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姥捨て山で捨てられたお婆さんが、山姥になって人をとって食うようになった…
という話を、確か有栖川有栖の本で読んだのですが

(姥捨て山のあった○○山と、反対側の斜面が山姥伝説がある所だった感じの話だと思います)

これって事実でしょうか?
伝承などに詳しい方、ぜひ教えてください!!!

A 回答 (3件)

柳田国男先生の著作に山姥はしばしば登場します



遠野物語りにもそれらしい言い伝えが載っています

ご一読をお薦めします
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口碑伝承はその土地、地域さらには年代によってさまざまな概念が複雑に入り乱れて形成されているので、ある一面だけを見て、それが全体だと思ってはいけません。


 棄老伝承、つまり「姥捨て」には日本古来の「山中他界」つまり“山は祖霊の集う場所である”という概念から、遺体を山中に埋葬していた伝承が、儒教的敬老精神と複合されて形成されたものという一面があります。つまり「姥」は生きた老人ではなく、死体を意味する言葉かもしれません。
 次に「山姥」ですが、山の神は女性という伝承が多く存在しますが、この「カミ」とは、前述の山中他界に基づく祖霊です。で、日本のカミの概念は「幸い」を与える和らいだ面と、「災い」をもたらす荒ぶる面が同時に存在します。そのため定期的な「祭り」により幸いを求め災いを鎮めるのですが、山姥の伝承も先の山の神は女性という概念の上で、そのカミの荒ぶる御霊の一面がより強調され、さらには独立した存在と化したのが山姥伝承と考えられます。ですから各地の伝承では、山姥が人間に危害を加える存在である一面、山姥から福徳を授かるという話しも伝わります。
 ただし、信州の「姨捨山」が月の名所として知られるので、都では月の枕詞として「姨捨山」が詠まれ(実際にその地に行かなくとも歌は詠まれます)、そこから文学的発想として能「姨捨」、さらには“うばすて”という言葉の発想から能「山姥」(舞台が善光寺参詣の途中)が生み出されます。それら、都で生まれた文芸が彼の地に伝わり、いつのまにか「その土地に伝わる伝承」に変化する。いわゆる「作られた伝統」的な面もあるかもしれません。
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 山姥に関する伝承について。

これが元々の話のようです。
http://www.ohbsn.com/hpc/02/c0679/yamannba.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%A7%A5
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