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村上ファンドの村上氏がインサイダー取引の疑いで取調べを受けるという記事がありますが、村上氏の行為がなぜインサイダーなのかわかりません。自分が経営に携わっている会社でもないし、自分の調達した金の運用で儲けているだけで、やり方は確かにエゲツナイと感じる部分もありますが、法的に問題があるというのが意味がわかりません。私には、村上氏を快く思わない政治家や圧力団体にコントロールされているマスコミによる株価の誘導で、むしろ
被害者のように思えるのですが・・・。

A 回答 (2件)

確かに企業の内部事情には抵触してないので立件しにくいかもしれません。

ただフジテレビに関わるホリエモンの情報を知りえる立場にあったのと粉飾決算のホリエモン容疑者とともにみせしめの処分をしたいような陰謀があるかもしれません。粉飾決算が十分立証できるホリエモンですらいまだ曖昧な処分しかできてないので、村上氏の場合はもっと立証が困難かと思います。余り突っ込むと証券会社の自己売買部門なんかインサイダーそのものですからね。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。このような見せしめの風潮がマスコミに広がることに恐怖を感じます。確かに、法の抜け道で儲けている人々がいることは、そういった能力の無い人間には腹立たしいところがありますが、少なくとも彼等は法の抜け道を研究し、貪欲に儲けることに人生をかけているわけで、それを止めさせたいのであれば、法の不備を是正する努力をすべきように思います。

お礼日時:2006/06/03 22:52

株取引は本来、公平な立場で行われなければならない。

しかし、一般の人が知りえない情報を事前に知りうる立場にある人が、株の値上がりが予想できる状況にあって、事前に大量に(5%以上)買いつけ高く売りぬけ利益を得た場合はインサイダー取引にあたります。

今回の村上氏はホリエモンとは懇意の仲にあり、フジテレビがTOBをかけることと、ライブドアが大量にニッポン放送株を購入することを知っていて、事前に購入し高値で売り抜けたわけですから、インサイダー取引の疑いは充分あると思います。

私も最初は村上氏はニッポン放送の人間ではないので、該当しないのではと思いましたが、上記の定義や以下のwikipediaを読むと、疑義はあると思うようになりました。

wikipediaの「インサイダー取引」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3% …

このサイトの
具体的には、以下の者による取引が、内部者取引の規制対象となっている。(証券取引法第166条)

2.会社の帳簿を閲覧できる株主で、重要事実を知った者

に村上氏は当たるのではないかと思います。フジテレビのTOBは2005年の2月くらいだったと思いますが、既にそれ以前から数十万株単位で何度もニッポン放送の株を購入していて、2の項目に該当する立場にあると思われるからです。

元々「もの言う株主」として、今までも大企業も株を大量に購入し、その会社の企業価値を上げるために、役員を送り込んだり、経営を動かそうとする手法をやっているのを見ると、重要事実を知りうる立場にあるというのは考えられると思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。インサイダー取引の定義を狭義に捉えていたかもしれません。ただ、株主として知りえた情報が株価を左右しうる重要な情報と言われても株主としては困るのではないでしょうか。そもそも、取締役でもなんでもない大株主と言うだけの立場の人間にこのような情報を流す行為自体が会社の体質が問われる重大な過失のように思えるのですが・・・ただ、このようなことは全て奇麗事で力のあるところに情報が流れるのは当たり前の話で当たり前にTOPと言われる人間の間では、ゲーム間隔でこんな情報のやり取りがされているのは事実でしょう。ただ、一人勝ちをされたことに、ただ、腹を立てているだけにしか思えません。阪神の株の買い付けにしても、初めから阪急に売ると言うシナリオが無ければ危険すぎてするはずもないと思います。つまり、阪急は、直接阪神と交渉して阪神の株を買い付けるより、ワンクッションおいた方が楽に阪神を傘下に入れられると踏んで村上氏と交渉をしていたに違いないのです。ただ、何らかの手違いで折り合いがつかなくなり、急遽、手のひらを返したような策に出たのだと思います。

お礼日時:2006/06/04 00:58

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