チョコミントアイス

私が子供のころ社会科では「独禁法」のことを習い、また「シンジケート」や「カルテル」なども習い、スタンダード石油の例などを挙げられ、いかに大企業がつるんで中小の機会を潰すのが社会に悪影響を及ぼすのかを習いました。

ところが、20年くらい前から、どういうわけか、企業の統合が進み、今ではむしろ中央官庁からも歓迎されているような雰囲気すら感じます。金融、製薬など業種によっては、企業合併がめまぐるしく進んでいます。

1)独禁法は基準が大幅に緩和されたのか、
2)世界単一市場への傾向(WTOなど)により、多国籍企業化が進み、競争力のある企業を残したいからなのか、

どうなのでしょうか?また、こんな懸念は生じませんか?
3)ますます業種への新規参入が難しくなる

A 回答 (1件)

独禁法は今でも生きています。

談合事件が時々ニュースになっていますが、罪状は独禁法違反または贈収賄になります。例えばしばらく前の橋梁カルテルも独禁法違反ですね。

> 金融、製薬など業種によっては、企業合併がめまぐるしく進んでいます。


一昔も二昔も前なら別ですが、官公庁がいくら言ってもそう簡単に合併を進めさせることは出来ません。単純にグローバル化の影響です。

特に製薬は、新薬開発に非常に大きな時間とコストがかかり、近年はその傾向が強いです。ですので、製薬会社は大きい方がメリットが大きいのですが、日本の製薬会社の最大手でさえ、世界の中ではトップテンに入りません。top20でやっと一社はいるか、というところです。したがって、各企業が生き残りをかけて合併を模索しています。


> 3)ますます業種への新規参入が難しくなる

現在合併が進んでいるような産業は、元々参入が容易ではありませんが、それは兎も角。
合併によって、逆に容易になる可能性もあります。
なぜなら、大きい企業が多いほどいわゆるスキマ産業の活動できる範囲は増えるからです。また、製薬会社にとっての新薬開発会社、銀行にとっての消費者金融のように、業務請負のような会社も増える可能性が高いです。
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