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小学6年生くらいに読んで聞かせる怖い話のおすすめはないでしょうか。

小泉八雲の「怪談」はどうだろうかと思ったのですが、もう一つ怖さが足りない気がしたのです。

かといって、最近の「学校の怪談」など安易なものではなく読書につなげたいという願いもあるのです。
なので、古典的なもの、名作といわれるものがいいのです。あるいは、落語、講談の類の速記本のようなものでもいいかなと思っています。

日本の物、外国の物は問いません。みなさんのお勧めがありましたらお聞かせください。

A 回答 (5件)

小学生6年生くらいとなると、江戸川乱歩だって読めますし、子供だましなものじゃ満足しませんよね。



「耳袋」というのはご存知でしょうか。
江戸の名奉行、根岸鎮衛が各地に赴いて収集した奇妙な話、愉快な話、怖い話、をまとめたものなのですが、
幽霊、狐狸河童、名所珍品、悪女悪党、善男善女、豪傑偉人、賢人愚者、奇人変人など舞台が江戸とはいえ、とても面白いのです。

といっても、このオリジナルは簡単にすいすい読めるものではないので、現代バージョンといったものをお勧めいたしたいと思います。


「新耳袋」(第1夜 現代百物語 )角川文庫

今は第3夜くらいまで出ていると思います。
Amazon.jpの解説を書いておきますね。

「見てはならないものが、起こってはならないことが、この世にあってはならないものが。本書に収められた"怖い話"はすべて、本当のことなのだろうか…。百話を語り終えると、怪しきことが起こると古より言い伝えられる「百物語」。これを当代きっての怪異蒐集家の二人が鮮やかに現代に甦らせた、かつてない怪談集シリーズ第一弾。」

Amazon.jp のユーザーレビューも参考になさると良いかと思います。さまざまな視点からの感想が率直に書かれていますよ。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043653 …
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この回答へのお礼

わたしにとってはまったく新しい情報でした。ぜひ、入手してみようかと思います。地域の図書館には置いてないでしょうね。レビューのアドレスもありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2005/11/09 22:07

 おはようございます。



 松谷みよ子さんの収集された民話をお勧めします。

 まず、
『あの世からのことづて 私の遠野物語』ちくま文庫。
 雨の降る夜、ある葬儀屋さんの片隅で音がする、ああまただなといってみると、小さな寝棺の蓋が半分開いている。翌日、若い男がきて、自分の赤ん坊が死んだからと棺を求めに来る。ああそれなら、昨夜赤ちゃんが自分で選んでいきましたよとその小さな棺をさしだす……。
 こんな、こわい、そして哀れな、ときにはちょっと可笑しい話がいっぱい入ってます。語り口調で書いてあるので読みやすいと思います。

『現代民話考』1~12 ちくま文庫。
 やはり松谷さんと、その主宰する「日本民話の会」が集めた、まさにいまつくられ、語り伝えられている民話の数々。怪談もたくさん入ってます。1冊ごとにテーマがあって、学校の怪談、ラジオ・テレビ局の笑いと歓談、軍隊の話、生まれ変わり、あの世へいった話、夢のお告げ、などなど。
 やはり語り口調です。

 「私は民話を集めようとしたのに、あらかたの人は、あったること、として、自らが出逢った真実を述べている……」(『あの世からのことづて』まえがき)。

 学校の怪談も、この人にかかれば、ぴか一の怪談になります。珠玉ぞろい。私は、とくに戦争の物語が心に響きます。先の大戦がどんなに大きな傷を庶民に与えたか、それが迫ってきます。

 ご参考になれば。
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この回答へのお礼

松谷みよ子さんとは思いつきませんでした。探してみようと思います。ちくま文庫ですから、入手もそんなに困難ではなさそうですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/09 22:09

古典かつ名作というと落語の「死神」が思い浮かびます。


名人クラスの噺家さんが怪談噺をすると寄席の気温が本当に下がったそうですので、話し方一つで相当良い線行く気がします。
日本三大怪談の「四谷怪談」「皿屋敷」「牡丹燈籠」も良さそうでしょうか。「真景累ヶ渕」も加えてもいいかもしれません。
あと、秋成の「雨月物語」も捨てがたいです。

仰っておられるように、今の時代は映像的な怖さばっかりですね。どっきり系とでも言い換えられるような。
情緒豊かで、どこか哀しさを孕んだ日本古来の怪談も、十分怖くて楽しめると思うんですけどね…。
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この回答へのお礼

映像系はもちろん怖いんですが、想像力が縛られる感じがありますね。落語・講談系をもっと探してみようと思います。
「雨月物語」はすっかり抜けていました。読み直してみます。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/09 22:05

小学生に読んで聞かせるとなると難しいですね。


泉鏡花の「草迷宮」とか「高野聖」は音読すると迫力ありますよね。
小泉八雲の「雪女」は演技力しだいでかなり怖いでしょうね。
小学生のときに見た映画「牡丹灯篭」もとても怖かった思い出があります。もとは落語ですから語り聞かせるにはいいかもしれませんね。
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この回答へのお礼

「牡丹灯篭」の速記本のようなものはあるのでしょうか。探してみたいと思います。
泉鏡花はおもしろいかもしれませんね。「高野聖」の蛭山のくだりとか、、。
八雲の「雪女」も候補に入れておきます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/08 23:48

小泉八雲の「耳なし芳一」などは琵琶を弾くくだりなどものすごく怖かった思い出があります。


大人になってから映像化されてTVで放映されたものを見ましたがそれも怖かったです。

源氏と平家の歴史の話も出てきますし充分怖いと思うのですが、最近の子供達は怖くないのかな・・・。
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この回答へのお礼

「耳なし芳一」は一番先に思いついてもいました。ただ、最近は「学校の怪談」どころじゃなく、「リング」とかいろいろ怖いものが映像化されているので、どうなのかなーと思ったのです。
でも「耳なし芳一」はやっぱり有力候補に入れておこうと思います。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/11/08 23:36

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