CDの保有枚数を教えてください

タイトル通り次から次にページをめくりたくなるようなおすすめの本はないでしょうか。ファンタジーや怪事件、ミステリー、歴史もの歓迎です。恋愛はちょっと・・・。という感じなのですが何かありますか?個人的にはシンプルなストーリが良いです。。。今までタイトルに惹かれて買ったけれどおもしろくなかったりして「これだ」という本または作家さんに出会えてません。

A 回答 (7件)

こんにちは。




「おだやかなペースで話が進むが、
洗い流されたような清清しい」作品がお好みでしょうか?
それとも、
「息をつかせぬテンポの良さで、グイグイ話にひきこみ、
あっと驚く結末に度肝をぬかれる!」作品がお好みでしょうか?

そうした好みがわからないので、
両方を織り交ぜた感じで紹介しますね。(両立した作品もありますが。)


1、伊坂幸太郎「死神の精度」(短編集)
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31557022

死神と、死ぬ前の人間との交流を描いた作品。
仕事よりも音楽を聞く事に熱心で、どこかトボけている(本人はマジメです)
死神が主人公なので、暗い話ではありません。
テンポが良く、話もシンプルです。
ですが、彼の作品は、どこか清清しい感動の残る作品が多いです。


2、浅田次郎「プリズンホテル」(シリーズ物)
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30829791

ヤクザの経営するホテルを舞台にした作品。
かなりテンポがいい作品です。
おかしくもあり、せつなくもあり、
・・・で、感動する部分もちゃんとあるのが、この著者の作品です。


3、宮部みゆき「今夜は眠れない」
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30965152

いきなり母に5億円を遺贈されて驚く少年の話。
図書館にある文庫本では、下にパラパラマンガがついていました。

なぜ母に?という理由を主人公と親友で探るのですが、
いい味がでている作品です。
この二人は、「夢にも思わない」という作品にも出てますよ。

シンプルな作品というご希望でしたので、
この作品を挙げましたが、物足りなく思えたら、
「レベル7」http://www.7andy.jp/books/detail?accd=18882597
を是非どうぞ。

私は、この著者の別の作品でも、
つい朝まで読んでしまった・・・という苦い経験をしています(笑)。



4、湯本香樹実「ポプラの秋」
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19963580

父を亡くした少女と、引越し先の大家さんとの交流を描く作品。

おだやかなテンポで進みますが、
とても大事な事を描いていて、よく人にすすめています。
つらい事があると、つい自分の痛みばかりに気がとられてしまうけど、
自分を見守ってくれる人って、いるんじゃないか・・・
と思わせてくれる作品です。

この作品がお気に召したら、
梨木果歩「西の魔女が死んだ」
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30844535
もおすすめしたいです。


5、星新一「ブランコのむこうで」(短編が集まった長編)
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31155570


自分とそっくりな少年を追いかけて、違う世界に行く話。
どこかファンタジーっぽい雰囲気のする作品です。

SFやショートショートの多い作者ですが、
この作品はとてもあたたかい空気がします。
「目に見える部分だけが、全てじゃない」という事に、
気づかされるような作品です。


6、畠中恵「しゃばけ」(時代小説)
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31339100

ある日、人斬りを目撃してしまう、病弱なお坊ちゃんの話。
ボディーガードが妖怪達ですが、お坊ちゃん思いですが、
どこかずれていて、微笑ましいです。

文庫本の挿絵も微笑ましい絵柄ですよ。


7、司馬遼太郎「燃えよ剣」(時代小説)
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=01998173

新撰組の土方歳三を描いた作品。
かっこいいですよ。

この作品も、読む手が止められず・・・
しかも、タチが悪い事に長い作品が多いのです(苦笑)。


8、飯嶋和一「始祖鳥記」(時代小説)
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31045906

江戸時代に空を飛ぼうとした男の話。

あまり知られていない人物を取り上げた作品が多く、
丹念に取材を重ね、骨太な作品が多いです。
そのためか残念な事に、作品数が多くありません。


9、宮城谷 昌光「重耳」(時代小説)
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19806996

古代中国の歴史物。
後継者争いにまきこまれた重耳の数奇な一生を描いた作品。
魅力的な登場人物達に加え、丁寧に描かれた作品です。


参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。いろいろな作品を詳しく紹介してくださってとても参考になりました。感謝です。私は「おだやかなペースで話が進む」作品の方が好みです。日常を忘れさせてくれるような世界に引き込まれたいです。どれも全部面白そうなのですが中でも気になったのが、5番の「ブランコのむこうで」と4番の「ポプラの秋」かな・・。いや、やっぱり全部読みたいです(笑)。絶対に制覇します!

