No.10ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
おばあちゃんの名言ですか~。私の母方の祖母の言葉で忘れられないものがあります。
「harumikanちゃん、せっかくね、女の子に生まれたんだから、女であることを楽しみなさい」
この言葉については祖母が亡くなった今もよく考えます。
祖母は私の目から見ると人生を楽しんでいたように思います。70過ぎから亡くなる1年ぐらい前まで、週に1度は電車で1時間ほどの繁華街へ買い物に出かけたり、2,3年に1度は新幹線と電車を乗り継いで5時間かけて東京にも何度か遊びに行き、原宿や青山、渋谷へ出かけたり…。70代後半の頃だったかな、私の従兄弟を連れて私の家に遊びに来て、一緒にディズニーランドにも行きました(笑)。
祖母は習い事も沢山していました。週の半分ぐらいは埋まっていたような気がします。
早くに祖父が亡くなったので、ずっと独りで暮らしていましたが、いつも誰かが周りにいました。祖母が人生を楽しんでいたから自然と人が集まってきたのではないかな?と思います。
きっと祖母は「女であることを楽しむ」のはもちろんだけど、たった一度きりの人生なのだから楽しみなさいと言いたかったのではないかな?と思いますね。
それともう一つ思い出すことは、言葉がないこと。。。「無言」ですね。
何も言わずにニッコリ笑っているだけ…。その笑顔が私たちを全てを受け止めてくれているようで、とても落ち着きました。言葉がなくてもここまで癒されることがあるのかというぐらいの笑顔でした。
私は祖母が大好きでした。亡くなった今も大好きですが…。祖母のようになりたい。そう思わせるような出来事が沢山ありましたね~。
誰かをもてなすときには、自分が今できることを最大限にしていた祖母でした。私が学生時代に泊まりに行ったときの思い出ですが、朝食で焼き鮭とセロリのサラダが出てきたんです。鮭は腰の曲がった祖母が早朝に歩いて魚屋へ出向いて買ったようで、またセロリはキレイに筋取りがしてあり、独特の苦さもなく美味しく頂くことが出来ました。こういったちょっとした気遣いというのでしょうか…。それを祖母からは沢山学んだ気がします。
また、死を悟ったのでしょうか、亡くなる半年ぐらい前に私が子どもの頃に書いた1通の手紙を祖母の元を訪れた私の母に「harumikanちゃんに渡して」と言ったそうです。私がポストに投函して20年以上も経っていましたが大事にずーっと取っていてくれていたんです。涙が出ました。。。言葉ではないけど、祖母からは思い遣る気持ちというものがどういったものなのか、長い年月をかけ沢山学んだ気がしました。
自分もいつか孫が出来たとき、その子達にとって何か残してあげることが出来たらいいなぁ…。と思いました(^^*)
何だかまとまりのない回答になってしまい申し訳ありません(m_ _)m
(↑いつものことかな?^^;^^;^^;)
>焼き鮭とセロリのサラダ・・・
これはきっと、世界一の朝食。
harumikanちゃんが知っているお祖母さんは、お祖母さんの人生のかなりの後半部分だったということ。
早くにお祖父さんを亡くされてずっとひとり暮らしだったということ。
繁華街やディズニーでのエンジョイ・・・。また、人への最大限のもてなし。
お祖母さんのおそらくは宝物だった手紙。
おそらく戦時中をくぐり抜けて・・・、子どもたちを育て上げて・・・。
そんな人生を歩んできた後の
「harumikanちゃん、せっかくね、女の子に生まれたんだから、女であることを楽しみなさい」
この言葉は、お祖母さんの深くて重い、でも決して暗くなんかない人生から滲み出た、一滴の紛れもない名言なのでしょう。
そして、笑顔なんですよね。
>言葉がなくてもここまで癒されることがあるのかというぐらいの笑顔・・
harumikanさん、ありがとうございました。
言葉が・・・出てきません・・。
何とまとまりのないお礼なんでしょう・・。なんか、うまく書けません。
ぇっ!?いつものことですかぁ・・・・・。(涙笑)
No.9
- 回答日時:
こんにちは
