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扶桑社の歴史教科書に賛成ですか?

A 回答 (46件中31~40件)

#6です。


 だからすり替えはやめましょう。
 今話しているのは第二次世界大戦と太平洋戦争のことであって、日本海海戦のことに話を広げる必要はありません、そういうことを言い出すと、いくらでも例外があります。

 問題は、世界的に認められ、今まで教科書において定着してきた第二次世界大戦、太平洋戦争という言葉をあえて、わざわざ歴史の表面から消えていた大東亜戦争(これこそ戦前の大日本帝国の亡霊だと思いますが)に置き換えているかというところです。(何度もいいますがこの言葉は大東亜共栄圏という大日本帝国の侵略計画から出てきた言葉です。)
 こここそ、この教科書の戦前回帰、全体主義回帰の入り口となる部分であり、決して簡単な言葉狩りなどという単純な問題でかたづけられるものではありません。戦前の閣議決定を、なぜ戦後60年もたって、わざわざ引っ張り出してくる必要があるのですか?そこが問題だといっているのです。

 それにくわえていいますが、厚生省の示す310万という数は朝鮮出身者、台湾出身者などの数を含まず決して正確な数字でないことも重ねてもうしあげておきます。

 それと、家永博士の話が出ましたのでついでにいっておきますが、家永博士の作った歴史教科書は、検定で不合格になりました。
 その理由は偏った表記がみられるという、非常に曖昧なものでした。まさに家永教科書裁判は、教科書検定制度の問題点をはっきり明示したものでした。#2さんの主張は正にその検定制度の問題点をしっかり示す主張です。
 ですから#2さんの言う検定制度に合格した教科書ならどれでも良いという考え方は矛盾していますね。

 検定制度に問題があるからこそ、検定に合格した教科書を、さらに各地の教育委員会で採択するかどうか決めるという安全弁がかけられているのです。(私はそれでも不十分だと思います。なぜなら、採用を決めるのが、現場の教師や保護者でなく、任命制によって任命された教育委員によってなされるからです。)
 その制度においても、扶桑社の教科書の採用はごく少数にとどまっています。

 これが何を意味するか言わずもがなですよね。この教科書は、それだけ多くの問題を内包しそれ故、採用されないのです。

 よって私はこの教科書の採用に反対なのです。
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NO.2です。



NO.6さんに再反論です。

>日本の教科書だから日本だけに通じる名称を使えばいいのですか?

日本の教科書に日本での呼称を用いるのは当然のことです。(結果として国際的に通じる呼称であればよりベターですが)

例えば、『日本海海戦』ですが、英語では『Battle of Tsushima』つまりは『対馬沖海戦』と呼称されているのを見れば分かるように世界のほとんどの国での呼称は『対馬沖海戦』です。

その『対馬海峡』も国際的には『朝鮮海峡』と呼称されています。

しかし寡聞にして「教科書には『日本海海戦』を『対馬沖海戦』と記述せよ」とか「『対馬海峡』を『朝鮮海峡』と記述せよ」といった要求など聞いたことがありませんね。

>それに大東亜という言葉の危険性について私は指摘しているはずです。

単なる言葉狩りですね。

言葉に責任転嫁する方が余程危険です。

>死者の数についてもそうです。何度も言っているように問題は死者の数ではないでしょう。

「数字ではない」のなら初めから数字など書かなければ良い、と申し上げています。

>それに犠牲者310万ならあの戦争はたいしたことではないのですか?その考え方のほうが問題があります。

そんなこと申し上げた覚えはありませんが。

正確な数字を挙げられて憤るくらいなら初めから数字など書かなければ良い、と申し上げただけですが。

>扶桑社の教科書はその多くの犠牲者を出したあの戦争を免罪していることが罪を犯していることだと私は思います。

もう一度家永三郎氏の主張を書き込みます。↓

(1)研究者が、自らの学問的研究に基づいて、自らが正当とするどのような学問的見解を抱いても自由である。

(2)研究者が、その学問的見解をさまざまな形で発表する自由を有する。

(3)研究者が、その学問的見解を教授ないし教育する自由を有する。

(4)学問の研究者が自らの研究成果に基づき、高等学校以下の学校において教材として使用される教科書を執筆し、出版することもまた自由である。

最後に私の考えをもう一度書き込みます。

【検定に合格した教科書ならどこの教科書を採用しようが自由】
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#6です



 #2さんに一言、
 日本の教科書だから日本だけに通じる名称を使えばいいのですか?
 それに大東亜という言葉の危険性について私は指摘しているはずです。
 特にこれから国際社会に出て行く子どもたちに、国際的に通用しない,問題を抱えた名前を教えることが問題だと思います。

 死者の数についてもそうです。何度も言っているように問題は死者の数ではないでしょう!非常に多い犠牲者の数、これが問題なのです。

 私の数も決して大げさなものではありません。厚生省のデータは当時日本領であった朝鮮や、台湾の犠牲者の数は含んでいません。

 それにほかの国の犠牲者を含めると1000万と言う数もあながちでたらめなものではありません。
 
 問題を数字でごまかし、すり替えをするのいい方法だとは思えません。

 それに犠牲者310万ならあの戦争はたいしたことでは
ないのですか?その考え方のほうが問題があります。

 扶桑社の教科書はその多くの犠牲者を出したあの戦争を免罪していることが罪を犯していることだと私は思います。
 
 人の言葉尻だけを捕らえて、問題を論点をぼかし、すり替えるのはいかがかと思います。

 また私が思い込みが激しいかどうかなどはこの論争には関係のないことです。
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この回答へのお礼

回答者さん同士のまじめな討論は大歓迎です。
とても参考になります。

お礼日時:2005/08/18 13:30

大反対です。


人殺ししといて、無かったことにするなんておかしいですよ。責任も取らないし反省もしないし。
他にも理由はありますが、賛成の方が意外と多くてびっくりしました。
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No.2です。



#6さんの反論に一言。

>日本の正式呼称がどうかが問題ではありません。

扶桑社の歴史教科書は、日本の教科書です。

>それと太平洋戦争の犠牲者数ですが、人数の多い少ないが問題なのですか?

