
家に昔から仏事に使われてきた大きめの香炉があります。
形は灯篭のような格好をしていて、屋根を外すとその中に灰が敷いてあり、そこで香を焚くようになっています。灰を置く所は30×30cm位。
使い方ですが、
1、灯篭の屋根のような部分を外し、まず灰をならす
2、灰に板で1cm位の溝を押して作り、何往復かさせるように幾筋か作る。
3、粉状の香(カレー粉のような香)を埋める
4、粉状の香を板で押し固める。
5、香の端に添加すると、導火線のように燃え、半日から一日燃え続け、芳香を放ち続ける。
香を埋める溝の形ですが、
↓始まり
------------------」
L-----------------」
L-----------------
終わり↑
と言う、感じで何回か往復して燃え続けるように作ります。
この香炉で香を焚くのは、お彼岸や仏事の時、朝から一日中焚き続けます。この時は別途に線香は使いません。
昔、粉末の香が貴重な時代は、陰干しにした杉の葉を石臼で引いて、粉状の香に足して増量して利用した時代もあるそうです。
今これを使う習慣が残っているのは、私の地方では家だけだそうです。父は若死にでしたので、何も言わないまま亡くなったので、何のために使うのかとか、言われ等は良く解りません。
なんと言う香炉なのでしょうか?特別な意味のある香なのでしょうか?
上手に説明できませんが宜しくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
坊さん@浄土真宗です。
それは「常香盤」(じょうこうばん)ではありませんか?
(例)
http://www.kajiso.co.jp/cgi/shop/13_340.html
現代のお線香は江戸の末期頃からのもで、線香の無い時代には常香盤が用いられ、長時間供香する際に用いられていたものです。
下記参考URL欄にご質問の例の使い方の説明もあります。
現代の線香は、あくまで常香盤で抹香を燃香する代用なのです。
参考URL:http://www.urban.ne.jp/home/omijo/tokusyuu/okou/ …
こんばんは。お蔭様でいつもお助け頂いております。
全くURL通りの使い方です。常香盤というんですね。本来は線香ではなく、こういう香炉を使ったんですね。
常香盤と言う言葉が全く解らなかったので探しても見つからない訳です。今だからこそ香が豊富に手に入るのですが、香が手に入りにくい時代は様々な木の葉や樹皮を使ったそうです。恐らく香の薬種は薬目的に使うてめ節約していたのだと思います。現代のように平和だかこそ海外の香が簡単に入手できるのだと思いますが、これからも国々の争いも無く何時までも平和であって欲しいと思います。
ホームページのやり方が大変参考になります。私はこの香の量の調節が上手くないので、香りや時間が区々ですが頑張って工夫してみたいと思います。
私の家に時代は明確では有りませんが、昔の阿弥陀様のお軸が数本有ります(昔は浄土系だった可能性が高いと思います)。また時々時節ごとに分家を集めてお念仏もありますし、お盆も周囲より軽く済ましてしまいます。(地域の化石みたいな存在です)
来月は歎異抄を読んでみたいと思っています。歎異抄はとてもピュアな内容だと聞いています。
amida3さんのご回答はとても明快で、皆さんの役に立っているはずです。今後も是非頑張って下さい。有難うございました。
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