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某有名映画レビューサイトで20年以上前に観て当時の評価も高かった作品が低評価になっているものが幾つもあり驚きです。

よく読むと若い世代の方が最近観て平均点を低くしている様です。世代が違うとこうも変わるものかとリアルタイムで観た者は複雑な心境です。

若い世代には古臭いとか知らない俳優には魅力を感じないものでしょうか。中には時代を越えて支持される名作もありますがそれは限られた作品だけで、つまらない映画の烙印を押されるのは仕方ない事でしょうか。
私は生まれる前の作品も好きでよく観ます。

A 回答 (10件)

1969年に映画ファンになった者です。

生まれて初めて劇場で見た実写映画が『オリバー!』。ポランスキー版が楽しみで仕方がありません。

さて、質問者さんがどの映画のどのレビューを指しているかはわかりませんが、時代・世代に関しては以下のようなことが言えますよね。

(1)年月とともに映像や音声が物理的に劣化する場合がある。
(2)その時代のその空気の中で鑑賞するその作品と、別の時代の別の空気の中で鑑賞するその作品は、かなり違う。
(3)時代とともに、斬新な技術が次々と生まれた。それらを堪能し尽くした目で見ると、昔に見たものも違って見える。
(4)物心付いたころから(3)のような斬新な技術とともに育った人の見るものは、別の技術で育った人と見方が違う。

などなど、いろいろあります。で、つまらない映画の烙印を押されるのは仕方ないかどうかですが、「仕方ない」という言い方が的確なのかどうかはわかりませんが、「風化しない作品」という修飾語があるだけに、風化してしまう作品は確実にありますよね。ただ、風化する作品が「悪い」作品かというと、そうとは限りません。風化はするけど、それはそれでいい作品はあると思います。正直、数年前にテレビか何かで久々に見た『オリバー!』は“風化”していました。ミュージカルだし、音響が今とは全然違いますからね。でも、やっぱり良い映画でしたよ。

ちなみに、ネットのレビューを見ていると、必ずしも洞察力のあるものばかりではありません。それは世代云々というよりも、若いから未熟であるゆえに、その程度にしか作品を解釈できなかったり、単純に大した映画ファンではなかったり、いろいろな理由があると思います。でも、それはそれで率直な感想なわけだし、解釈がきちんとできていなければレビューを書き込んではいけないというルールはないし、「なるほどそういうご意見ですか」と私は受け止めています。

人によって、時代によって、世代によって解釈が分かれる作品、それこそが面白い映画でもあったりするのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
(1)デジタルリマスター版等が出てきてオールドファンには嬉しいやら悲しいやら複雑ですね。
(2)かなり反映されるでしょうね。
(3)(4)昔の映画でSFや特殊メイク等はチープに思われても仕方ないですが、人間ドラマや恋愛等も同じようにチープに思われるのは残念です。
なるほど若さ故の未熟さですか。

お礼日時:2006/02/01 21:37

「映画は娯楽。

暇つぶしではない」が信条です。こんばんわ。
私は30歳の男です。
「○○の○○による俺だけのための作品」ならば、
他人の批評なんて耳貸しませんよ。出会えた事が幸福なので。
気にしませんよ。全然。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。若い方の一人や二人が酷評しても気にしませんが、数が増えるとそれが平均的な点数として見られるのがどうも。NHKBSの懐かし映画劇場でサイレントの語りが最悪です。初めてサイレント映画を見た若い人は下手な語りのせいでつまらないと思うでしょう。昔の弁士みたいに軽快な喋りなら印象も全然変わるのに。。。

お礼日時:2006/02/16 23:00

◆「インターネットが悪い!」なんて言えませんよね。


でも、質問者さんと同様に危惧しております。

【本物を知らない人】或は【理解力の欠けている人】が多過ぎます。
・雑誌などの評論・評価もレベルの低い人・記事ばかり。
・何も知らないのに、全然勉強していないのに、評論できてしまう、
 広報そのままマル写し状態、そして それを許してしまうこの社会。
・2~3行読めばすぐ偽者と分かると思うのですが…

【良貨は悪貨に駆逐されいる】状態でしょうか。
・悪貨がはびこる1番の原因は、マスコミが1番悪いのですが、
一般人の我々も「人それぞれだから…」とか「千差万別」とか「そんな
見方もあるのだから…」と許容しているからでは、と思っています。

【差】、【出来栄え】、【芸術性】等 違いは絶対あります。

とにかく、くどいようですが 分からない人が多過ぎて…


◆先日あるビデオレンタル店でこんなことがありました。
 (点数は私個人の勝手、60点以上で合格として)
(1)「宇宙大戦争」30点…40本中39本貸し出し
(2)「アイランド」 ?点…30本中25本貸し出し
(3)「ヒトラー最期の12日間」100点…10本中1本貸し出し!