私のおじいちゃんおばあちゃんは、私が生まれたときにはもう亡くなっていたり、私が小さい頃に亡くなったり、または病気がちだったりしたのでそれぞれあまり多くの思い出はないのです。…なのであまりたいしたことは書けないのですが(^^;)、言葉の思い出というのが一つだけありましたので書くことにします。
父方の祖母についてです。同居はしていなかったのですが、うちから少し離れた父の兄の家に住んでいました。うちの父は祖母の遅い子だったので、私が小学生の頃には祖母はもう80歳ぐらいになっていたと思います。
いわゆる寝たきり…とまでは行かないのですが、座りきり状態。若い頃の苦労がたたってか目もほとんど見えなくなっていました。でもそんな状態でも威厳を保っているという感じで、ほとんどしゃべらないのですが、口を開いたときは(自分の世話をしていてくれる)周りのものへの注意という感じでした。
孫の中でも一番ちびだった私は、そんな祖母をただただ遠巻きに眺めているだけで会話らしい会話をしたこともなかったのです。
ところが夏のある日、私が赤のムームー風のワンピースを着ておばあちゃんに会いに行ったときのことです。少し近くに寄ったときにぼそっと「○○ちゃん(私のことです。)が赤い服を着て会いに来てくれると、どこにいるかよくわかって嬉しい。」と言ったのです。あの宙を見据えた目は、私を探していてくれたんだ…とその時初めてわかりました。
その日以来、おばあちゃんの家に行くときは、必ず赤い服を着ていったのですが、この言葉は聞いてうれしかっただけでなく、まだホンの子供だった私にも「老いて目が悪くなる」ということがどういうことなのかが実感としてよく分かった言葉となりました。(もちろん、すべてがわかったわけではありませんが…^^;)
このように祖父母とのことは会話というよりそのあたたかい視線で覚えているのですが、乳幼児期の写真を見ると私の記憶よりもう少し若い祖父母が笑顔で私を見つめていてくれている姿が写っており、その感覚がたしかなものであったとわかります。
その視線は今でも私の体を包んでくれている気がしますね。
格言、名言ではなく思い出の言葉のようになってしまいましたが、書けて良かった気がします。
では失礼しま~す(^-^)ゝ。
>その視線は今でも私の体を包んでくれている気が・・・
自分に将来、孫ができたとして・・・(微汗)
その子に対しては、しつけに関する責任がないのだからと、むちゃくちゃ甘くなってしまうんでしょうね。
たぶん、ただ愛おしむだけの眼差しが向けられるのでしょう。
大人に対しては威厳を保っていても、gruちゃんのことになると、
「・・赤い服を着て会いに来てくれると、どこにいるかよくわかって嬉しい。」
この言葉は、お祖母さんのとても素直なひと言ではなかったかと思います。
その後の、いつも赤い服を着て来てくれるgruちゃんの優しさに、お祖母さんもきっと癒されたと思いますよ。
私にも、幼い頃のgruちゃんのような孫ができると良いのですが。ぅっ
gruyereさん、あたたかいお話、ありがとうございました。
いただけて、とても良かった気がします。♪
No.8
- 回答日時:
こんにちは、お邪魔します♪
うちのおばあちゃんは早くに亡くなってたので
遠い親戚のおばあさんがいつも子どもが何人か居て商家の我が家の手伝いに来てくれていました。
そのおばあさんはいつもにこにこしていて、
私が何を言っても
「いいよ。」って言ってくれました。
私は子どもだったので一緒に遊んでほしい。
トランプやおばあさんには訳のわからないゲームなど何を持って行っても
「いいよ。」って言ってわかってるのかわかってないのか不明なまま(笑)遊んでくれました。
今、自分がその立場なら「そんなゲーム、わからないからできない。」とか言うかもしれません。
あるいは自分の知ってる「違うのにしよう。」って言うかも。
でもそのおばあさんは絶対そんなことを言いません。
何を話しても何をしてもいつもにこにこ笑っていて
ただ「いいよ。」って言ってくれるのです。
だから私のすべてをそのまま受け入れてくれるこのおばあさんが大好きでした。
>「いいよ。」(^^)
