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「破壊は創造の始まり」と言う言葉は文化大革命や全共闘時には何度も聞いた台詞ですが、
一番最初の出所をご存じの方がいらっしゃれば教えて欲しいのです。

A 回答 (2件)

 


  インドのヒンドゥー思想では、確かに、創造神、維持神、破壊神という三柱の神が立てられていますが、普通「輪廻の思想」というのは、こういう三柱の神とは、また別の思想です。「輪廻の思想」はウパニシャッド哲学で出てきたもので、三柱の神とは、また別の話です。
 
  それはとまれ、「破壊は創造の始まり」の最初の出所は、人類誕生の薄明の彼方にあるでしょう。何故なら、これが、「文化」の発展の基本的なパターンだからです。正確には、単に破壊するだけでは何も始まらないのであり、この言葉には、西洋思想的な言葉ですが、「弁証法的展開」というものが前提にされています。
 
  古いものを壊すとき、すべてを壊す訳ではないのです。文化における或る状態に対し、これと矛盾する状態、矛盾する事象、対立したり、不合理な事態・状況が生じる時、これは弁証法の言葉で、テーゼとアンティテーゼということになります。この矛盾状態、葛藤状態を解決し、文化を更新するには、単純に否定するのではなく、両者を受けれつつ否定して、揚棄する、つまり、総合状態=ジンテーゼの確立が必要なのです。
 
  「破壊は創造の始まり」とは、このような意味だと受け止めねばなりません。それは、インドの破壊の神と創造の神の同時成立の思想のなかに含意されているというなら、それは、インドのこの思想が、人類の文化の発達の基本パターンのヴァリエーションを踏まえているということなのです。
 
  貴方が、仮に、パソコンのなかのデータや、OSや、パソコン本体も破壊したとしても、それで、何も創造は始まらないでしょう? WINDOWSは、あまりに不具合が多く、巨大なだけで、いい加減なOSなので、これを棄て、(ただし、機械語や、汎用レジスターなどは棄てないで)、新しい画期的なOSを創造しようという時、WINDOWSのOSを破壊することが、まず新しいOSの創造の出発だとなるのです。WINDOWSの発想の上だと、幾ら考えても、新しいOSは見つからない時、このOSは「棄てる=破壊する」のだ、そして新しいOSを創造しようという風な過程なのです。
 
  これは、人類の文化の発達や展開の基本的なパターンであり、原理であり、根本構造ですから、こういう考え方をどう言語表現したかは別に、考えとしては、人類の誕生と同じぐらい古いのですし、言葉で形にしたとしても、その濫觴・起源は、既知の文明のどれよりも古いことでしょう。
 
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インドのヒンズー教のもとになった、バラモン教の 創造→存続→破壊の過程が永遠に繰り返される「輪廻」の思想から、この言葉が出来たものと思われます。



参考URL:http://homepage1.nifty.com/red_cat/Sun_1.htm
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