「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

書道をはじめて5年くらいになりますが、1年ほどで筆の毛先が割れてしまい、すぐに筆をダメにしてしまいます。おそらく、墨をきちんと落とせていないことが原因だとは思うのですが、みなさんは毎回どのように、どれくらい時間をかけて筆を洗っていますか。特に小筆の場合は、根元まで筆を下ろしてしまわないように、気をつけなければいけませんよね?いい方法があればおしえて下さい。また、毛先の割れた筆を復活させる方法もご存知でしたらおしえて下さい。

A 回答 (8件)

筆は大きく分類して


・「さばき筆」(買った時に穂がバラバラになっている筆)と
・「固め筆」(買った時に穂が固めてある筆)の2種類があります。
それぞれ手入れの方法は違いますが、ご質問内容から判断すると
「固め筆」の手入れについてのようですから、
「固め筆」の手入れについてのみ回答させていただきます。
1年程で穂先が割れる原因は、粗悪な筆か 
もしくは手入れに問題があるかのどちらかだろうと思います。
いろんな筆を買っても同様に穂先が割れるようでしたら
多分、手入れに問題がある可能性大です・・・。

一般的な手入れ方法 & 私なりの考えは次のようになりますので、
何かの参考にして下さい。

1、皿に水をため、筆の墨がついている部分だけ
水につけるようにしながら軽く洗います。
水がきれいになるまで繰り返します。
2、指で穂先に向かって形を整える。
3、反古紙(書き損じた半紙など)に穂の腹をかるくあてながら水分を拭き取る。
4、穂先を下に吊るして保管する。
(注、1の水洗いが不十分だと墨が穂先に降りてきて穂先が固まります。)

1年ぐらいで穂先が割れるのは、
多分 洗っている時に穂の内部の毛が乱れた状態のまま、
おりている部分とおりていない部分の境目で
墨が固めてしまっているからだと思います。
(一見してもよく分からない程度です)この状態から復活させる場合は、
境目以上までぬるま湯(40度~50度程度)に半日ぐらい漬けておいておくと、
固まった部分の墨が溶け出すので、その部分以上に余分に洗った後に
手順2、~4、のようにして一旦乾燥させます。

その後、穂に糊を付けて櫛で穂をすいて形を整えた後に吊るして
買って来た頃のような状態に仕上げて乾燥させます。
後は、新品の筆をおろすやり方で使えばいいです。
糊は、フノリ(海草のフノリ)を使用しますが、
大和糊(昔ながらの文具糊)でもかまいません。

蛇足ですが、私は筆洗いには水だけで
シャンプー及びリンスは使用しません。
筆は動物の毛を使用していますが、
筆の毛は死んでいますので油脂や汗などが付着することはありません。
髪の手入れとはまた別だと考えます。
ですから、シャンプーに含まれている界面活性剤などで
墨と油分を必要以上に落とす必要がないし、
洗剤で油分などを無理やり取ってパサパサになるから
次にリンスでグリコール等の油脂分を補うというやり方は
どうでしょう? 確かに穂の毛はサラサラにはなりますが、
しかし、その状態で墨をつけて書こうとすると
穂の吸墨量が若干少なくなるので
作品の味わいが微妙に違ってきます。(ごく僅かですが・・・)
逆に“かすれ”は出やすくはなりますが、
その“かすれ“を良しと判断するのかどうかの問題になる気がします・・・。
ご参考まで。
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この回答へのお礼

ご丁寧に説明していただきありがとうございます。
水がきれいになるまで繰り返し…というところが大切なのですね。

お礼日時:2005/09/09 20:22

No.6です。


東京周辺にお住まいでしたら、JR大久保で降り、西方向JR新大久保方面に歩き、キリスト教会の前の小道を左に折れると50m程先に書道用具店があります。ここには中国製が多くそろえてあります。書道用具の安売り店です。
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この回答へのお礼

残念ながら、住まいは大阪なんです。でも、11月に東京に行く予定があるので、寄れたら寄ってみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/09 20:17