お礼日時:2005/11/11 14:36

 そのものずばり・・・



 『魂がふるえるとき~心に残る物語~』(宮本輝編、文春文庫)。

 作家宮本輝が編んだ珠玉の短編集(16編)、私はこの中の『有難う』(川端康成著)が好きです。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167348 …
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。短編集も味わいがあると思います。しかもタイトル通り魂がふるえるとあれば必ず読まねばなりませんね。(笑)
皆さん、お気に入りの作品をたくさん紹介してくださって本当にありがとうございました。今までよりも本に対して興味がわきましたし、これから様々な本を読むことへの期待が高まりました!!

お礼日時:2005/11/11 15:03

私の魂を打ったものは・・恒川光太郎「夜市」です。

テンポ良く、奇抜で巧妙な、国産ファンタジーです。中篇ですが衝撃を受けて泣きました。乙一「暗いところで待ち合わせ」スティーブンキングの「アトランティスのこころ」高橋克彦「緋い記憶」などが私のおすすめです。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。ファンタジーもの大好きです。是非読みたいと思います。今まで本を読んで泣いてしまうほどの感動を受けた事がありません。そういった作品に皆さん出会われていることをうらやましく思います。

お礼日時:2005/11/11 14:52

誰よりも高橋克彦氏の歴史物をお奨めします。


「炎立つ」「火怨」「鬼」風の陣」などなど、文庫化されていますから、お求めやすいのではないでしょうか。
氏のSF物も、寝るのを忘れます。「竜の柩」「魂の柩」「総門谷」シリーズ。
寝る間を惜しむとは氏の著作のことでしょう。正直、僕も作家を志していましたが、氏の著作を読んで諦めました。とても足元にも及びません。
まあ、一読をお奨めします。お金が決して無駄になりません。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。寝る間を惜しむということはかなり面白そうですね。期待感が膨らみます。絶対読みたいと思います!作家を目指されていたのをあきらめさせるほどというのはすごい。よほど感動されたのだと想像できます。

お礼日時:2005/11/11 14:46

 私が読んだ本ですが、まだ読まれてなければ宮部みゆき著「レベル7」、「スナーク狩り」、「理由」、「火車」他はどうでしょう。

結構古い作品もありますが面白かったですよ。
 あと高野和明著「13階段」はスリルがあってよかったです。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062108 …

 ご参考にどうぞ。

参考URL:http://www.osawa-office.co.jp/
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。宮部みゆきさんの本は人気がありますよね。まだ一冊も読んだことはないのですが、書店で山積みにされているのをよく目にします。何か一冊読んでみようと思います。
「13階段」早速購入しました。スリルがあるということなので、心して読みます。

お礼日時:2005/11/11 09:07

山本一力の「あかね空」


希望を胸に上方から江戸へ下った豆腐職人の家族の話です。

椎名誠の「水域」
水に覆われた地球での不思議な愛と冒険の物語。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。2冊とも良さそうですね。特に江戸や水、地球、冒険などのキーワードはすごくワクワクします。

お礼日時:2005/11/11 09:00

今話題のリリー・フランキー「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(エッセーみたいな)


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594049 …
郷愁を誘う優しいお話で、いつしか子供の頃に帰っているような不思議な感じでした。そして、瞳が濡れています。

北方謙三「水滸伝1~19巻」(歴史物)
最初に読んだのは中学の自習の時間でした。あれから、30年・・・。
この作者は、どんな風に書いているのか、非常に興味があります。登場人物も多く長い話ですが、一度読むとやめられなくなります^^
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087744 …

ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」(ファンタジー)
主人公と一緒になって小説の中に入って行って、旅をしましょう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001145 …
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。リリー・フランキーというのはもしかしてココリコミラクルタイプに出ているあの人ですよね?作家さんだったんですね^^;。「郷愁」。すごく好きな感覚です。
「水滸伝」長いですねー。でも教えて下さったURLなども見て面白そうだと感じたので一度書店に行って探してみようと思います。
「はてしない物語」は家の片隅に置いてあったような・・。すごく分厚かったので敬遠していたのですが、読んでみます。

お礼日時:2005/11/11 08:53

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