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先日行ったオーケストラのコンサートでの出来事なんですが、開演前や休憩時間に、とある楽器の演奏者が熱心に練習してらっしゃいました。

それ自体どうなの?とも思うのですが、百歩譲ってそれはいいとして、その方の演奏していた曲がプログラムになかったので「アンコール曲かな…」と分かってしまいました。

舞台はピアノ、エレクトーン、バレエの経験しかなく、オーケストラのことは良く分かりません。でも、「舞台裏の姿を観客に見せるなんてとんでもない」と教わってきました。だから、今回のことも考えられないことではあるのですが…

経験者の皆様、教えてください(ちなみに、アンケートではきっちりと意見しました)。

A 回答 (5件)

オーケストラに所属している者です。



学生時代、アンコールしか出番の無い管楽器奏者の友人が、気合が入るあまりに開演前にアンコール曲を舞台で吹いてしまい、後で先輩にこっぴどく叱られてました。
アンコール曲というのは、基本的に
「お客様が満足した場合、その声援のお礼として演奏する曲」
なので、アンコール曲を開演前に舞台で演奏するのはもってのほかだと思います(お客様の声援を演奏者側から要求するようなものですから)。

ただし、演奏会の形態にはいくつかあり、最初から(あるいは休憩時間も)演奏者が舞台に出てよいことになっている場合、そこで楽器を弾くのはマナー違反とは言えません。
まあ程度問題でしょうけど、アンコール曲ではなく、プログラムにある曲なら問題ないと私たちは認識しています。(プロではないのであくまでも私が経験した範囲での解釈ですが)。

演奏時間以外は舞台に進入禁止、となっている場合で舞台袖でどうしても弾きたい場合は音を抑えるのが通常です。
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この回答へのお礼

ありがとうごさいます。どんな演奏形態かは分かりませんが、アンコール曲を練習して、怒られることもあるんですね。でも、舞台で練習するのはマナー違反ではないとのこと、参考になりました。

お礼日時:2005/08/25 13:37

ステージの上でですか?よほど切羽つまっていたのかな、という気がします。



寄せ集めのプロでの企画の場合などは当日リハ一発ですぐに本番ということもあり、パートによっては当日楽譜を渡されるということも。もし定期演奏会などや、みっちりリハをやっている楽団の場合はそんな必要がないでしょうが、リハ一発などの場合は本番で音をはずさないことがプロのお仕事なので、少しでも音だししながらさらうかも。たいていそういう場合は企画側がギャラを節約するためにリハ回数を極限まで減らしているケース多いです。演奏側もわかっていて、「音だしさせてもらうよ」ということでやっていることもあります。聴衆からするとちょっと興ざめですが、そういう背景が多々あります。

あと、管楽器系の人は唇やリードの調子をぎりぎりまで合わせるために、気になる部分を開演前や休憩時間にさらうこともあります。オーケストラだからこそできることで、ソロや室内楽ではありえないのですが、そういうのもほほえましく見てしまうこともあります。


マナーというよりも、なるべくそういうことをしないですんだほうが演奏者もやりやすいのでしょうが。
まあ、たまに変なエキストラのプロもいるので、なんともいえません。
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この回答へのお礼

みなさんのおかげで、裏事情?がよく分かりました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/25 14:45

こんにちは。


アマチュアオーケストラ経験者で,演奏会にもよく行きます。

日本では少ないと思いますが,#1さんがおっしゃるように,入場はばらばらで,チューニングが始まるまでは(奏者の良識の範囲内で)舞台袖,舞台上で何をしていてもいい,という形式の演奏会もあります。

また,オーケストラとは違いますが,私が聴いた限りでは,オペラのオーケストラピット内の開演前の様子は,曲の難しいところの音合わせをしていたり,他の公演の曲の練習をしていたり,と,いつもそんな感じです。
(オペラのオーケストラはある意味裏方ですから,比較にはならないかもしれませんが)

開演前のちょっとした時間というのは,お客様としては緊張感を高める時間かと思いますので(自分も聴く立場のときにはそうです),確かに舞台上での練習はちょっと興ざめかもしれません。しかし一方,奏者にとっては,肉体・精神両面のコンディションをいかに最終調整するか,という時間でもあります。
勝手な言い分ですが,「とにかく最高のコンディションで本番を迎えたい」という,演奏会にかける思いの表れ,とご理解いただけると奏者側としては大変にありがたいのですが・・・。

日本人の,形式美を重んずる美的感覚,あるいは,「クラシックは格調高く」とうイメージからすると,ちょっと受け入れにくいかもしれません。ただ個人的には,かなりひいき目なのは承知しておりますが,ほほえましく見ています。

質問者さんが見た(聴いた)奏者の方も,好意的に考えれば,お客様の事を考えるだけの余裕がなかったのかもしれませんね。
質問者さんのアンケートで,そういう考えの方がいらっしゃる事を理解してくれたと思いますよ。

以上,ずいぶんと勝手な言い草かとは思いますが,ご参考になりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
次からは改善して欲しいとも思いますが、もうちょっと広い心でいようと思います。

お礼日時:2005/08/25 14:43

基本的には舞台そででの音だしは厳禁になっていますが、音量が小さければ特に珍しいことではありません。

といっても1ベル(開演5分前)後は全く厳禁です。
自分もよくやってますが、殆ど演奏会の演目とは関係ない曲ばかりです。
なんというか気を紛らせる会話みたいなもんです。
管楽器の場合は特に音が大きいので楽屋で練習してればよいことなので舞台袖でやるのは変ですね。でも別にアンコール曲がわかったからといって演奏の良し悪しに影響するわけでもないので気にするほどでもないかと思います。
もし、練習しているパッセージが気になるようでしたら、本番でそこに注目してあげるのも良いかと思います。失敗したら「練習不足」、成功したら「練習の甲斐があった」と評価してあげればよいのです。
まあ、ともあれ、適当な音量でやってもらいたいですがね。どうせ指まわりだけなんですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
堂々と、舞台で開演ギリギリまで練習してらっしゃいました。
練習のかいあってか、本番ではバッチリでした。

お礼日時:2005/08/25 14:36

>アンケートではきっちりと意見しました



それでいいと思います。私の感覚でも同じです。聴く側にもマナーがあり,演奏者側にもマナーはあります。
プロの団員の方々はスケジュールがきつくて演奏会によっては1~2回ちょこちょこと合わせただけで本番を迎えることもあるとプロオーケストラの団員から聞いたことがあります。管楽器なら音量も大きくて夜に個人練習もできなくて(昼間でも住宅事情によっては),そんな場でしか音の確認(練習)ができなかった事情があったのかもしれません。ましてアンコール曲であればアマチュアオーケストラでも多くの練習時間を取りません。楽譜が渡されるのも演奏会が近づいてからです。アンコールはプログラムに曲名を印刷する必要もないので,プロなら曲目が決まることすら直前かもしれません。もし,そんなスケジュール上に原因があったのなら,その奏者個人の問題だけではなく運営側の問題でもあります。
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この回答へのお礼

リハーサルは何度もやったと聞いたので、練習時間が足りなかったなんて事はないと思いました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/25 14:00

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