
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
「危険率」という用語を正しく理解していない人が非常に多いので
一言コメントします。
「この薬は、危険率5%で、効果があったと推定する。」は
「この結論が誤り(効果がない)の確率が5%ある。」という意味では
ありません。
「まったく効果がなくても、この実験/判定方法では、効果アリの
結論が出る可能性が5%ある。」ということです。
危険率を減らすには、次の方法があります。
(1) 実験誤差を小さくする
(2) サンプルの数を増やす
(3) 効果判定基準を厳しくする
なお、ここでいう危険は「効果のない薬を効果ありとしてしまう危険」
のことで、これを第1種の危険(誤り)といいます。
一方「効果があるのに効果なしとしてしまう危険」を第2種の危険
(誤り)といいます。実験の目的によっては第2種の評価も必要です。
この回答へのお礼
お礼日時:2006/05/24 12:52
ご回答ありがとうございます。
根本的に用語を正しく理解していなかったようです。ご説明で疑問がとけ、用語の意味もよくわかりました。
ありがとうございました。

No.2
- 回答日時:
>これは逆に考えると
数学的には間違った考え方です。
統計では.
「危険率0.05で有意差を認めたので」
20回に1回間違う場合があるが
「AはBである」(現実には異なりますが.ご質問者の言葉を使います)
という結果を示します。
この逆は「正しいか間違っているかわからない」場合が20回に1回ある。という意味で「現実にはわからない」という意味です。
これは.第一種の誤り・第二種の誤りの関係で.
「AはBであるにもかかわらず, AがBでない」という結論を出した場合
「AはBでないにもかかわらず, AがBである」という結論を出した場合
が.使われる検定で多少変化しますが.多くの検定では「危険率程度」発生します。
多くの検定では
「AはBでないにもかかわらず, AがBである」という結論を出した場合
は.「数値が超えているのだからマーいいだろう」と目をつぶります。つまり.20回中19回「AはBである」という結論を出したが.1回くらい「AはBでない」場合が含まれていて.これを「AはBである」と無理やりしてしまうのです。
同じ危険率5%でも
「AはBであるにもかかわらず, AがBでない」という結論を出した場合
は大きいです。条件によっては100回中5回, つまり「ない」と結論付けた結果の全部が否定されるくらい発生するのですから。
ですから「わからない」という結論を出すのです。
「間違っている」ではないのです。「わからない」のです。
No.1
- 回答日時:
5%の論文が間違っているのではなく
論文の言う通りのことは100回中95回起きると言うことです。
5回は間違う可能性があるので5%の危険率です。
因みに統計の場合、危険率を規定しないと結論が出せません。
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