動物は,確かに個体を動けない状態にしますと体温維持は難しくなります。しかし,自然の状態ではミツバチの例では,羽をふるわせることで体温は上昇しますし,さらに寒ければ巣で固まりになって体温を維持できます。また,飛翔中は体温がかなり上昇しますが,高温となった体液を腹部に回し,風邪で冷やすラジエターで体温調節をしています。

クロマグロでは,泳ぎ続けなければ呼吸が出来ませんから絶えず泳ぎ続けます。この際の筋肉からの発熱は相当なものです。ですから,体温上昇の仕組みはほとんど必要ありませんが,鰓で水流により血液の温度を下げる,これもラジエターを持っています。泳げなくすると,体温はすぐに50℃近くまで上がって筋蛋白質が熱変性してしまいます。この現象を「焼け」と言うようです。

変温動物の筋等の発熱量はほぼ同じと考えて良いでしょう。厳密には爬虫類等の持つミトコンドリアは哺乳類のものと違い効率がよいもののようです。ですからいくらか発熱量は低くなるはずです。

特殊な環境の動物をのぞき酵素の至適温度もほぼ同じようです。クマだったかヤマネだったか記憶が定かではありませんが,冬眠中は低温に至適温度を持つ酵素群に変える事が出来る動物もいるようですが…

きりがありませんのでこの辺で…
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
大変勉強になりました。ウミガメは23℃前後、クロマグロ35℃前後ですか、
クロマグロなんて、人間の体温と殆ど変わりませんね。さらに泳げなくすると50度ですか?すごいですね。そんな体温なら人間でも死んでしまいますね。
 またいろいろ教えてください。ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/24 22:50

マグロみたいな魚類でも体温ありますよ。


かなりエネルギーつかっていますから。

日本の真夏だと、人間でもへばりますから、爬虫類は水で冷やすんでしょうね。
昆虫などは、もろ外気温じゃないでしょうか。

変温動物は、わざわざ体温を維持するエネルギーをつかわない、ということだけで、体温を消すための装置があるわけじゃないです。

(利点は、エネルギーをつかわずにすむ。食料が少なくても生きていられる。寝ている間に食われたら困るから冬眠には苦労するけど。)
熊みたいな恒温動物は、冬眠してても体温を維持するために腹は減ります。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
おおー! マグロは体温高そうですね。そーいや吊り上げたマグロを直ぐに
冷凍するのは自分の体温で傷んでしまわないようにする為だって、テレビで
やっていたような気がします。
 ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/24 16:00

もちろん体温はありますよ。



変温動物って、つまり体温の維持が出来ないだけなんですから。
自分の好む温度帯以外ではうまく活動できないんです。暑いときに放熱することは何とか工夫できても寒いときに温度を保つことは難しいんでしょうね。
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この回答へのお礼

 お返事ありがとうございます。
あ、やっぱり体温はあるのですね。
サーモグラフィーなんかで見れば外気より
体温が高い場合も観察されるのでしょうか?

ありがとうございます。

お礼日時:2005/07/24 15:58

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