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11月にドイツに赴任します。ここ2週間は下見も兼ねて、ドイツとフランスに旅行に行きました。
率直な感想としては、やはり「百聞は一見に如かず」
これまでの疑問が解消され、偏った先入観が改まった実に意義のある旅行でした。

その中でも強く気づいたことが「ドイツ人とフランス人の気質の違い」です。以下は観光客相手の商売をしている人以外の現地人との会話で感じたことでシチュエーションは列車の中や通行中です。

ドイツ=まじめ、愛想が良い、挨拶をよくする、積極的に話しかけてくる、話題が公的なことが多い(歴史・産業など)、自国の良い点を褒められると凄く喜ぶ、英語が聞き取り易い。

フランス=愛想がさほど良くない、対応が素っ気無い、声がやや小さい、話題が感性に関すること(デザイン・精神世界)がいくらか多い、自国の良い点を褒められても当然といった感じでさほど喜ばない、英語が聞き取りにくい。

といった点を感じました。ここでお聞きします。
皆さんは実際にこの2ヶ国の人達に「初期の段階で」接したときにどういった感想を持たれましたでしょうか?ぜひお聞かせくださいませ。

2ヶ国とも日本に対しては他の国とは違ったある種、特別な感情を持っており今後は日本の歴史や文化を見つめ直す気持ちを強くもちました。

A 回答 (4件)

 >これまでの疑問が解消され、偏った先入観が改まった実に意義のある旅行でした。



 dela様、ほんとうに良かった、わたくしもとてもホッとしました。それにしてももうすぐですね。なにしろこれまでの予期不安に満ちたご質問の雰囲気から一転してとても期待に満ちたものが感じられて嬉しいです。

 初期の段階での感想・・・ですが、おおむね、お感じになったようなことだと思います。
 
 ドイツ人はたしかにフランス人に比べて真面目で素朴といった感じはしました。昼間はとても謹厳で実直、交通ルールも比較的よく守るし。

 とは言ってもそこは彼らも人の子、あれで案外ガメついし商売上手なところも。それに、前にも書いたかなあと思いますが、ムッター(母親)が眠る時間・・・を過ぎると、わりにハメを外すのもドイツの人。まさに飲んで騒いで・・・といった感じで、夜中ともなると男性諸氏はあの立ち○○ンなんかを平気でしている光景さえ。
 そうした「タテマエとホンネ」を持っている彼らゆえ、そんなところが逆に付き合いやすいし馴染みやすいようにも思います。

 ただ、これも北ドイツと南ドイツでは大きく違います。南のババリア系の人たちはまさに気さくで大らかで愛想もいいですが、その点、ゲルマン系の多い北ではややクールでしょうか。物事なんでもキッチリとしたがるのも北の方だし、話題もどちらかというとやや固いし。そしてフランクフルトはその中間というか境目に位置しているわけですから、これはもう人によりけり・・・でしょうか。

 フランス人・・・といいましても主にパリジャンでということですが、おっしゃる通り全般的に愛想が良くないですね。対応が素っ気無い上に、たしかにあまり大声を出さないし、しかもフランス語がモゴモゴと口の中で発声するような言語ですから、たしかに聴き取り難いですよね。
 ただ、これも、同じパリでも、大きく分けて、セーヌを境に都心部のある右岸と、カルチェラタンなどがある左岸でもかなり違います。
 右岸では、観光客慣れしているのか国際化のひとつなのか、英語もかなり通用しますし、客への応対も幾分かは常識的。話題もとかく幅が広いようです。その点、左岸は、カルチェラタンなど一部の文化的な地区を除いてまるで庶民の街ですから、とかく無愛想で見知らぬ他人のことにも無関心を装うといったところを感じます。

 それでも、そんな庶民ばかりの街に住んで、最初はなんと不気味なところと思っても、こちらから勇気と愛想を持って気さくに話しかけると、突然相手も親しそうに笑顔を見せるということもしばしば。ことに、こちらが少しでも、ほんのひとつの単語でさえ、フランス語で話しかけると親しさは一段と早めに表れます。そうなったらしめたもの、もう立派に受け入れてもらえて、その日から住人になれるといった変わり様、そんな気がしました。

 パリジャンたちが英語を話したがらない・・・とよく話題になりますが、いえいえ、その点なら我々日本人だってなかなかのもの。日本の街角で外国の方に突然道を聞かれたら、何人の日本人が言葉は通じないにしても「なんとかしてあげよう」と試みるでしょうか。中には話を聞こうともしないで、ダメダメとばかりに手を振って逃げてしまうといった光景さえ見かけますが、さすがのフランス人もそこまでは冷たくはありません。

 ましてフランスでも日本でも、田舎に行けば外国語なんてサッパリの人が多いのですから、それはもう仕方がないことなのかも。

 それと、ドイツ人は自国の良い点を褒められると凄く喜ぶが、フランス人は自国の良い点を褒められてもさほど喜ばないという発見、とても面白いことにお気づきになりましたね。
 まあ人にもよるし階層(クラース:下注)にもよるのでしょうが、パリといえば中華思想のご本尊みたいな街、世界の優れたものはパリが発信地であり、すべての優れたものはパリに集まるぐらいの感覚で居るのかもしれませんし、だから褒められて当然とでも教えられているのでしょう。ただ、フランス人は概して、本心はともかく、表向きは物事をナナメに見るようなスノビッシュとでも言いたくなるような態度を見せるものとよく言いますから、あまり真正面から捉えない方がいいかもしれません。

