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専門学校でイラスト(絵)に少しでもかかわる学科に通っている人に質問なのですが今美術系の大学にいくかそれとも専門学校にいくか迷っています。
先生に聞いたところ大学は自分で絵の描き方を模索していくのに対し専門学校は基礎から丁寧に教えてくれると教えていただきました。
しかし、専門学校に行っても結局やめてしまう人が多かったり実際の仕事場ではあまりやくにたたず、「現場での作業を1ヶ月経験するほうがためになる」と言っていた人さえいました。
自分はゲームでもアニメでもイラストレーターでもいいのでイラストを描く仕事に向かっていきたいのですが、やめてしまう人は個人の問題として結局通ってみてどうかという感想のようなものを教えていただきたいのです。
大学は結構基礎以外は自分で本を参考にしてやっていく場合も多いようです。
なので、専門学校に通ってみてよかったと思うことや悪いと思うところなどなんでもいいので感想をお願いします。
実際「専門学校は友人をつくるだけのところ」だといった先生もいますが同じ志をもつ友人がいたほうがいい場合だってあると思うしその先生は美大出身なのでただの偏見だと思うのです。
実際まじめに通えば力になると思っているのですが自分は自分で考えて行動するよりなにかヒントがあってそこから行動するほうが楽なタイプなのでオープンキャンパスなどでわからないことをこの質問ですこしでもわかれればいいなと思っています。

A 回答 (4件)

専門学校(1年だけ)経由で美大に入り、「うわ、やっぱ専門学校と美大は全然違うわ・・・。

」と圧倒され、大学の素晴らしさに気づいた私からのアドバイスです。
  
>大学は自分で絵の描き方を模索していくのに対し
>専門学校は基礎から丁寧に教えてくれると教えて
>いただきました。
 
まず、「基礎」が何なのか、「基礎が出来るってどれぐらい大事なのか」について考えてみましょう。 
    
・専門学校では入試でデッサン力が問うということがないので(下手したら、絵をちゃんと描いたことがない人すらいるので)、むしろ入ってからデッサンの授業であったり、絵の基礎を学ぶ必要がある。学ぶといっても、実際は「デッサンをやらせる」程度で、美大予備校で習わされるデッサンの方がよっぽど為になる(と私は思います)。
 
・大学の先生に言われてなるほど・・・、と思ったのは、専門学校で言う「基礎をみっちり学ぶ」は、「就職の時に役に立つための技術」「仕事で十分に<使い物>になれるための技術」を身に付けるという意味であり、それがクリエイターとしてどうなのか、というのは、まぁ・・・ご自身の考えにお任せします。
 
・年がら年中「基礎基礎」言うのも怪しいもので、やっぱり最終的には「自分なりの方法を見出す」というのがとても大事になります。むしろ、自分の方法が見つけ出せない人は、会社で指示されるままに行動することしか出来ない使い物にされて終わってしまうでしょう。
       
・専門学校でやる程度の基礎なら、大学でもきっちりやらされます。当然です。大学では、「フォトショとイラレが使えます」「日本画の基礎的な技法が分かります」「写真の加工の仕方が分かります」「は?だから?」そういうことになります。  
 
 
>実際の仕事場ではあまりやくにたたず、
>「現場での作業を1ヶ月経験するほうがためになる」
>と言っていた人さえいました。
  
No.2の方のおっしゃる通りだと思います。 
 
また、私は大学に入る前に、まさに「現場での作業を1ヶ月経験するほうがためになる」という考えで、アルバイトでですが、数ヶ月、現場で働いたことがあります。そこで思ったのは、少し変な言い方ですが、色んな可能性を秘めている若者が、いきなり現場に入るって凄く勿体無いことだと思いました。確かに、現場での作業を垣間見て、効率のよい仕事が出来るようにはなるかも知れませんが、結局はそれは、自分が「その会社のやり方、その型にハマった」だけであり、決して自分が成長したこととイコールではないと思います。色んな方面に自分を解き放ってみるという意味でも、大学はとてもいい場所だと思います。「現場に入って・・・」というのは、もう後が無い!って人がやることだと私は思います。
 
 
>大学は結構基礎以外は自分で本を参考にしてやっていく場合も多いようです。
 
これって、当たり前だと思いませんか?「自分の考え」「自分の方法」を先生から教えてもらうことは出来ません。また、本をみるぐらいだったら、学校に通わなくても出来る!と思うかも知れませんが(私はそう思ってました/笑)、実際は、学校で色んな課題でモミクチャになりながら、本や画集などの資料をあさって見たり、色んな展示会を見に行ったり、色んな作家の講演を聞いたり(展示会の案内・学校内での講演が多いのも美大の魅力)して、色々と学びます。「時にやりたくもない課題が出る」「資料が大量に揃ってる」「身近にいろんな人が居る」凄く単純な要素ですけど、やっぱりこの環境ってすごくありがたい環境だと今は実感しています。
 
 
>実際「専門学校は友人をつくるだけのところ」だ
>といった先生もいますが同じ志をもつ友人がいた
>ほうがいい場合だってあると思うしその先生は
>美大出身なのでただの偏見だと思うのです。
 
残念ながら、私もそう実感しました・・・。同じ志をもつ友人がいたほうがいい、それはそうですが、それなら美大にも、同じ志を持つ人は沢山います。(しかも、同じ「志」でも、専門学校の方は変にクリエーター気取りの、今思うとハズカシイ感じの人達が多かったですね・・・)。志の高さは、美大生の方が、さすが入試を突破した熱意があるだけあってと言うべきか、高いと私は実感してます。表面的に適当にやってるような人達でも、いざ作業にはいると顔つきが変わります。身近にこんな凄いヤツラが沢山いるなんて・・・!と時々怖くなることもあります(笑)
 
