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図書館で何気なく手に取った≪家族狩り≫。
読み始めてとても面白いと思ったので、ネットでいろいろ見たところ、たくさんの≪家族狩り≫が出てるようなんですが、
≪家族狩り≫の後、≪幻世の祈り~家族狩り≫っていうのに続くんですか?
どうつながっているんでしょう。
あまりネタバレなく教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 『家族狩り』は最初に単行本で刊行されて絶賛されたのですが、文庫化される際に大幅に手が加えられ、全く別の作品と言っていいほど書き換えられてしまいました。

元の文章は1行も使われておらず、1から全て書き直したそうですので、新作と言ってもいいかも知れません。
 ですから、単行本は『家族狩り』1冊のみ、文庫版は全5巻『幻世の祈り』、『遭難者の夢』、『贈られた手』、『巡礼者たち』、『まだ遠い光』となり、この2冊はどちらも「家族狩り」ではありますが、続編ではなく、別の作品と見た方がよいでしょう。なお、文庫版はその後大活字を用いた単行本としても刊行されています。

 改稿に際しては作者の天童荒太の心境の変化などがあったようですが、個人的には単行本バージョンのインパクトの方が強かったですね。
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この回答へのお礼

そうなんですか!!
わかりました。これを読み終わったら、すぐに文庫版・家族狩りを読んでみようと思います!!
ありがとうございました!!

お礼日時:2006/09/28 10:21

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