このひと言でおばあさんのすべてが表されている気がします。
なによりの名言かもしれません。
わがままをねだる子どもに対して、私たちはつい適当にあしらったりしてしまいますが、子どもにとって大人とのコミュニケーションはとても大切なんですよね。
親が忙しさにかまけて子どもと付き合えない分を昔はおじいちゃんおばあちゃんが担っていた部分が多かったのではないでしょうか。
parie7さんのように、親戚のおばあさん、近所のおじいさんというのも含めて・・・。
お年寄りが身近に居る暮らしというのは、情緒面なんかも含めて絶対に子どもにとって良いことなんですよね。
>だから私のすべてをそのまま受け入れてくれるこのおばあさんが大好きでした。
・・・ で、今のparie7さんがあるんですよね。♪
ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
こんにちは。
どちらかというと、おじいちゃん子だったためか、
祖父達に関しての思い出を話しにきました。
1、父方の祖父
ある日、祖父が夢の中に出て来た時の話です。
別居している祖父母宅に、遊びにいきました。
祖父は食欲がないのか、
おかゆを一口口に運んでは休み、
心ここにあらずといった感じでした。
ちょうど祖母が狭心症の発作で入院していた時の事です。
「・・・やっぱり、おばあちゃんの事が気になる?」と聞くと、
「ああ。どうしているかな。」と心配気味な声で答えました。
「発見が早かったし、ちょうど宿直の先生が『心臓』の専門医だったし、
快方に向かっているよ。」と私は伝えました。
・・・そこで、目が覚めたのですが、
その時点では、祖父はもう亡くなっているのです・・・。
誰もいない、火の気のない家で、亡き後も妻の事を案じていたのか、
と思うと、ついホロリとさせられた夢です。
祖父はあまり言葉数の多い人ではありませんでしたが、
亡くなる前、「くれぐれも、(祖母の事を)頼む。」と
父に伝えていたそうです。
そんな祖父母宅は、
銜え煙草で祖父が手入れをしていた、
薔薇がいつも、どこかしらで咲いています。
亡くなった後、薔薇も見守っているかのように、咲き続けています(笑)。
2、父方の祖父
子供の頃の事です。
別居している祖父母宅に、我々3きょうだいは遊びに行きました。
祖父は、いつも座る席が決まっているのですが、
その日は、違った席に座っていました。
「おかしいね。」
「どうしてかな。」
ときょうだいで話していましたが・・・。
その理由は後日判明。
「脚立から落ちて、骨折をしていた」のです!
孫達の前で弱音を吐く事が、
明治生まれの祖父には、格好悪く思えたのでしょう。
でも、何も隠さなくたって。
そんなやせ我慢をしていた祖父の後姿は決して忘れません(笑)。
3、母方の祖父
「そんなんじゃ、つまらんけん。」が口癖の祖父です。
九州在住なので、なかなか会う事が叶わないのですが・・・。
「亜鉛(?)・炭酸・カルシウム」も、口癖だった気もします。
果物を育てる事が大好きで、
びっしりと書き込んだ、果物栽培のノートを広げては、
嬉しそうに、
肥料の配合をえんえんと話してくれました。
(でも、おじいちゃん、話している事の1割もわかりませんでした。)
美味しそうな梨や葡萄、桃を見つけると、
嬉しそうな祖父の話す様子を、ふと思い出してしまいます。
口下手な祖父達の背中を見て育ってきたためか、
今でも私は口下手なようです(笑)。
>口下手な祖父達の背中を見て育ってきたためか・・・
そうですね、私の祖父もどちらかといえば寡黙な方でした。
とてもキセルタバコの匂いが優しかったのを憶えています。
夢の中のお話やおじいちゃんとの様々な場面は、まるで童話を読んでいるようでした。♪
九州のお祖父さまにも、折に触れて(しあわせな)近況報告などをさし上げてください。
ご多忙中、ご回答いただきありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
40年位前のことです。
