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桃太郎の家来(犬、猿、きじ)が出てくる順番には意味があると聞いたのですが、どのような意味があるのか教えてください。

犬、猿、きじが十二支・方位に関係していることはわかったのですが、順番については自分では調べきれませんでした。

宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

桃太郎のモモは陰陽五行説(万物は木火土金水の五行と陰陽の二気からなる)では金の気に配当され、五行中もっとも強い力を持ちます。

古来モモには邪悪なものを退ける力があるとされます。西遊記の孫悟空は西王母(という神様)のモモを盗み食いして不死身の体を得たのです。西遊記の孫悟空はしばしば火眼金瞳と記されるように、火と金の徳を持つものと設定されています。で、このうち金は、西王母の名で示されるように、方位としては西に配当されます。

十二支は植物の生育の段階を表し、毎年めぐるものですが、金気そして西に配当されるのは申・酉・戌です。

これとは別に五行には生・旺・暮があり、金気は巳で生まれ(生)、酉で最盛期を迎え(旺)、丑で果てます(暮)。つまり、酉はもっとも強い金の気を持っているのです。

ということで、十二支の巡りの順から行くと、猿、キジ、イヌで、キジがもっとも強い家来、ということになるでしょうか。

以上、中野美代子氏の「孫悟空の誕生」や吉野裕子氏の陰陽五行に関する著書等を参考に書くつもりが、原著が見あたらず、うろ覚えで書きました。詳しくはこのあたりの文献をあたってください。
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この回答へのお礼

24blackbirdsさん ご回答ありがとうございます。

キジがもっとも強い家来なんですね。

桃太郎のお話の中では
「犬、猿、キジ」の順に家来になっていったと
覚えています。
この順番についてご存知だったら教えてください。

宜しくお願いします。

お礼日時:2006/06/09 12:22

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