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会社で話していて、疑問が出ましたので質問いたします。
「さきだつもの」という言葉は、「お金」という意味でしか用いられないものでしょうか?
たとえば、「デートに行きたいけど、先立つもの(恋人の意)がね~」という使い方は、どうなのでしょう?

一般的には「お金」の意味と取られるだろうとは思うのですが、皆さんのご認識を教えてください。
よろしくおねがいします。

A 回答 (10件)

もうイコールと思っていいのではないでしょうか。

「先立つもの」を「お金」以外の意味で使うのは、不親切になってしまうでしょうね(^^;

例が適切かどうか不安ですが、「いくら君からの頼みでも、それは厳しいなぁ」と言ったら、「厳しいから勘弁してほしい」であって、「厳しいけどやってやるよ」にはならない、間違っても「厳しいのは分かりましたが、受けてくれるんですか?」などと聞いてはならないのと同じで、その後を省略して十分というコンセンサスができている言葉です。

「デートに行きたいけど先立つものが……」は、どう聞いても財布が厳しいことしか指していないと思います。それくらい密接に「先立つもの」=「お金」です。これを逆に利用して、「……先立つものって、相手のことなんだけどね」と付け加えることで、意外な会話の展開を図ることもできると思います。そのくらい、お金以外を指すと意外なのです。

勿論、「先立つものはお金」という成句が浸透しているからこそ、このコンセンサスになるわけですね。
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この回答へのお礼

なるほど、本来の意味を知ってこそ、意外で面白い言葉の使い方も出来るということですね。ご回答有り難うございました!

お礼日時:2005/08/19 15:54

「先立つものは金」という成句は知っていますが、「先立つもの」が「金」と同義であるというのは初耳ですね。

最近できた新しい用法なんですか? 辞書を三つほど見てみましたが、どれにもそんな慣用句は載っていませんでした。

まあ、仮に「先立つもの」が「金」を意味する慣用句だとしても、本来の文字通りの「他より大切なもの」という意味で使えないということにはなりませんよね。
慣用句が文字通りの意味で使えないとなれば、たとえば「あのスーパーマーケットは『油を売っ』ていない」というのは間違った日本語になってしまいます。

もっとも、慣用句としての意味と文字通りの意味の混同を避けるために、言葉の使い方に注意しなければいけないということはあるかもしれませんが。

私なら、いきなり「デートに行きたいけど、先立つものがね~」といわれたら、お金のことなのか時間のことなのか恋人なのかで悩みますね。まあ、普通は文脈から意味が分かるんだと思いますけど。
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この回答へのお礼

前後の文脈は大切ですよね。
慣用句は辞書にも載っていない場合が多くて、ここで質問させて頂いたのですが、沢山のご回答を頂けてとても参考になりました。この辺で締め切らせて頂きますね。
ありがとうございました!

お礼日時:2005/08/19 15:58

「先立つもの」を勝手にお金以外の意味で使用すると、誤解をうけますよ。

それに、日本語の破壊にもなるし、日本語を勉強している外国人の方にとっても迷惑です。
「デートに行きたいけど、先立つものがね~」という言い方は、デート費用がプー太郎であることを指しているんです。勝手に「恋人がいない」という意味で使うと、「じゃあ、金を出してやるから行って来い」という人も現れたりして、恥をかくだけです。
やっぱり、日本語本来の言葉は本来の意味で使用してこそ、小気味良くピシリと決まるんですね。
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この回答へのお礼

確かに、補足をしないと誤解されそうですね。小気味良く日本語を使いたいものです。ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2005/08/19 15:55

#2さんと#5さんが正解です。


(言語学者の人に聞いてますので)

あくまでもこれは「慣用句」です。

辞書の「先立つ」の意味とは使い方が違います。
何よりも必要なもの=お金ということです。

#6さんの辞書の用例は間違いです。

※最近の辞書には間違った例がたびたび見受けられます。
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この回答へのお礼

辞書にも、編集者の主観が色々入りますしね。何冊かの辞書を調べた方が良い事が分かりました。ご回答有り難うございました!

お礼日時:2005/08/19 15:53

全く問題無いです。


手元の辞書によれば、先立つものとは「物事の最初に必要なのもの」という意味で、「お金に限定されるものではない」です。

仮に「先立つもの=お金限定」だというのであれば、この辞書に載っている用例「~はお金です。」がおかしいことになります。(「お金はお金です」??)
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この回答へのお礼

本来の意味はやはりそうですよね。ご回答有り難うございました!

お礼日時:2005/08/19 15:52

意味はそれで有ってるんだけど、会話上「お金」と口にしてしまう事は


昔からの常識で「恥ずかしい事」だったので、この表現がお金にしか使われないんです。

お金がない=愚痴(ぐち。不平不満)=他人の口から聴きたくない=自分から言わない

でも、そう言う「オブラート」に包む様な日本語らしい表現は減って来てますので
今は、そこまで気を使って話さなくなっただけです。
ドラマでも「お金が無い!」って言うのも有りましたしね。

参考URL:http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C0%E8 …
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この回答へのお礼

なるほど。いかにも日本語らしい表現ということですね。
余談ですが、名古屋で育って東京、大阪と移住しましたが、やはり関西の人(テレビ番組なども)はお金の話題が多いような気がします。地域性ですね。
ご回答有り難うございました!

お礼日時:2005/08/19 15:33

「先立つ」の意味として次のようなものがあります。


 (1)人の先に立ってする。先頭になる。
 (2)あることより前にする。
 (3)先に死ぬ。
 (4)何よりもまず必要である。
の4つです。
質問者さまの場合は(4)に当たります。
確かに、よく巷では「先立つもの=お金」という感覚で使われていますが、
それは単なる一例であって、お金そのものを指す言葉ではありません。
なので、「デートに行きたいけど~」という例はあながち間違いとは言えないと思います。

私もよく親に「早く結婚して欲しいけど、先立つ人いないからね~」と言われます。
余計なお世話だ!(笑)
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この回答へのお礼

私も「先立つ人」が欲しいところです…(笑)ご回答有り難うございました!

お礼日時:2005/08/19 15:31

「先立つもの」だと、どうしてもお金を連想しますね。


「お金のほかに先立つもの」という言い方だと、場合によっては使えるのかもしれません。

・先立つもの(さきだつもの) お金のこと。 ★先ず第一に必要なもの、という意味から。

・先立つ(さきだつ) 1.真っ先に起こる。他のことより先に起こる。第一となる。先んずる。 例:「涙が先立つ」 用例:伊勢-一六「つひに尼になりて、姉のさきたちてなりたる所へ行くを」 2.先に死ぬ。 例:「先立つ不孝をお許しください」 用例:源氏-桐壺「限りあらむ道にも、後れさきだたじと契(ちぎ)らせ給ひけるを」 3.真っ先に必要になる。 例:「先立つものは金」
http://www.geocities.jp/tomomi965/index2.html
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この回答へのお礼

「涙が先立つ」というのは初めて聞きました。色んな使い方があるのですね。ご回答有り難うございました。

お礼日時:2005/08/19 15:30

「先立つもの」


慣用句で「お金」という意味です。
それ以外の意味では、ほとんど使われません(^^;
      
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一般的には、ではなく「先立つもの」とは「お金」のことです。



他では使いません。
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この回答へのお礼

やはり一般的には、そうですよね。ご回答有り難うございました!

お礼日時:2005/08/19 15:28

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