さすがに寂しかったですね。

以上です
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。マスコミの責任も多少あると思います。余り映画に詳しくない人なら宣伝文句に騙されて洗脳されそうです。このサイトでもお勧めの映画を教えて下さい!という質問を見ますが、自分で探して当たりを見付ける喜びを放棄している様でもったいないな~と思ってしまいます。

お礼日時:2006/02/16 22:47

当然というのは、やはり人の価値観は千差万別だということではないでしょうか?



私も若い世代と言われる年代の者ですが、たしかにメディアの多様化などで音楽も映像も腐ってしまうほど大量に出回っていて、著作権侵害なども超えて多くの人が多くの芸術作品を見ていることと思います。ですが、多くの人は芸術作品としてではなく娯楽や暇つぶしの道具にしてしまっているのではないでしょうか。なので、表面を見ただけで「つまらない」などと言う者がたくさん出てきているのではないでしょうか?味わうまでもなく、口に入れた瞬間「不味い」と言って吐き出してしまうような感じです。芸術作品も飽食の時代なのではないでしょうか。
また、たしかに時代背景などからも新鮮味がなくなってしまっているものも多くあるかと思います。その時代の、そのときの人間に合った価値観も当然あると思います。それに数年経って改めて同じ作品を観ても、違う感想をもつこともよくあります。

すばらしい作品は何も言わずとも、どこかで後世に語り継がれていくのではないかなと思います。
情報に惑わされず、名作か名作でないかはあなたが決めてよいのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。若い方がたくさんの娯楽の中から映画を選んでくれるのは素直に嬉しいですね。出来ればつまみ喰いでは無くじっくり腰を下ろして味わって頂きたいものです。最近wowowで「スミス都へ行く」「イヴの総て」を観ましたが生まれる遥か以前の作品とは思えない完成度でした。

お礼日時:2006/02/05 21:03

ANo.4です。



昔の映画を評価しない若者が増えている傾向があると感じ
そのような状況を嘆いている方が多いようですが
私は少し違う考えを持っています。

確かに娯楽が増加やビデオ・DVDの普及、シネコンの増加で
映画をありがたいとは感じにくくなってきているとは思います。

しかし、ご質問者さまの違和感の最大の原因は
大した思い入れもなく暇つぶしに見た映画の気軽な感想が
インターネットによって多数流通していることだと思うのです。

> 某有名映画レビューサイトで
> 20年以上前に観て当時の評価も高かった作品が低評価になっている
詳細を知りたいような・・・
一概に「今時の若いものは」と嘆くのではなく
個々の作品を論じた方が有意義なような気がします。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。ネットは誰でも批評家になれますから罪作りですね。昔は雑誌の投稿で選出された人だけが掲載される狭き門だったのですが。
>詳細を知りたいような・・・
アカデミー賞作品賞の某映画は内容が地味で盛り上がりに欠けるそうです・・・

お礼日時:2006/02/05 20:52

そうですね。

僕も同じ思いをしたことがあります。

ある映画レビューサイトで、「俺たちに明日はない」についてある若い人が、「古い世代の方には申し訳ないが、この映画も、時とともに色あせていく映画だと思う」というようなことを書いていて、びっくりしたことを思い出しました。彼によると、最後の主人公たちが殺戮されるシーンなども、公開当時は刺激的だったかもしれないが、現在の(刺激の多い)映画に比べると、物足りないんだそうです。

ああ、いったい何を観ているんだか、という気になりますよね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。同感です。ラストも印象深いですがそれ以上に二人の生き様が鮮烈だったのに視点がズレてますね。鑑賞中はその時代にシンクロ出来ず冷めた目で観ているのでしょうか。

お礼日時:2006/02/03 01:31

一般的に言って「知的基礎体力」の低い若者が増えています。


映画も一緒です。昨年末、ある事情があって映画関係のBBSをいくつも見ましたが殆どは「映画は面白ければそれで良い」という考えが基調です。
『タイタニック』『スターウォーズ』あたりを良い映画だと思っている観客が多いのです。ブロードウェイミュージカルの映画化作品と映画オリジナルのシネミュージカルの区別も知らず、ましてやアステア/ロジャースのRKO作品なんか存在すら知らないような人たちが『ミュージカルは素晴らしい』と言っております。
かとおもうと「ゴダールの『軽蔑』が若い女性に人気なのはバルドーが可愛いから」などという記述も見ました。

