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稲の収穫はだいたいが10月、麦の収穫はだいたいが6月という情報を持っているのですが、それらの収穫時期がどれくらいの幅を持っているのかが知りたいと考えています。

稲および麦のもっとも早い収穫時期、もっとも遅い収穫時期はどれくらいなのか、ご存知の方がおられましたら是非教えてください。
また、日本全体として、最も早い時期と遅い時期を端として、正規分布(横軸に収穫時期、縦軸に収穫高をとったとき、つり鐘型になる)になっているでしょうか。

よろしくおねがいします。

A 回答 (6件)

基本として、水稲や麦の収穫は品種、地域の栽培体系により変わってきます。

例えば南から北に順に収穫期が移行していくというような、順序というのは基本的にはありません。ですから収穫期については稲・麦それぞれの全国総体としての傾向値としてとらえる形になるかと思います。

稲は早いもので8月の下旬、遅いもので10月下旬くらいが収穫期となります。8月下旬収穫のものは九州のコシヒカリや温暖地域でのあきたこまちなど、早期収穫を狙って栽培されるものです。遅いほうの収穫は、品種的なものがあるので地域は絞れません。収穫の遅い晩生品種を用いた栽培体系の収穫であり、概して温暖地になろうかと思います。

麦については、大麦(2条、6条)や小麦によっても異なりますし、それぞれの品種によっても違います。しかし基本的には稲ほどの幅はなく6月中に収穫が終了するものです。ただ、小麦については春蒔きの小麦と冬蒔きの小麦が存在します。6月収穫するものは冬蒔きのもので、日本の殆どの小麦は冬蒔きですが、北海道等の積雪地帯では冬蒔き小麦の栽培ができませんので、春蒔きのものを作っています。

>日本全体として、最も早い時期と遅い時期を端として、正規分布(横軸に収穫時期、縦軸に収穫高をとったとき、つり鐘型になる)になっているでしょうか。

なっておりません。前述した通り、品種などにより栽培期間が異なるため、収穫時期の早いものと遅いものでは品種や栽培体系が異なるため、単純な比較ができないのです。
なお、適正な収穫期にあれば稲、麦とも収穫量は変わりません(品種の収穫量差はある)
余談ですが、食味などは(地域が同じであれば)早期栽培のものが良いといわれています。

>私は日本における稲や麦の月別の収穫高を知りたいので
全国として月別の収穫高は把握していないはずです。ただ大抵の都道府県は収穫の進捗状況について調査をしているはずですので、農林水産省の統計で把握する都道府県別の年の収穫量、反収、栽培面積と、都道府県ごとの収穫の進捗状況、を組み合わせれば、ある程度の推測は可能かと思われます。(ただ、全ての都道府県に問い合わせをすることになると思います)

>二期作をする場合はいつ頃といつ頃が収穫時期なのかももしご存知ならば教えていただきたいと思います。

現在米あまりのため、2期作はしないように指導が行われています。沖縄の極一部以外ではやっていませんので無視して良いかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
わかりやすい説明で、大変参考になりました。二期作は日本では行われていないと考えてよいのですね。確かに、今は食の多様化でお米の需要が減っている感がありますものね。
ご説明をしっかり読めば、正規分布にはならないのだなぁというのもよくわかりました。感謝しております。

お礼日時:2005/09/29 17:06

稲は5月の沖縄県八重山が最初で


福島の11月が最後と記憶しています

麦は.冬作の収穫が5月くらいから7月。夏作が米と同じ頃と記憶していますが.ここ30年以上夏作を見たことがありません。北海道の麦が八月ごろの収穫だったかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
数少ない麦の情報、ありがとうございます。夏作はほぼやっていないと考えてよさそうですね。大変参考になりました。

お礼日時:2005/09/29 17:08

農水省HPから


統計
農林水産統計データ
品目別分類の「米」
平成16年産水稲の作付面積及び予想収穫量(10月15日現在)

ttp://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/sakutsuke-suitou200410/sakutsuke-suitou200410.pdf

