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微生物は培地上でコロニーを作りますが、
何故コロニーを作るのでしょうか??
また、その形はどのような要因によって決まるのでしょうか?
色々な本などを見ましたがわからないので
困ってます(泣)
それとも私の探し方でしょうか・・・?

A 回答 (2件)

寒天培地は、細菌がコロニーを作り、純培養


できるように考案されたものだからです。

コッホが、ジャガイモを切った表面に細菌が
生えることを見て、ゼラチンで固化した培地
を作ったのが『固形培地で病原細菌を分離
する』ことの始まりです。

細菌は小さくて1個では見えませんが、増殖
して数が増えると、菌の集団として見えるよ
うになります。そのためには、培地上で運動
することなく、増殖しなければなりません。
そのため、栄養素がコロニーの大きさと色など
に、固化するための寒天濃度がコロニーの大き
さに影響します。

コロニーの形では、菌側の原因でスムース型
とラフ型に分かれますが、これは長くなるので
自分で調べてください。
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あまり難しく考えることはないと思います。


コロニーを作るわけではなく、
「もとは一個だったけど、その場所で増えていったら、コロニーになった」
ということでしょう。
(だからコロニーを取って菌種の分離ができるわけです)

細菌は栄養をとるために動く必要がないので、
周囲の環境が動かなければその場所にとどまっています。
通常、液体中で繁殖をするので、液体の攪乱によってちらばります。
寒天培地は、栄養は取れるけれど周囲が動かないという特殊な環境です。

大学のときの実験でコロニーの縦構造を見たことがあります。
小さくてほとんどわからなかったのですが、
だいぶ薄いものでした。
コロニーの形の要因は、増殖速度、必要な栄養量、
耐えられる重さ、老廃物の分泌量、などによって変わるのだと思いますが、
このへんのことはよく知りません。
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