小学校1年生の冬、風邪をこじらせ「黄疸」になり、約半年間入院しました。薬でみるみる太らされ、学校に戻った時にはもう皆な2年生になっていて「九九」を覚えていました。勉強のほうは何とかなったのですが、問題は運動会の「かけっこ」でした。太ってしまった為、走っても走ってもどんなに走っても、皆について行けず、いつもどんな競争をやってもビリでした。大勢の観客から哀れみに似た拍手を貰っても、情けなくて、悔しくて、自分が惨めで、走り終えた後、歯をギリギリさせながら、泣くのを我慢し、参加賞の鉛筆とノートを貰いに行った事を思い出します。そんな僕の気持ちを察してか、もう、亡くなってしまいましたが、大好きだった祖母がこう僕に言い聞かせてくれました。「いいか、負ける人がいねけば、勝つ人はいねんだぞ」。新潟の方言ですみません。負ける人がいなければ勝つ人がいないという意味です。今も時々思い出し、人生の色々な場面で反芻しています。長文になりすみませんでした。>「いいか、負ける人がいねけば、勝つ人はいねんだぞ」
ううっ。私としたことがうるうる来てしまいましたー。(/_;)
この言葉には、おばあちゃんの精一杯の愛情が詰まっているんですよね。
きっと、おばあちゃんもftogsr1974さんと同じくらい悔しかったんだと思います。
>今も時々思い出し、人生の色々な場面で反芻しています。
忘れられるはずがないひと言、ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
九十一歳で亡くなった家内の母の言葉ですが、『どこかにいったら少しでもお金をおとしてくるもんだよ』
と言われたのが忘れられず、小額でもお土産などで落としてくることにするようにしています。
お土産はほとんど買ったことがなかったのですが、観光地を訪れたときなど、地元のかかわった方たちにありがとうという気持ちを持つことができるようになりました。
>『どこかにいったら少しでもお金をおとしてくるもんだよ』
お義母さまは、なかなかの器量人とお見受けしました。
「無駄遣いはするな」とは言えても「おとしてくるもんだ」なんてなかなか言えません。
地元の利益にというより、訪れた地に何かしらの関わりを持ちなさいということなのでしょうね。
眼からぽろりとうろこが1枚落ちました~。♪
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
ちょっときたない系になってしまうのですが・・・
祖母の「吐いた唾は飲めんのじゃから」という言葉です。一度言ってしまった言葉は取り消せないよ、という意味です。
小さいときは「意味はわかるけど、ちょっときたない・・・」と思っていましたが、今になって、なんで唾なのか判った様な気がします。ほんの些細な言葉が他人の心を汚すこともあるので。
>「吐いた唾は飲めんのじゃから」
全くお祖母さまのおっしゃるとおりですよね。
なにげない言葉に、とても深く傷ついたりする(おそらく傷つけてもいる)ことがあります。
相手の立場も考えての会話が大切なんですね。
お祖母さまは、岡山~広島地方の方でしょうか。
方言で書かれるとよけい嬉しかとです。♪
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
私の祖父の言葉です。
食事の時「好きなものから食べていけば、最後まで好きなものを食べることができる」という事です。
「嫌いなものはさっさと食べて、好物は最後に」って人も多いかと思いますが、そうすると「嫌いなもの・・・という風に最後まで嫌いなものを食べる事になる」ということになるかな?
>「好きなものから食べていけば、最後まで好きなものを食べることができる」
これは一見、分かりにくいようですが、ニュアンスはとてもよくわかります。
食べることだけではなく、いろんなことに当てはまりますよね。
立ち止まっていないで、好きなもの、興味があるものからどんどん自分の中に取り入れろってことかと思います。
なかなかのポジティブ思考のおじいちゃんですね~。♪
ありがとうございました。
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