の4ページ目を見てください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
できれば農水省のデータがあればいいなぁと思っていたので、大変助かりました。本当に感謝です。

お礼日時:2005/09/29 17:03

参考になるサイトを2件書いておきます。


超早場米 二期作や沖縄や南西諸島を除くと、この辺が本当に早い地域だと思います。
グラフの普通米が一般的な稲作です。
http://www.town.kinpo.kagoshima.jp/kinpo1/kin3.htm

京都新聞 電子版から早場米の田植えの様子。
この稲刈りが8月20日頃となっています。
これが一般的な早場米だと思います。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20050 …

忘れてはいけない事・・・イネは低温が苦手だということです。
その為、低温地域の山間地や北日本、東日本ではまだ寒さが残る時から苗を作り始め、気温が下がりはじめたら、すぐに収穫できる早生種が主体です。

一般地域は気温や水温の確保が楽ですから、遅れて田植えをして収穫も遅れています。
それが最初URLの普通米です。
本当は30年位前ですと収穫時期は更に遅く、10月下旬まで伸びていたと思います。

しかしながらご存知のように、転作に象徴されるようにコメは余っていますので、遅い収穫は全額が収入になるなるまで時間がかかります。

その打開策として、どの地域でも少しでも生育の早い、味の良い品種を選択して植え付けています。
そして田植え可能な気温まで上がり、用水が整えば、以前に比べて早くから田植えを行ない、稲刈りも早くして出荷を早めています。

稲刈りについては検索キーワード:稲刈り OR 収穫 状況 OR 進捗 OR 進ちょく などとすれば少しは見えてきます。
http://apple.net.pref.aomori.jp/dataout/63/29/29 …
http://www.tendo-nogyo.jp/saibai/suitou.html

参考URLは福井県の水稲などの栽培暦一覧です。
注意・・PDFファイルです。
麦の栽培暦は見つけることができませんでした。

参考URL:http://www.ja-fukuikeiz.or.jp/traceability/calen …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
田植えって、ただたくさんお米を作るだけではダメなんですね。時期の問題や、収入の問題など、どれをとってみてもとても大変に思えます。
毎日お米をおいしく食べさせていただいているこの身の無知さを少し恥じています・・・

お礼日時:2005/09/29 17:02

水稲の収穫期は平地、山間部で変わり、更に早稲、晩生で変わります。

最近は苗を温室で育てて台風襲来前(お盆前)に収穫する地方も増えています。個々に把握するのは難しいでしょう。

総量なら農林水産省の統計があります。
質問も受け付けています。
http://www.voice.maff.go.jp/maff-interactive/peo …

一般的な勉強(水稲の種類など)、周辺事情の勉強ならお近くのJA(昔の農協)で教えてもらえるか資料が入手できると思います。

参考URL:http://www.maff.go.jp/www/info/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
やっぱり把握するのは難しいんですかね・・・。ほんとにだいたいでいいんですけれどね。

農水省に質問してみようかな。

お礼日時:2005/09/28 18:18

麦は詳しく知りませんが、稲の場合、極早稲~晩稲までで同じ地域でも収穫時期、収量が変わってきます。


この場合、どれを指すのでしょう?

また、二期作が行われているところについては1期目はかなり収穫時期は早くなりますし、収量は二期目のものに合わせるのでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私は日本における稲や麦の月別の収穫高を知りたいので、一応どのような状況も含みます。回答者様がおっしゃいます極早稲や晩稲というのがどのようなものかも知りたいですし、耕作面積の中で二期作を行っている割合がどのくらいか、二期作をする場合はいつ頃といつ頃が収穫時期なのかももしご存知ならば教えていただきたいと思います。

なお、時期はそこまで細かくなくてもよくて、「○月の下旬から△月の上旬まで」といった程度でよいですので、よろしくおねがいします。

お礼日時:2005/09/28 15:00

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