数字の誤り(それも根拠なき過大な数字)を指摘された時によくある反論ですね。

正確な数字を挙げられて憤るくらいなら初めから数字など書かなければ良いのです。

>こちらの調査に不備がなかったとはいえませんがそのことでこの教科書が免罪されるとは思いません。

扶桑社の歴史教科書がどんな【罪】を犯したのでしょうか?


#6さんは、かなり思い込みの激しい方のようですね。
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賛成です。

神話から入ることによって日本人と欧米の宗教観の差が解りやすいし、戦中の問題も従来の解釈とは違う視点で教えることによりもっとあの戦争の意味を知る事と繋がるような気がします。大東亜戦争と太平洋戦争の表記の差も視点を変えればどの様に国民を合法的に納得させたか、あるいは欧米の視点から日本の戦争をどの様に見ていたか考えるのに良い材料とは思いませんか?

円周率を約3と教えていた最近の算数で解るとおり世の中教科書が教えることが全て正しいとは限らないと誰しも解っているはずですよ。それを教材として過去の史実を考えるのが正しい歴史の授業じゃないかな(脱線すみません)
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 #6です。


 日本の正式呼称がどうかが問題ではありません。現在、世界でどう呼ばれているかが問題です。あの戦争は太平洋の部分は(Pacific war)太平洋戦争、ヨーロッパ戦線を含めて第二次世界大戦(World WarII)で通っています。大東亜戦争は日本だけの呼称で、世界的には通用しません。なぜそのような名称をあえて教える必要があるのか私には理解できません。また、確かにヨーロッパ戦線は戦っていませんが、あの戦争を考えるときドイツやイタリヤ、ソ連との関係を考えるときヨーロッパ戦線を切り離して考えることはできません。

 それに大東亜と言い方は、大東亜共栄圏というの日本の侵略計画の名前になっています。その呼び方を踏襲するということは戦前の日本の考え方を合理化していく一つの入り口になっているのです。

 それと太平洋戦争の犠牲者数ですが、人数の多い少ないが問題なのですか?
 たとえ310万が正しい数だったとしてもその数はものすごい数ですよ。この責任を無視していることをかずの間違いだけでごまかされるものではありません。こちらの調査に不備がなかったとはいえませんがそのことでこの教科書が免罪されるとは思いません。
 
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No.2です。



No.6さんが反対の理由にあげておられる内容を見て一言。

>第二次世界大戦を大東亜戦争とよぶなど、現在の世界的な歴史観からかけ離れていること。

あの戦争の日本の正式名称は「大東亜戦争」です。

昭和16年12月12日に閣議で正式決定しています。

欧米諸国での呼称はまちまちですが、「第二次世界大戦」との呼称は、欧州戦線を含めての呼称です。

日本は欧州戦線では戦っていません。

>国民1000万を殺した責任

厚生省発表によれば、軍人軍属などの戦死、民間人の国外での死亡、国内での空襲等による死者を合わせて310万人です。


採用に反対をするのは自由ですが、誤った情報は良くないですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
僕も太平洋戦争だと思っていました。参考になりました。

お礼日時:2005/08/17 14:05

No.8の回答者です。


お礼に書かれておられましたことについて補足させていただきますね。
中国の歴史教科書は日本語版が
『入門 中国の歴史―中国中学校歴史教科書 世界の教科書シリーズ』
として出ています。これは中学校用のものですが、4095円と値が張ります。
しかし結構値が張るとともに分厚いですから、読み応えはあるかと。
どのように「反日感情」が生まれてきたかと言うことを知るにはこれが一番いい教科書ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

わざわざご丁寧にありがとうございます。
一度読んでみたいと思います。

お礼日時:2005/08/17 14:03

私は賛成です。


神話世界に関して、アメリカやイギリスなどが歴史教科書に入れる中で、
日本が入れない正当な理由が見当たらないこと、
(中国なども入れていますので)
そして先の大戦を大東亜戦争と正しく標記されていること、(歴史上ではこれが正しい標記と習いました)
これが歴史学科を卒業したものとしての意見です。
しかしながら、まだ若干ながら今の時代に即していないものがあり、考え直すべきところはあると思います。
歴史認識を各国だけの正義にするのはおかしいと思いますんで、その辺は柔軟な対応を求めたいものです。
これが適切な回答か否かは質問者さまのご判断にお任せいたしますが、
これが私なりの見解です。
もう少しだけ時間をお願いします。
中国の歴史教科書をご覧になってない方は読まれることをお勧めします。
扶桑社の歴史教科書を判断するときにではなく、教科書として、どうあるべきかを考え直すために他国の歴史教科書も参考になるはずです。
賛成反対を論じるにはそこから始めてみてはいかがかと思います。
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この回答へのお礼

中国の教科書はどうやって読むのですか?
北京語ですよね??
ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/16 17:43

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