20年前位観た感動作ヘップバーン作品を今観なおすと感動できなくなったのです。当時私はヘップバーンに一目ぼれし作品を観ては泣いていたものです。初めて観た作品は「ローマの休日」ですが、今観なおすと普通のラブストーリーにしか見えません。
当時はヘップバーンに盲目していたので、あの美しさのみに感動していたのではないかと考えています。また大人になるにつれ現実を知りすぎてあのころの純粋さがなくなったのでしょうか?
「ティファニーで朝食を」もそうです。今観ればファッションと排他的生活観を前面に押した作品にしか見えません。当時は理解してなかったのですが、ヘップバーンは娼婦役だったんですね。あの偏見的な日本人役も癇に障ります。
皆さんこの様な経験ありませんか?
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
年をとったって事ですねよね
まぁ、そんなに悲観的に考えなくても良いのではないでしょうか。それだけ自分の経験値が上がったということなんですから。
当時感動したということは、その当時は感情移入できたということですよね!それが今は冷静に見れてしまうということでからね。
特に青春ものなんかは当時は共感してましたが、今では懐かしいですもの。
でも、何度観ても泣いてしまう作品もありますよね。
私は『ほたるの墓』は何度観ても泣きます。だからもう見たくないんですが、TVでやってるとどうしても見ちゃって、それでまた泣きます。こういう作品は自分にとって本当にすばらしいものなんでしょうね。
自分の経験値が上がったということですか.....良い様に上がっていれば良いのですが。
「ほたるの墓」は確かに何回観ても泣いてしまいますね。
なぜかRobin Williams主演の「フック」と「赤毛のアン」は何回観ても感動が薄れません。
No.6
- 回答日時:
やはり年齢と共にものの見方は変わりますし、何よりさまざまな経験を重ねてきていろいろなことに気付くようになります。
確かに失うものはありますけれど、その分新たに身に付いているものもたくさんあり、以前は見えなかったものが見えるようになったと思えば嘆くばかりの必要はないのでは。
映画の話ではないので恐縮ながら、夏目漱石の「こころ」という小説は高校生の時教師より人生で3回読むべきもの、と教えられました。
高校の時読んでそれこそぼろぼろと泣きました。
そして、数年前十年を遥かに超える月日を経て再度読み、全く違う印象を受けながらもまた強い感動を得られました。
この中には数人の登場人物が出てくるのですけれど、その中で自分が共感でき、その人の視点で物語を眺めることになる対象がこの二回で変わっていたからです。
また何十年かして読んだ時には、今回同様新たな側面を知ることになるのでしょう。今から楽しみです。
このように、むしろ感動が増す、変わっていくケースもありますので、これに懲りず(?)たくさんの作品に触れていって下さい。
文学作品に関しては知識がありませんが、司馬さんの作品は何度呼んだ事か....感動も未だ変わらずです。
映画と小説を比較してはおりませんので。何十年かして読んだ時その感動は変わらないかもしれないと思います。そのエビデンスは非情に低いもので私の考えくらいに思ってください。
たくさん映画、小説見ます。ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
「ティファニーで朝食を」のユニオシさんのキャラは、たしかにひどい(笑)
日本人、あんな出っ歯じゃないって・・・(笑)
人種偏見もあるんでしょうが、知識も少なかったんでしょう。
原作ではあれほどひどくなかったかな?
トルーマン・カポーティの原作を読むと、ホセという男性が出てきますが、ブラジル人なんですって。
でもこれ、ブラジル名前(ポルトガル名)ではないです。スペイン系の名前です。
外国人をよく分かってなかったんでしょう。
そういう点を差し引いてもいい小説だと思います。
(原作を読むと、ティファニーで朝食を、という言葉の意味がよく分かります)
映画は、まあ、ハリウッド映画だから、ああいう終わり方なんでしょうが・・・・。
「ローマの休日」は簡潔で、今風の時間の長~い映画と比べると私などはホッとしちゃいます。
年代によって、また、その時々によって、感動するものは変わりますよ。
neutroさんはもしかしたら10年後にヘプバーン映画を見てまた感動することになるかもしれないし・・・
「感情が薄れた」かどうかは分からないと思います。
感動するのものは変化していいんじゃないでしょうか。
ちなみにヘプバーンというと、米国ではキャサリンさんのほうが人気あったとか読んだことがあります。
大人っぽい魅力なんでしょうね。
「ローマの休日」などは、愛らしく乙女チックなのが好みの日本人の趣味にあってるんだと思います。
妖精のようなお姫様、あのウエストの細さとか。
ユニオシさんのキャラひどいですね。それも何回も登場するし.....20年前はヘップバーンの美しさのみ観ていた?のでなにも考えませんでした。原作は読んでいませんが今無性に読みたいです。
ヘプバーン映画批判してますが私にとって永遠の美女です。未公開映画も入手している始末です。
キャサリンとは懐かしいですね。数作品みましたが美しく名作に出られた名女優ですね。
No.4
- 回答日時:
あなたが大人になったということなのでしょう。
回答を非難していないのであしからず。
当時「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」評価したのは大人です。単に当時それらに勝る作品が無かったのかな?
視野を変えて当時大人の人は今までこの様な作品がなかったので感動したのかな?
No.3
- 回答日時:
歳を重ねて、感性が変わったのでしょうね。
>大人になるにつれ現実を知りすぎてあのころの純粋さがなくなったのでしょうか?
色々な経験をし、心も体も成長した証拠だと思います。
いつまでも少年少女の心のままでいたいものですが、それを維持できた人が詩人になったり芸術家になったりするのかな。
でも、子供の時にナンとも思わなかった京都の神社仏閣とか自然の風景などを、
今ならすごく趣きのあるものとしてとらえられます。
その年代、年齢で感性は違っていいと思いますよ。
ありがとうございます。
感性が変わったとしたら悲しいものです。ドクトルジバコ、戦争と平和、風とともに去りぬetc
当時の直接的な感動感はなく今では客観的に時代背景など考えながら観てしまいまいした。←結果少年期とは違う感想です。
>年齢で感性は違っていいと思いますよ
とのことですが、最近ストレスが溜まっており昔の胸熱くなる感動を得たく観たのが失敗かも
No.1
- 回答日時:
あります。
例えばバレエ映画の「赤い靴」。子供の頃は、恋愛と仕事の板挟みと思っていましたが、大人になってから見てみると、主人公の夫の自分勝手さ(これが原因で主人公は自殺)に嫌気がさしました。
あとピアニストの中村紘子が「王様と私」のことを、「子供の頃はおもしろいと思ったけれど、大人になってから見たときに、家庭教師役の女性の相手国に対する偏見を持った態度がいやで途中で映画を見るのをやめた。」と書いていましたから、誰にでもあることのようです。
赤い靴という作品は知りませんが、大人になってストーリーを熟知する事によって作品への評価が変わってしまったのですね。
「王様と私」とはユル・ブリンナーの作品でしょうか?実は有名な作品と知っていながら未だ観ていません。中村紘子が大人になって作品を拒んだと言うのは、やはり大人になる過程で(老女ですけど)「王様と私」を拒んでしまう何らかの知識を得たのでしょうかねぇ。
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