アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

tracert のコマンドは発信したPCから
目的とするPCまで通ったルータへの
それぞれのping 情報を返すコマンドとして
認識していたのですが、

Tracing route to 10.240.3.1 over a maximum of 30 hops


1 <1 ms 1 ms 1 ms 10.241.4.2

2 * <1 ms 1 ms 10.72.1.X

3 32 ms 26 ms 26 ms 172.31.XXX.1

4 26 ms 28 ms 28 ms 172.31.114.8

5 85 ms 99 ms 96 ms 172.31.XXX.6

6 47 ms 68 ms 63 ms 10.240.3.1

Trace complete.


上のように5より6の方が値が小さくなる場合が
あるのですが、これはどのような状況なのでしょうか?
ちょっと、この状況を人に説明せねばならなく
なりまして、どのようにしたらうまく説明
できるでしょうか?

すみません、どなたかご教授ください。

A 回答 (3件)

こんにちは


結論としては、「気にされるほどの結果ではない」としか言えないと思います。

Traceroute は確かに、TTL を操作してルーティングデバイスを調べるツールです。
※RFC1393準拠のTraceroute は別の方法をとります。

> 5 85 ms 99 ms 96 ms 172.31.XXX.6
と有りますが、これは[172.31.XXX.6]と通信を行い、
その戻りまでの時間を表していますが、

> 6 47 ms 68 ms 63 ms 10.240.3.1
と比較して、応答時間が遅い理由として考えられるのは、
以下の二点です。

・そのタイミングでトラフィックが増大し、通信経路が圧迫された。
・ルータのマネージメント処理能力(CPU)が低く、返答時間が遅くなった。

前者は、記述の通りで、タイミングの問題と言えます。
何度か計測し、ばらつきがでないか確認しておいてください。

後者は、もともとPing に応答するようなマネージメントの部分は、
CPU の処理に頼るところです。
CPU は他のタスクと並列で処理を行うと、
ある程度パフォーマンスダウンが発生してしまいます。
この為、ASIC によるハードウェアルーティング/スイッチングを行っていないルータなどでは、
Ping 応答が後回しにされ、応答時間が遅れる場合があります。
※ASIC を使用していても、利用している機能や機器の性能によって、
 応答が遅くなるケースがあります。

数百msec の値が出ているような箇所では、
ボトルネックが発生している可能性が高いため、
何らかの対策が必要となってきます。
しかし、今回のような結果であれば、神経質になるほどの値ではないと考えます。

取り急ぎは以上です。
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この回答へのお礼

すばやい回答、大変感謝です!!
タイミングの問題なのですね。

お礼日時:2005/09/05 10:31

Tracerouteの結果だけを見て「途中のルータが遅いのが原因だ」という危険な結果を導き出す人が意外に多いと思われますが、多くの場合はプライオリティを下げているだけだろうと思われる事にご注意ください。

もし、本当に途中のルータが遅いのであれば、そのルータより先の結果は全部遅くなるはずです。

ルータの仕事はルーティングとパケットのフォワーディングです。ICMP Time Exceedを返すのはルータにとって重要な仕事ではなく、多くの場合「暇なら返す」ぐらいのプライオリティでしかありません。そのため、あまり急いで答えを返していないためにルータからの結果が遅くなっているのではないでしょうか。

真面目にICMP Time Exceedを返してしまうと、DOSをくらいやすくなってしまいます。ICMP Time Exceedが必要なパケットが大量に送りつけられても本業のルーティングとフォワーディングができるように、ルータによってはICMPを返すプライオリティが設定できます。
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この回答へのお礼

大変勉強になります。プライオリティについても調べてみます。ありがとうございます。

お礼日時:2005/09/06 10:11

ただ、「タイミングの問題です」で相手が納得するかの判断は、


私にはできません。

特に質問も無く、説明して終了となるかも知れませんが、
世の中「何故そんな事を知りたがるんだろう」という人も多くいます。

このような相手を納得させるには、客観的なデータが必要です。

タイミングと言い切る場合でも、可能な限り情報を集めてください。
仮説を証明するための情報です。

例えばですが、複数回Traceroute を実施し、
結果のばらつきや傾向を調べる、
I/F のフレーム量、CPU の負荷率を調べ、
トラフィックの状態を評価する、
などがあります。

頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

助かりました。ありがとうございます!!

お礼日時:2005/09/06 10:09

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