dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

私の親戚(自営業代表者 預金だけで?億あり)が、某関西の地方銀行の渉外係?より、アリコのシリウス・レグルスとかの外貨・ドル建て個人年金の勧誘を受けてます。

その親戚は、自分で結構研究していて、余裕資金の範囲内で、自身でリスク等を納得の上、いくらか契約しているみたいで問題ないのですが、聞いた話では、その担当者は、

”ドル為替レートが良くなったら、3年か5年で解約して、銀行に戻したらええっすよ!!”とか言って、他の預金者に営業しているらしいです。

私が、過去ログとか、いろいろ見た限りでは、アリコのこれらの商品には、市場価格調整金なるものがあって、中途解約にて為替差益を得るのは、至難の業だと思うのですが、実際のところは、どうなんでしょうか??

たとえば、現在でしたら、ドル建て年金で、利率5%くらいで、満期10年後に1ドル80円以下じゃなければ、円に換えた際に損にはならないようですが、3~5年後で、差益を得るのだったら、1ドルいくらくらいだったら可能なのでしょうか?

もしくは、銀行員の言ってることは、預金とできるだけ認識させようとする、真っ赤な嘘でしょうか??

詳しい人いらっしゃったら教えてくださいませm(__)m

A 回答 (3件)

この商品の市場価格調整金がどのように決定されるかは運用の内容次第で、その内容は公開されていないようですので推定の域を出ませんが・・・、常識で考えれば10年もの米国債(ストリップス債)で運用されていると思われますので、これの価値を考えればどのような環境で上がるか下がるかは予想がつきます。



一般に債券価格は金利上昇局面で低下し、金利下降局面で上昇します。現在の米10年国債は4.7~4.8%ですが、これが数年後に1~2%まで下がれば債券価格は高騰し市場価格調整金はプラスになる可能性もありえます。逆に5%を超えるような上昇を見たとすれば大幅なマイナスになると思います。

金利と為替の関連は関連し、一般に金利が上がれば通貨も上がると言われます。
理論上、為替レートが円安ドル高になる時(為替レートで儲かる時)は米金利が上昇して債券価格が低下する時となりますので市場価格調整金はマイナスになると思われます。
要は為替で儲かる時は市場価格調整金で損をし、為替で損するときは市場価格調整金がプラスになる可能性が高いと考えられます。

もちろん、金利と為替は正確に連動するわけではありませんので銀行員の言うように儲かる可能性もないわけではないですが、金融の常識から言えばイレギュラーなことでしょう。曲がりなりにも金融の世界に住む銀行員のセールストークにしてはあまりにモノを知らないなという気がします。

それに、このテの商品は早期解約控除が大きいので短期で解約すれば(短期であればあるほど)手元に戻ってくるお金が少なくなります。

もし、為替での儲けを考えるならこのような長期運用向けの商品ではなくて、せめて外貨預金や外貨MMFを勧めるべきです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳細な解説ありがとうございます。

#1様の回答と含めてですが、契約時より米国金利が上がった方が、こちらが儲かるのではなく、契約時より金利が下がった方が、債券価格が上がって運用がよくなるのですねえ・・・・よく勉強になりました。

>要は為替で儲かる時は市場価格調整金で損をし、為替で損するときは市場価格調整金がプラスになる可能性が高いと考えられます。

そうですねえ・・・つまるところ、中途解約で儲かるなんて、可能性的には少ないということですね。

それにしても、関西の地銀・信金レベルの外回りが、こんな感じで、預金のノリで年金窓販してるのには、閉口いたしますわ。親戚には、シリウス・レグルスは、アリコの直担当者を通すようにとは言ってるのですが・・・(まあ、円にして200万づつ、某地銀と、アリコ担当と分けてるから、問題ないようですが。)

どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/09/09 15:52

ANo.1です。


補足致します。

実際、シリウスの設計書を作成してもらえば、市場価格調整率のシュミレーションも作成してもらえます。(金利変動+2%~-2%というかんじで)
それを、ご覧になられてはいかがでしょうか?

>それにしても、関西の地銀・信金レベルの外回りが、こんな感じで、預金のノリで年金窓販してるのには、閉口いたしますわ。

全国区レベルの銀行・保険会社代理店でも、問題になっているケースはあります。(70歳以上の高齢者に販売した等)
要は、担当者次第です。また、保険会社直担当者が良いかといえば、これも疑問です。知り合いが直担当で加入しましたが、その後為替相場が悪くなり全然来なくなったと言ってました。

信頼できる担当者と出会うか、投資は自己判断という最終結論になります。
    • good
    • 0

このての、商品扱ってます。



>3~5年後で、差益を得るのだったら、1ドルいくらくらいだったら可能なのでしょうか?

まさに、おっしゃてる市場価格調整率次第です。米国金利が今後相当下落すれば、1~2年でドルベースで元本を上回るでしょうし、逆に金利が上昇すればそれこそ満期の10年を待たなければ元本を超えるのがきびしくなるかもしれません。

要は、米国の金利次第です。
金利と元本の関係は、国債の時価が動くのと同じ論理です。
現在、米国金利は利上げ中止観測が高く今後金利は下落していく可能性が高いので、このての商品はタイミング的には悪くないと思います。

ただ、ドル為替レートだけでの運用をお考えなら、中長期ならドル建国債、短期なら為替FXの方がコストが少ないので良いと思います。

まあ、冒頭の自営業の方(金融資産?億円)の場合、長期投資や保険を利用した相続対策等が利用できるかと思いますのでシリウスを選ばれているのは悪くないと思います。(すべてをお聞きしていないので、総合判断できません。)

なお、投資は自己判断でお願い致します。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
私も、この手の商品はチンプンカンプンなのですが、これって、米国金利が下がったら、預金金利みたいに運用が悪くなって利回りが落ちると思ったら、そうではなくて、金利が下がったら、債券価格が上がって運用益が出るのですね・・・・(で、合ってますか??)

でも、商品自体に、利率変動型とか書いてますが、市場価格調整率まで変動するのですかねえ・・・・ まあ、本人は分かってるのか分かってないか知りませんが・・・・・ でも、銀行経由の外貨建て個人年金契約者で、この辺の事知ってる人、何人いてるのかしら??

どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/09/09 15:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!