集合写真、どこに映る?

いつもお世話になっております。

大学の宿題の、基礎的な免疫に関する(半透膜中で抗原に抗体をくっつけるというような)英文を読んでいたら、bulk solutionというのが出てきたのですが、それは何でしょうか。
調べても詳しいことが見つからなかったので少し気になっています。どなたか教えてくださいませ。

A 回答 (3件)

"bulk solution"=「バルク溶液」という単語は、No.2の方の回答のような意味で用いられることもありますが、この場合は違います。



この場合のバルクは「大半の」という意味で、「溶液の大部分」を意味しています。

抗原抗体反応のような吸着現象が膜や担体の表面で起こる場合、膜や担体表面に近い拡散層では、抗原(あるいは抗体)の濃度は連続的に変化します。しかし拡散層の外側では、抗原・抗体の濃度は一定になります。

この拡散層の外側の領域が「バルク溶液」で、通常拡散層はごく薄いために、こう呼ばれます。界面ナノ領域の溶液、すなわち「界面溶液」="interface solution" と対を成す言葉です。

この回答への補足

お礼に1年もかかってしまい申し訳ありません。
当時は、なぜ抗体が膜に結合しているのかさえ全く分からないようなレベルでしたが、一年たって見てみると、理解が進みました。

本当にありがとうございました!

補足日時:2007/08/07 13:04
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この回答へのお礼

ご回答を誠にありがとうございました!!お礼までに9年かかりすみません。
当時は、ほとんど内容が理解できませんでしたが、ようやく少しご回答の内容を理解できるようになりました。

お礼日時:2015/02/22 23:23

文字通り、「大量の溶液」という意味ではないですか。


Bulkというと、いちいち正確に計量、計数しない、できないほど大量の、という事でしょう。

試薬や消耗品などでも、Bulk売り、つまり小分けしていない大容量で売っているものがありますね。
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この回答へのお礼

お礼に1年もかかってしまい申し訳ありません。

バルクと言う単語には、様々な意味があるのですね。

本当にありがとうございました!

お礼日時:2007/08/07 13:04

論文自体を読んでないのでなんとも言えないのですが、抗原に固定化した膜に抗体を反応させる方法と対比してバルク溶液というものを書いていると思います。



一般的には、抗原の有無を確認する手法としてセルロース膜などに抗原を固定化して、蛍光標識した1次抗体、2次抗体と反応させた後に検出を行います。

これに対し、抗原を含んだ溶液と蛍光標識した抗体を含む溶液を反応させ後に分離した後に抗原濃度を求める方法があります。

個人的なイメージとしてはバルクとは物質の内部のことを言いますので、溶液どうしを反応させるような実験系を思いうかべます。
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この回答へのお礼

お礼に1年もかかってしまい申し訳ありません。
昨年、課題は無事終われました。
やっとご回答内容についてもだいたい理解できるようになりました。
抗体を用いた技術にはさまざまなものがあるのですね。

本当にありがとうございました!

お礼日時:2007/08/07 13:02

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