 先に書いた「クラース」、ドイツでは感じませんが、パリでは結構これが重く感じられます。例えば場末の安ホテルなんかに泊まろうとすると、服装などをしげしけと眺めた挙句、職業や出張目的などをさりげなく聞かれ、どうしてこんなホテルにあなたのようなクラースの方がわざわざ・・・といぶかるとか。

 今回はこうして書いていてあまり良いご回答にならなかったように思います。それももう、ご自身の肌ですっかり現地を「お感じ」になっていらっしゃることが手に取るように分ったからでしょう。
 ただ、わたくし、感心しましたのは、こうして実際に2カ国をご覧になって「今後は日本の歴史や文化を見つめ直す気持ちを強くもちました」とお感じになったこと。これこそ、かってわたくしも強く感じたことですし、本当にそれが必要なんだと言いたいのです。とてもいいご旅行をなさいましたね。これでなんの不安も無くご赴任できることでしょう。
 
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この回答へのお礼

今回もありがとうございました。

今はドイツ語の勉強に四苦八苦しながら
出発の日を心待ちにしております。

(会話の勉強では「オススメ料理は何ですか?」「W杯の成功おめでとうございます。」などを覚えて、こういう言い方をすればドイツの人はどういった反応をするのかな?・・なんて今から一人で考えてニヤニヤしています。) 

それではまた! Auf Wiedersehen!

お礼日時:2006/10/09 17:34

こんにちは。



ドイツにはロマンチック街道を観光バスで旅行しただけですが、フランスには割と長く、各地に滞在していました。
私のフランス人の印象は、パリと、その他の地方(はっきり言うと田舎)では全く違うものでした。

ホームステイした地方の人たちはとても気さくで、大きな声でいろいろ話し掛けてくれました。
話題は、やはり世代や職業、立場でさまざま。
万国共通だと思います。
主婦の女性たちは、家庭の事、家事(料理や家のインテリアなど)、家族の話題。
ホワイトカラーは政治情勢、
(日本には死刑制度が未だにあるんでしょ、とか言われました。アメリカ軍が駐留している、というととても驚いていました。)
若い人はビデオゲームやアニメに興味深々。

ある日、町のレストランのお兄さんが、
「ぐっと?」と話し掛けたので、私はフランス語の「グートゥ」(味を見る)といっているのだと思い、「え?味見しなさいって、今食べてるじゃん。」と不思議そうな顔をしたら、

「英語でGood?って聞いたんだけど…、おれの英語、通じなかった!わはは」という感じでお店中で笑いあいました。
確かに、英語は聞き取りにくいかもしれませんね。
最後の子音は読まない。=だいたい最後は母音を発音するので、英語に良くある最後の~t、~sh というような音があいまいな感じに聞こえる感じでした。

でも、若い人ほど英語は上手だと思います。
よく言われる、Hの発音ができない、というのも、
若い人ほどきちんと発音しています。
聞いている音楽もほとんどアメリカのポップスですし。

フランス人は、「If you want,~」という言い回しをよく使っていました。
「あなたがそうしたいなら、どうぞ」という感じで、
最初は何だか距離を感じて、すこし寂しい感じがしましたが、慣れてくると、相手の意思を尊重した言い方なのだな、と分かりました。
フランス人気質、というのは、私はこの言い回しに感じました。

「自分がどうしたいのか、が重要。相手にも相手の意思があるはず。それを尊重するべき。なんでも右に倣え、で従うなんてありえない!」

1年弱滞在した地方の町から、帰国する時にパリに寄りました。
パリの人は、いかにも観光客や外国人と見ると、割と最初から英語で話し掛けてきまた。(お店の人ではなく、通りかかった人が、この時間はメトロのこの入口は使えませんよ、と教えてくれました。)
さすが、メトロポリタン!と思いました。
話す言葉も、滞在していた田舎とは違い、とても早口で、始めはみんなが怒っているように感じました。

有名デパートの店員などは、すごくそっけなく、
田舎町のお店でのいつもの調子で、大きな声&笑顔で「ぼんじゅーる!」と言ってもほとんど無視で、
「都会ってコワッ!」と感じてしまいました。

あと、ドイツとフランスで感じた違いは、
美術館での写真撮影です。
ドイツ国内ではすごく厳しく「ノーフォト!ノーフラッシュ!」だったのが、ルーブルではみんな平気でパシャパシャ撮っていました。警備員さんもぜんぜん注意していませんでした。(もう7年前の前世紀!ですが。)
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ドイツ人に関しては似たような感じですが、フランス人はこちらが笑顔で挨拶をすると、直ぐにあちらも笑顔になって、親切になります。


後は、英語圏の人に対しては何が何でも英語を使いたがりませんが、同じ非英語圏の私に対しては、一生懸命英語で接してくれました。

まぁ、行く場所にもよるでしょうけれど・・・
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何というか、もうまったく同じです(笑)



付け加えるのなら、フランス人は外国人嫌い・英語嫌いということでしょうか。
観光立国なのに(^_^;)

その国の全ての人が同じだとは一切思いませんが、
「お国柄」って大いにありますよね。本当に面白いですね。
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