10代と話して驚いたこと

cocoon(繭)という単語がありますが、これ、なんだか表意文字のような気がするんです。どうもこの単語の形じたいが、繭そのものをならべたか、蚕のかたちをあらわした感じがする。表意文字、という言い方より「表意語」(そんなことばはありませんが‥)と言ったほうがいいんでしょうか。でも、英語にそんなことってあるんでしょうか?
「cocoon」の成り立ちを知っているかたがいましたら、教えてください。

そしてもしこの「cocoon」が「表意語」だとしたら、ほかにもそういう例はあるのでしょうか。
英語圏のみならず、アルファベットやキリル文字などの表音文字の言語のなかに、そういう例が見受けられるようでしたら、教えてくださるとさいわいです。

A 回答 (2件)

 


  「表意文字」とは言っていないので、「表意語」と言っており、確かに、このcocoon を見ていると、「語」が形で、何かを意味しているようにも思えます。しかし、全体で「文字」ではない訳で、しいて言えば「象形語」とでもいうのが妥当でしょう。
 
  それはとまれ、これはたまたま、cとoが重なって、繭の丸い形の印象を与えているのですが、語源的にはそうとしても、やはり、こういう形を選択したのではないかという疑いが、数%ぐらい残ります。ドイツ語の「エス・ツェット」という記号が、sとzの筆記体の組み合わせ記号で、活字もあるのですが、昔は、ドイツ文字にこのタイプの組み合わせ文字はたくさんあり、活字になっていました。こういうのは、筆記体で、そういう形に見えるので、こうしたはずです。
 
  GOOというのは、聞く所、Global∽ を文字にして、Global の頭文字Gと、無限の二つの丸を元に、GOOとしたという話ですから、これは、「象形語」ではないのでしょうか。
 
  また、フェニキア・アルファベット(起源は、もう少し古いようです)は、すべて、象形文字が起源です。例えば、Aは、ヘブライ語で、「アレプ」と言いますが、これは、確か、牛の頭か何かの絵で、その発音の最初が、aで始まったのだと記憶します(牛の頭は、Bだったのかも知れません)。フェニキア・アルファベットは全部、象形文字のはずです。また、Wは、フランス語で、「二重のV」と言いますが、確かにこれは、Vを二個ならべて造った文字です。ラテン語では、Vが「ワ行」の音だったのが、Vを「ヴァ行」の音などに使うと、本来の「ワ行」の文字がなくなったので、V+VでWを造ったのだと聞いています。
 
  あるいは、ABBAというグループがありましたが、左のBはロゴでは、左右反転しています。この単語は、グループの四人の名前のイニシャルを取ったものですが、両端のAが男性で、真ん中の二つのBが女性ですから、何か、単語の文字配列で意味があるような気もします(Bは、女性の bust を意味していて、左右の男性の方を向いているとか)。また、TOYSЯUSというアメリカの玩具会社は、こういう文字を書きますが、実は真ん中は、Rを左右逆にしたものです。toys are us を TOYS R US と書いている訳で、Rをしかも逆にしているというのは、これも文字で意味を造っているのかも知れません。何か色々他にも例があるそうです。
 
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
たしかにもともと、文字の原点は象形ですよね。
GOOの由来など、おもしろく拝見しました。ロゴマークという「形」にすることが前提な以上、「形としての意味」が大切にされているわけですね(意図的に付加しているわけですが)。そういう意味ではロゴというのも一種の表意語(象形語>この言い方はいいですね!)であるなあ、とおもいました。
とはいえこれは新しく「人が意図をもって形にした」ものなので、形を持っているのは当然といえば当然ですね。
それ以外、世の中で使われている普遍的な単語の中になにか例はないかなあ‥と思うのですが。(そうすれば、「cocoon=形」の説にひとつ近づけるかも‥)

お礼日時:2002/01/19 17:35

表意文字ではなくて、象形文字ですね。

古代エジプトの言葉とか、漢字も象形文字ですよね。
ただ、cocoonについての語源は、
Etymology: French cocon, from Provencal(正確にはProvencalのcはちょっと違う字です) coucoun, from coco shell, probably from Latin coccum kermes (thought to be a gall or berry), from Greek kokkos berry, kermes
Date: 1699
とありました。なので気のせいでは?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。気のせい‥‥ですかね。
由来になっているらしいラテン語の「coccum」も、なんだか形としてはあやしいような気もするんですが。とは言え、確証はまったくないです。単純に、ただ偶然にしてはよくできた並びなんじゃないかとひっかかるだけで。(それとも元のcocoがあやしいのか‥と、考えれば考えるほどついつい)

それと、「表意文字」というのは定義として「絵文字・象形文字・漢字の類」を含むものです。なので、言い方としての問題はないと思いますよ。
まあここでは、単語にひとつの「表意」としての可能性を疑っているので、「表意語」なんていうおかしな言い回しをしてみてしまったわけですが。NO.2のstarfloraさんが言われたように、「象形語」のほうがぴったりときたかも。

お礼日時:2002/01/19 17:34

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