勿論映画史観をしっかり持った若い世代もいます。そのレビューサイトがどの程度のレベルなのか解りませんが余り気にする事はないのでは?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。同じ観るなら作品の背景を知っていればより楽しめますよね。俳優目当てや場当たり的な見方も否定はしませんが。
関係ない話で恐縮ですがミリオンダラー・ベイビーが来月wowowで放送されるのを知らず今日レンタルして後悔してます。。。

お礼日時:2006/02/03 01:19

> リアルタイムで観た者は複雑な心境です。


誰だってリアルタイムで観た作品を贔屓したいのだと思います。

また、上の世代が見つけた名作よりは
自分(たちの世代)が見つけた名作により愛着を覚えるのも
当然ではないかと思います。

> 若い世代には古臭いとか知らない俳優には魅力を感じないものでしょうか。
私たちは時代やエピソードを含めてその俳優に魅力を感じている筈で
時代やエピソードを知らなければその分、魅力も減少するでしょう?
このようなギャップは世代間だけに止まらないと思います。
私は現在の韓流ブームの少し前から韓国映画のファンでしたが
現在の韓流ブームの中で評価される作品や俳優
あるいは韓流に期待されているもの自体の違いに戸惑います。

話は逸れますが
最近の音楽にイマイチのれず
気がつけば70年代ロックを聴いている自分も
少々ヤバイかなと悩んでいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
同じ世代の映画に愛着を覚えるのは理解できます。私は親の世代に流行った映画に
惹かれたものです。昔はビデオも無く今見逃したら次はいつ観られるか判らないという必死さがありましたが、今の若い方は余裕が有り過ぎですね。

お礼日時:2006/02/01 22:05

昨今のヒット作を見ればわかるとおり、ド派手で展開がスピーディーな娯楽映画か、泣かせる映画こそ、ウケる映画=イイ作品ということになっています。



ですので過去に評価が高い作品でも、今日ではなかなか受け入れられない、というのが現状です。
特にネット上のレビューではこのあたりが顕著だと思います。

タランティーノ監督の作品がいっときバカウケしましたが、「あの映画とこの映画のパクリ」と元ネタを知っている世代には、「なかなかやるなぁ」くらいのもんでした。
映画を見る上で成熟していないというのか、それなりの知識がないというのか、まあ、そんなところなんですけど、マーケティング的にはそういった観客に向けた映画が大半を占めているので、この傾向はますます増大していくと思われます。


そう言えば昨年発表されたTIME誌が選ぶ映画史上の100本を見ても、どうしてこの作品がなくって、これがあるの?というのがやはりありました。
記者や評論家などある種専門的な方たちが選んでも、”いまふう”になってしまうわけですから、時代の変遷は仕方ないですねぇ。

でも旧作は”食わず嫌い”ならぬ”見ず嫌い”という人も多いので、地道に「この映画いいよぉ」と旧作を推薦していきたいもんですよね。

タイム誌の100本です。
http://www.time.com/time/2005/100movies/

まだ『ネット投票』も出来るようですので、してみてはどうでしょうか?
といいつつ、ボクもやっておこうっと。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに派手で豪華な作品が人気みたいな風潮ですね。タランティーノも個人的には悪ノリしすぎかなと思います。
タイム誌の100本、微妙な作品もチラホラ入ってますね(笑)世代というよりお国柄の違いでしょうか。

お礼日時:2006/02/01 21:52

映画も文芸作品も、時代と世相を映す鏡です。


例え、時代劇であっても、昭和30年代と現代では描き方が違うと思います。
また、製作者は、それぞれの作品にそれぞれの時代へのメッセージを込めています。
私どもが、往年の映画を観るときは、その時代に自らがスリップしていると思います。
そうすることで、描き方の違和感を克服しているのでしょう。
また、それゆえに、メッセージに心の襞をふるわせるのだと考えます。
若者に、同じことを期待するのは無理でしょう。
若者は、過去の名作を鑑賞することより未来に軸足を置いていいのではないでしょうか?
しかし、息子も娘も、チエーホフもドストエフスキーも読まないし知りません。
「嵐が丘」や「風と共に去りぬ」も観ていません。
隔世の感があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私達は過去の素晴らしい遺産を尊重していましたよね。たとえサイレントでも表情や仕草から感受するものがたくさんありました。最近の方とはその辺に違いがありそうです。

お礼日時:2006/02/01 21:21

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