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曲げ弾性率から引張弾性率を計算により求める方法はあるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

回答欄で質問しては,いけないのでしょうが・・・。

曲げ弾性率というのは,どのような文献等にあったのでしょうか? 私は,初めて聞きました。

私の知る限り,弾性率というのは,物体の物理的性質であって物体によって決まり,一定の数値つまり物体固有の定数で,通常は,縦弾性率と横弾性率だけだと思っています。

これに対し,曲げという現象は,物理的性質だけでなく,形状によっても左右され,同一の物質であっても形状が異なれば,現象も異なります。
つまり,曲げと荷重の関係,即ち,曲げ撓みと荷重の関係は,
M=β・(1/EI)・P
又は
δ=α・(1/EI)・P
で表すことができ,Eは物質によって決まる定数ですが,Iは形状によって決まる数値です。つまり,曲げという現象を弾性率のみで表すことはできない,というのが私の認識です。
因みに,私は(1/EI)のことを,曲げ剛性と言い,荷重と曲げの関係を示す比例定数と認識しています。

少々気になったので,
的外れの内容であったら,ごめんなさい。
また,「曲げ弾性率」について記述のある文献があったら是非教えてください。私も勉強したいと思います。
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基本的にはありません。


曲げ試験の際,試験片には片面に圧縮応力,また他の面には引張応力が発生します。したがって,FEM(有限要素法)を用いて,曲げ荷重とひずみ量の値から圧縮応力の働く部分と引張応力の働く部分を分離し,引張弾性率を概算することが可能かもしれませんが,それなら,引張試験を行った方が早いと思います。

一般に引張弾性率のデータがないのは,引張試験片が作製できるほど大きな試験片ができない(ない)からと思われますが,JISでセラミックス用など小型の引張試験片の形状に関する規定もできてきています。
したがって,引張試験をされた方が,あやふやな数字で悩むより賢いと思います。
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