私の場合小筆でしたら、使った後に水道水を流しながら左手の人差し指の上で筆から墨を落とします。

その後ティシュで筆を調えながら水分を落とします。
筆は消耗品で特に小筆は早くだめになりますので、私の場合は中国製の筆を使い捨てに近くして使っています。
中国の小筆は安くて品質は良好です。同じ品質でしたら日本製の小筆の十分の一乃至それ以下で購入出来ると思います。中国製を色々試してみたらどうでしょう。
毛先が割れたらそれで終わりです。私は紙に書く前でも次の筆に交換します。
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この回答へのお礼

中国製は安価なのですか。いつも道具は先生に選んでもらっていたので、自分の足で探したことがなく、知りませんでした。普通にある書道用品店で売っているのでしょうか。探しに行ってみます。

お礼日時:2005/09/07 22:18

#4です。

小筆の始末法について、#2の方と同じと書いてしまいましたが、#3の方と同じです。お詫びして訂正させていただきます。
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1年ほどで筆先が割れるとのことですが、使用する頻度や筆圧などによって筆の傷み方はちがいます。


毎日半紙に20~30枚も書いていれば穂先も磨り減って命毛がなくなってしまい、いくら硯の丘で穂先を研いでも先端が尖らなくなり、書いたとき起筆に髭がでたようになります。
そうなったら寿命です。

質問者の文面から、毎回よく手入れされているように察せられます。

私の場合、週に一度程度なので毎回使い終わったらすぐに水道の蛇口から細い水を流しながらよく洗います。(親指と人差し指で揉まない)
そのあと、穂を指先で優しくしごくようにして、穂の中心部の毛も真直ぐにするような感じで水分をとっていきます。それから筆を吊り下げておきます。

洗剤やリンスは使用しないほうがいいです。
毛はサラサラできれいにはなりますが、墨含みが悪くなり、書いたとき墨がサッと降りてしまい墨が続きにくくなります。

小筆の場合は、#2の方と同じで、ティッシュに水を含ませて墨をふきとっているだけです。
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この回答へのお礼

私も週に1回程度です。丁寧に説明していただいてありがとうございました。

お礼日時:2005/09/07 22:08

私は、筆を使った後、筆に残っている墨を大まかに半紙でふき取り、それから洗い始めます。


水洗いのみで、石鹸などは使いません。
石鹸を使う好み人によっても色々あるでしょうが、私は、筆の根元に石鹸の成分が残ってしまうのでは??と思い、そのせいで、墨色が変わってしまうのではと思い、水洗いのみです。
ちなみに、小筆は、ティッシュに水を含ませ、丁寧に墨を落とします。最初は黒い墨がどんどんティッシュに含まれますが、最後は、黒い墨が出てこなくなります。
毛先の割れた筆は、やはり、寿命と考えるのが妥当でしょう。筆も、消耗品だと思います。
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この回答へのお礼

小筆の洗い方をまねさせてもらおうと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/07 22:07

私も長いこと書道をやっています。

だんだん筆も増えてきました(^^
私がいつもしていることですが、お役に立てれば。。

まず、筆は使う前に水で濡らします。根元のほうまでしっかりと水につけてください。こうしておくと洗う時に墨が落ちやすくなります。
いきなり墨をつけてしまうと筆は目いっぱい芯まで墨を吸ってしまいます。

また、使った筆はすぐに洗うことも大切です。

洗うときは、ぬるま湯で根元の方から大まかに墨を洗い流します。そしたら、シャンプーでじゃぶじゃぶ。。。泡が濃いグレーからだんだん薄いグレーに変わり、ほとんど白くなります。
そしたら、泡をすべて洗い流し、ついでに軽くリンスもするとさらさらになります。
筆も動物の毛なので、トリートメントが大切なんです(^^)

洗ったあとは、ティッシュをくるくる巻いて穂先を下にしてつるしておきます。乾くまでに根元に残った墨をティッシュが吸い取ってくれます♪

長くなってしまいましたが、いかがでしょうか?
割れてしまった筆もぬるま湯につけて汚れをふやかして(?)、洗い直せば多少は変わるかと思いますが。。これは自信ないです(__;)

ご参考までに(^0^)
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この回答へのお礼

なるほど…。使う前に水につけるのですか。試してみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/07 22:04
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考にしてみます。

お礼日時:2005/09/07 22:02

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