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皆様こんにちは。この質問をご覧になってくださり有難うございます。
それでは、さっそく質問なのですがー
映画(テレビなどでも)のスタッフには美術という項目(役割?)がありますよね。
美術とはどういった事をするのでしょうか。
そして、その仕事に就く為に、必要な資格等はあるのでしょうか。

どなたか詳しい方、回答宜しくお願いします(冫、)

A 回答 (2件)

大雑把にですが一本の映画を作るにあたって、美術関係のスタッフは


デザイナー、デザイナー助手、装飾、装飾助手、小道具といったパートがあります。

国内の映画の場合、それぞれの映画会社の撮影体制によって違いがあるのですが(松竹には松竹のやり方、東映には東映のやり方といったそれぞれの撮影所で培われた伝統みたいなもんです)、予算が3000万円規模の作品から数億円のものまで美術パートと呼ばれるスタッフはだいたい3~6人です。
上記以外にもセットの建て込みをする方たちもいますが、映画のスタッフロールにクレジットされることはまずありません。

衣装関係は別の専門のスタッフが当たるので、通常は切り離されています。メークや結髪も同じです。

仕事の内容は映画に出てくる、役者の衣装と髪型とメークを除くすべての『人工的なモノ』に係わることです。
ちょっと抽象的な言い回しになってしまいましたが、映画に登場する人物たちの部屋のデザインを設計したり、そこに置く家具など調度品をどうするかを決めたり、その人物がどんな靴を履いていて、腕時計はどんなものをしているか、コーヒーを飲むときにどんなコップを使うのか、といった事細かなところまで美術パートの仕事になります。

かなり大雑把な説明になりますが、デザイナーはその全部の責任者で、調度品は装飾、役者さんが身につけるものが小道具の受け持ちということになります。

資格というものは僕の知る限りでは特に無いと思いますが、デザイナーはセットを建てるときなど図面を引くことになりますし、他の美術パートのスタッフも、図面を読んだりするなど、建築関係の知識は多少とも必要だと思います。

また脚本を読んで、美術的な構想を練るために、『映画の勉強』も必要です。
カメラマンや監督と打ち合わせなどするときに、映画界特有の用語や、古今の名作の話題なんかが出てきたら、わからないと困りますもんね。


日本を代表する有名な美術デザイナーの方たちが書かれた著書があるので紹介しておきます。

時代劇で有名な西岡善信さんの著書です。
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鈴木清順監督作品で有名な木村 威夫さんの著書です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898301 …

黒澤作品で有名な村木与四郎さんの著書です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845998 …

他にも映画美術の本はいろいろとあるので、参考にしてみてください。また各人のデザイナーの担当された作品を見ることもお勧めします。

ちょっと難しい話になりますが、実際に存在するものを、そのまま作ったり飾ったりするのが美術の仕事ではないので、どうしてあの場面に、あのデザインをしたのかなど、映画の表現=映画言語、というものも学び取ってもらえると、またすばらしいことだと思います。
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監督の意向にあわせて、背景イメージやセット、大道具、小道具、衣装まで、設計し制作する職種ですね。



美術といっても、先にあげたとおり、いろいろなジャンルがありますので、それぞれ必要な知識やキャリアは違うと思います。

lstemさんがどのジャンルに進まれたいのかわかりませんが、その道のトップになりたいのでしたら、絵が描けることが第一なんじゃないかと思います。
資格なんかはないです。とりあえずアルバイトでも何でも現場にいって経験をつむことですね。
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