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仮の話です。将棋では敗因となる手をさしていれば負けると聞きました。ではそういう手をささなければ勝負はつくのでしょうか?

ちなみに、指さない工夫としては、森内佐藤羽生谷川丸山などのA級のトップ棋士を2つにわけ、相談OKの対局。持ち時間は1週間。

こうまでしても敗因となる手をさすのでしょうか?
またこの試合、いったいどうなるのでしょうか?

A 回答 (7件)

敗因となる手=敗着を勘違いされてますね。


質問者さんのイメージに近いのは定跡を知らずに、定跡では結論の出ている手を指してしまうことです。弱いアマチュアの敗因のほとんどはこれです。
他には、必敗とはいえないけれど、あえてふみこむ手順ではない手順を、経験があるからという理由で選択する場合(最初に両方の端歩を付き越す等)、そんな局面には定跡はありませんから、そこでの手順は定跡外の手順になります。
トッププロの場合は、定跡で結論の出てしまっているような手は指しませんから、かなり先の局面まで定跡通りに進みますが、お互い定跡を知り合った上で、定跡化されていない手順(研究手順)に相手を誘い込もうとします。
定跡手順はトップ棋士は情報を共有していますが、その上に構築された各自の研究手順は、各人それぞれです。
研究手順に入ってしまうと(お互いの研究手順をはずしあわれて、その場で考え付いた手になることもあります)、そこは定跡からいうと、未知の局面(ほぉ、こんな手もあったのかと感心する局面)になり、そこでの最善手を考えるには、無限の時間が必要ですから、持ち時間が有限の場合、「高い確率で最善手である手」しか、指せません。
その手の不備を相手がうまく捉えると、その対局終了時には、「高い確率で最善手と思われた手」も、敗着になってしまいます。
こういう仕組みなので、どんなに将棋が強くても二人でやれば、片方は敗着を指してしまうものです。
中には、敗因が微妙で、敗着を特定できないといわれる対局が生じることもありますが、稀です。
リレー将棋の場合は、例えば、佐藤さんの研究手順は、羽生さんは知らないので、佐藤さんは自分の研究手順を指さずに、如何にもいい手に見えそうな手とか、ここは攻撃に踏み切るタイミングだとかいう、定跡よりも常識に合った手を選ぶでしょうから、将棋の質は1対1よりもかなり落ちてしまいます。
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たとえば、六路盤オセロはコンピュータで白4石勝ちということがわかっています。

黒は最善手を続けても、白に最善手を続けられたら、黒はどうやっても4石負けになります。

将来量子コンピュータが実用化されたら、いすれは将棋も究極の解が分かると思います。そうなったら将棋も6路盤オセロと同じことになります。将棋の究極の解が千日手かもしれませんし、先手の勝ちかもしれません。先手勝ちなら、先手が正しく指せばどうやっても後手は負けるということです。また千日手なら、どうやっても相手に最善に来られたら勝つことはできません。

しかし、今はだれも将棋の究極の解など知りません。プロといえども同じです。ですから、名人といえどもどこかで最善ではない手を指します。
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この回答へのお礼

みなさんありがとうございました。

お礼日時:2006/10/24 22:37

すべて最善手しか指さない「神様」二人が対局したならば、結果は千日手になるかもしれませんね。


人間は神様ではないので、すべて「最善手」を指すことができません。
最善手ではない手のいずれかを「敗因」として局後の検討で結論づけるのでしょう。
トップ棋士といえども「神の一手」を求めて、日々研究を重ねているのです。

「ヒカルの碁」でも神の一手を求めていましたよね。
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質問の趣旨は双方完全に最善手を指した場合どうなるかと言うことでしょうか。


将来、とんでもない高速なコンピュータが開発されて初手から終局まで完全に読みきれるようになるまで答えが出ないと思いますが、勝手な想像を書くと千日手になるのではないかと思っています。
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そんなに深く考える問題でもないでしょう・・・


どんな形にせよ、駒が動いていれば自然と収束はしていきます。

わざわざ敗因となる手を指す人もそうそういるわけがなく、
後から振り返ってみたら敗因だったというのが正しいのですから、
指す瞬間は敗因かどうかは理解していません。

ちなみに将棋世界誌の連載の局面を6人の棋士に分析してもらう企画が
ありますが、あれでも意見は相当に割れていますね。

トップ棋士でさえ止まっている現在の局面であれだけ意見が割れるのですから、
連続して正しい手を指し続けるのは人間には無理でしょう。
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やるんならやはり1対1でしょうね。


プロ棋士が棋風の違う他のプロと相談しても、どこかで歩み寄れない場面が出てくるでしょう。

そんで時間無制限にしてもいずれ勝負がつくでしょう。理由はNo.1の方のおっしゃる通りだと思います。
昔は1週間くらいの対局もあったようですし。で確かに羽生対谷川なんかで持ち時間1週間の対局を見て
みたいですね。
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一週間程度の持ち時間で詰みまで見越した決定的な手順を発見できるなら、とっくに誰かが見つけて実践していると思いますよ。

仮に持ち時間が一ヶ月、一年であったとしても同じことで、将棋の手順には、ほとんど無限のヴァリエーションがあって、プロ棋士がああでもないこうでもないと試行錯誤しながら日々研究しているのがなによりの証拠だと思います。

もともと敗着とか悪手というのは、あくまで勝敗の結果から遡った場合にのみはっきりするので、途中で善手か悪手かを決定することは必ずしも出来ないんじゃないでしょうか。答えにはなってないですが・・・

でも私も持ち時間無制限でどういう結果になるのか見てみたいですね~
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