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この前学園祭でバンドの人たちが10Wのアンプを使って演奏していました。
700人以上入りそうなホールです。
そこで、その10Wのアンプでどれくらいまで使えるか教えていただきませんか??
もし広いところで使って音が小さい以外になにか問題はありますか??

A 回答 (1件)

10Wのアンプというのがどの楽器向けのアンプかと、会場の環境にもよりますが、10Wクラスのアンプで客席にまで音を届けるとしたら、それは非常に難しいと思います。

ベースアンプの場合、10Wでははっきりと聴くことは難しいでしょうし、ギターアンプの場合でもドラムの生音に簡単にかき消されることもあるでしょう。
どうしても10Wのアンプで対処したいというケースでは、アンプの前にマイクを立ててミキサーに送り、PAの方から会場に音を出すようにするのも一つの手ではあります。 ただ、その場合はドラムなどにそのアンプの音が回るように、モニターなどをうまく調整する必要があるでしょう。 状況によっては、自分が自分の音を聞くモニターも必要になるかもしれません。

10Wのアンプでどこまで使えるかですが、やはり状況によります。 その会場自体がどれだけ音を吸収しやすいかによっても、聞こえる範囲は変わりますし、また人が入ればその分だけ音も吸収されやすくなります。 10Wのアンプ単体では、想像以上に狭い会場でしか十分な音量を確保できないかも知れません。 ただ、前述のように、アンプにマイクを立ててPAに送れるのであれば、極端な大音量は必要なくなるので、10Wクラスのアンプでも対処できるでしょう。

10Wアンプで広い会場で使った場合、音量の足りなさが一番の支障になると思います。 音が小さいことは、非常に重大な問題だと思いますよ。 客席から聴いた場合に音が聴こえないことも問題でしょうし、また一緒に演奏しているメンバーに自分の音が届かなかったり、自分が自分の音をモニターできない状況だったりするのは、そのまま演奏に大きな支障を来たす事態といえるでしょう。
また、10Wのアンプのボリュームを目一杯上げて使った場合、音が歪むことも考えられます。 特にギターアンプなどは歪みやすく、クリーンな音を使いたいときなどには音作りの面で支障になることもあるでしょう。
他には、アンプのパワーが小さい場合、それ自体が音の線の細さの原因になることもあると思います。 スピーカーキャビネットの影響も大きいでしょうが、10Wクラスのアンプでは、パワーに余裕がない事が音の線の細さなどにつながることもよくあると思います。 こちらは感覚的なところで少々抽象的ですが、ある程度アンプのパワーに余裕があった方が、音作りなどの面でも有利な事が多いでしょう。

参考になれば…
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この回答へのお礼

とてもわかりやすいです!
自分では普通だと思っていましたが、今この文を読んでみて思い出しましたが、ドラムの音がやけに大きいなと思ってました!
あ~クリーンな音は使えないわけですね~
とてもためになりました!

お礼日時:2005/11/01 23:19

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