プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

この間アメリカに行ってきました。
チャイナタウンに中国人がたくさんいました。
そこで不思議に思ったんですが…、彼らはどうやってアメリカに入っているのでしょう?
中国は言わずと知れた一党独裁の国なのにアメリカに勝手に行って仕事が出来るものなんでしょうか?
またアメリカにしてもなぜ中国人をたくさん受け入れているのでしょう?
ある教授に聞いたところアメリカには戸籍も住民票もないから結構勝手に来てるんだと言っていましたが
皆そんなものなんでしょうか??また正式に働く場合にはどういう許可が必要なのでしょう?
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

10年前にNYへ行った時現地の人が言っていましたが、密入国ルートが確率されていて、年間3万人程度の中国人の密入国者があり、そして彼らの多くはチャイナタウンの多くの店の裏室の作業場でこき使われて一生を終えるのとのことでした。



ご質問の回答にはなりませんでしたが、悪しからず。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!年に3万人も入っているんですか…。やはり密入国の人も多いようですね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/11 09:53

まずチャイナタウンにいる中国人について分別すると、(1)第2次世界大戦前の移民の子孫、(2)第2次世界大戦直後の国共内戦でアメリカに亡命した人・子孫、(3)その後の共産党独裁政権で迫害され命かながら亡命できた人・子孫、(4)合法的に入国して暮らしている人・子孫、(5)不法入国者・密入国者になると思います。



まず(1)の人が圧倒的に多いと思います。アメリカは19世紀後半から20世紀初頭にかけて、労働力不足を補うために大量の中国人移民を受け入れていました。日系移民がそうであるように、重労働専門の移民です。実際の数は分かりませんが日系移民の何十倍もの数です。元の人数が多いから、その後に定着すれば子孫も多くなるでしょう。

(2)については共産主義政権から迫害された人をアメリカはほとんど無条件に受け入れました。中国についても例外ではありません。内戦で敗れた国民党支持者が多く亡命しています。

(3)についても(2)と同じ事が言えます。
(1)~(3)はほぼ全員アメリカ国籍です。

(4)については質問にもある通り、一党独裁の人権がない国から出国できる国民は共産党の息がかかった人間です。政府要職の家族や官僚の家族など国家に忠誠心がないとまずは出国を認められないでしょう。こういった人たちはきちんとビザを持っています。現在は比較的に自由に出国できるようですが、それでも身元がきちんとした人間でないと出国できないことには変わりありません。

(5)についてはチャイニーズマフィアの人身売買と大きく関わってくると思います。国際的な裏シンジケートで行われていることです。アメリカは広大な国なので不法入国者を完全に取り締まることはできず、それを利用して公然に近い裏取引によって労働力の売買が行われています。戸籍も住民票もないからというのはすべて正しいとは思いませんが、影響はしていると思います。不法移民はブローカーに金銭を払って出国するケースが多く、その多くはマフィアがらみだということです。

一般的な例をあげて回答しました。細かくすればもっとできると思いますが、このくらいで充分のような気がします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!なるほど~移民にもこれだけ異なった背景があるんですね。危うく一緒くたに捉えてしまう所でした。大変よくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/11 09:59

2番目のJameskusaさんの(4)はちょっと誤解があります。


今別に政府関係者でなくても 中国人はパスポートが取れますし
出国も出来ます。
アメリカのチャイナタウンで働いている人の多くは戦前の移民及び
その子孫がほとんどで 華僑とよばれている人です。
華僑と華人の違いは 華僑は中国系でありながら その国の国籍所有者
華人は中国国籍でありながら 他の国に住んでいる人を指します。

>中国は言わずと知れた一党独裁の国なのにアメリカに勝手に行って仕事が出来るものなんでしょうか?
別に中国人でなくても アメリカに勝手に行くことは出来ませんよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。やはり今は中国でも割と自由に出国できるんですね。ただそういう中国人にアメリカが労働ビザを与えるものなのかが疑問です。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/14 23:48

#3のかたに誤った印象を与えてしまいましたが、自分の回答にある身元の保障された人というのは政府関係者という意味ではありません。

以前はそうでしたが、中国政府も最近はビジネス優先の面があるので、そういった関係者については出国を認めています。また外国への観光も自由になったとはいえ、中国政府にマークされている反政府勢力の出国は認めていません。

ただ、中国人が労働ビザをもらえるということについては、アメリカは中国を警戒している面があるので、この点についてはきちんと身元が保証された人というのは当然ですが、これは別に中国のみならずどこの国の人にも当てはまることです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!なるほど~やはり反政府勢力は自由に出国できないんですね…。ビザについては日本人などとどう違うのかが気になりますね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/15 11:24

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