あとは自分の憧れる人が、どういう学校で何をしてたかを調べるのもいいと思います。私はそのけっか、やっぱ凄い人は大学出が圧倒的に多いな~ということに気づき、大学行きを決意しました(笑)
 
あと、単純に、専門学校っていつでも入れると思うんですよ、私は。逆に、美大に行くとなれば、それなりのエネルギーが必要になってくるし、入試の準備にも時間がかかりますよね。そういう理由からも、美大にチャレンジする方が若者にとっては価値があるのでは?と私は思います。(私は美大を受験するときに、落ちたら専門学校しかない・・・!と思ったら物凄くヤル気がでて入試勉強に集中できました/笑)。高いレベルから低いレベルに移行するのは簡単ですけど、低いレベルから高いレベルに移行するのは、無理に近いほど大変なことです。入試の難易度、社会的な立場において、大学と専門学校に大きな差がある。その差にも、それなりの理由がある。そのことを考慮してみましょう。
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私は現在ゲーム会社でデザイナーとして働いていますが


高校の頃、全く同じ悩みを持ち、結局ゲームの専門学校に
いきました。

私の通った専門学校ではデッサン等の授業もありましたが
手取り足取り基礎から教える、というものではなかった
です、立方体の石膏を描く基礎の授業はありましたが
絵という物自体、教えられてどうこうなるものではなく
自分で見つけていくしか無い物なので、私はそんな
物だと思いましたが、「もっと教えてくれると思った」
と言って辞めていく人もいました。

講師にどこまでを求めるか?は人それぞれ違いますが
学校がどこまでの環境を用意してくれるか?は重要だと
思います、例えば授業が終わった後、教室を開放して
自習を認めてくれるか?休みの日の自習は認めて
くれるか?

専門学校は入る為に努力がいりませんので、様々な
人が集まってきます、前歴や年齢など本当にさまざま
です。そういう幅の広い付き合いが出来たのは
良かったです。逆にレベルが低いのが弱点ですが
私の場合は、レベルは低いものの向上心がある
生徒が多かったので、自分も頑張れました。

結論的に私は専門学校にいくんじゃなかった、とは
思いませんが、もっとデッサンをしておけば良かったと
よく思います、美大に入る為には、デッサン塾に
通ったりしますが、そういうデッサン漬けの経験は
イラストを描く職業を目指すなら必ず役にたつと思います。
大学に入ってからも、デッサンの上手いやつらと
デッサン部に入ったりすれば良いと思います。
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専門学校は、お金さえ払えば誰でも入学できますし、入学してみて授業を受けてみれば、誰でも気軽に絵を描けるようになれるというものではないってのが実感できて、努力をする前に挫折してしまう人がいるんじゃないんですかね?



先生側も少し難しい事を授業で取り上げたり、ありのままをアドバイスすると、生徒が凹んでしまったりするので、緩い授業をせざるを得なかったり・・・
数学に例えれば・・・方程式を解いていきたいのに、足し算引き算といった基礎がわかっていないので、レベルを大きく下げて教えないといけない。ある程度知っている人にとっては退屈な内容になってしまう。
無限に時間があればより高度な内容もやっていけるのかもしれませんが、それをやるには時間が足りなすぎる。

授業でやった事はあくまで基礎。それを踏まえて自分で実践して習得していくはずなのですが、ただ授業を受けるだけで、講義の内容をメモすらとらず更に復習なんてしなけい人もいるので、真面目にやっている人と比べてしまうと差が出るのは当然。

仕事の内容や進め方は、会社やプロジェクトの内容によって違うので、学校で習った内容がそのまま当てはまら無い事もしばしば。実際何年もやっている人でも大変に思う事もあるので、入りたての新人が始めから役に立つとは会社の方でもあまり期待していないはず。

専門学校の場合は、講師は元々現場で働いていた人や現役の人が教えている事が多いので、全く役に立たないなんて事はないと思います。100%受身にまわってしまうとあまり役に立たない事もあるかもしれませんが、こちらから積極的に質問するなどすればかなり役に立つんじゃないですかね。
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この回答へのお礼

>誰でも気軽に絵を描けるようになれるというものではないってのが実感でき>て、努力をする前に挫折してしまう人がいるんじゃないんですかね?
なんというか聞くところによると学校に通えば勝手に上手くなるような妄想があってでも、現実はそんなことないっていうギャップでやめる人や絵も描いたことがないのにイラストの専門学校に行く人とかもいるそうですし(なんとなくで)
進路の決定はなかなか難しい問題だと思うのでみなさんの意見を参考に進路を決定したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/16 12:35

イラストは美術の中で大変に幅の広いジャンルです。

色々な表現・技法があり、無限の広がりがあります。でも専門学校に通うということは、イラストという中の「ある特定のジャンルを極める」ということになります。「アニメーターになりたい、ゲームのキャラデザイナーになりたい」という具体的な目標があるのならば専門学校に通えば大いにプラスになると思います。

でも、具体的なジャンルが見つかっていないのであれば専門学校に行くのは無謀です。お勧めは出来ません。もし間違った専門学校を選択し入学してしまったら、やりたくもないことを学ばなければならないのですよ。

それであれば逆に美大に通った方が、彫刻、版画、日本画、洋画、陶芸、デザイン、木工など様々なジャンルから刺激を受け、自分の表現の可能性を広げることが出来ると思います。その部分を指摘しない先生は少し言葉足らずですね。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
確かに先生は少し言葉足らずだったかもですね。
もう少し資料をかき集めて参考になるものを増やしていこうと思います

お礼日時:2005/10/16 12:31

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