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最近北朝鮮の核実験が注目を集めています。メディアなどでは経済的影響についてはよく討論されていますが、環境への影響はあまり討論されていないように思います。自分でも調べてみたのですが地下核実験による環境への影響はあまり書かれていません。地下核実験による環境への影響について何か知ってらっしゃる方がいらっしゃいましたらご回答よろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

回答No.6のjustice_ghです。



参考にGoogle Earthから抽出したエリア51内ネバダ核実験場の画像を添付します。
「地下核実験の環境への影響」の回答画像7
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もしよろしければ、Google Earthで下記座標付近をご覧になってください。



北緯 37度05分27.90秒
西経 116度02分38.13秒 

あの有名なエリア51内にあるネバダ核実験場です。
そこには今まで米国が行ってきた地下核実験の大小様々な爪痕(クレータ)が見れます。
そこだけをクローズアップしてみていると月面写真を見ているかのような錯覚をおこします。
地下核実験によってできたクレータの直径は約200m~約450mで、どれも地盤が陥没しています。
直径についてはGoogle Earthのツールにある「定規」を使って測定できます。しかし陥没度については測定できませんが、周囲の実験施設の建物などと比較すると、10m以上は陥没しているように見て取れます。

この様な大きな規模のクレータが地下の核爆発とともに一瞬にしてできるわけですからとてつもない破壊力ということになります。
これが、密集した都会の地下数キロメートルに埋められ爆発したと仮定したら、自然発生する直下型地震の被害の比ではないことは想定できます。
これは直径400mの円周内にある全ての建造物は跡形も無く一瞬にして倒壊してしまうことを意味します。

今ここで、素人的にも次の推論をすることが出来ます。

核爆発後、地下数キロメートルの所では核分裂の凄まじい高熱により岩盤の溶解、気化がほぼ同時に起こるでしょう。
そして気化した、いわゆるガス化した岩盤の成分は猛烈な圧力で地表に向かって噴出して来るでしょう。
その時、地表は一瞬盛り上がり、その直後にガス化して外部(地表)に噴出した地下の岩盤の体積分だけ地表が陥没すると考えれば、クレータの生成プロセスが説明つくのではないかと素人的にも考えられます。

こう考えると、地下核爆発により、地表に放射性物質が多少なりとも出てくる。といえるのではないでしょうか。

米国は他の核兵器保有国に比べれば情報の透過性はよいことは事実ですが、イラク戦争の際の劣化ウラン弾の件もあり、「劣化ウラン弾は害がない。」と、自国の兵士まで騙していた国ですから、地下核実験が完璧に安全であるということについても100パーセント信じるべきではないと思います。
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日本でも地上で核爆発を取り扱っている(原発)のに


それより安全な地下実験で、影響を出る可能性は少ないでしょう。

但し、馬鹿民族では・・・
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まずこの件に関しての資料は旧ソ連や中国に関してはまず入手が不可能ですので、今手元にあるアメリカに関しての資料だけでお答えしたいと思います。



1963年に「部分的核実験禁止協定」が結ばれる前の1962年から、アメリカは大気圏内核実験を取りやめ、全面的に地下核実験に移行しました。この際のアメリカ当局の謳い文句は核戦略的目的は別にして、「人に優しい、環境に優しい」というどこかで聞いたような文句でした。
確かに地表での核爆発よりははるかに安全とはいえましたが、実はそんなことはまったくの絵空事だったことが次第にわかってきました。たしかに実験場は不毛の土地ですので、一見した限りでは環境的には何の問題もないように思えます。しかし肝心の人間に対する影響はどうだったかといえば、これはかなり深刻な問題が発生しています。

1970年12月にネバダ実験場でおこなわれた地下核実験では、爆発の際地上3000メートルまで放射線ガスが吹き上がったことが確認されています。その後の実験でも放射線ガスは何度も地表に飛び出し、実験場のユタ州南部などの風下地域の住民は深刻な放射能被爆の危険に晒されていました。

1987年ソルトレイクシティでアメリカ議会地下核実験問題小委員会の公聴会でことです。コロラド大学医学部のジョンソン博士は「1962年から86年までの地下核実験で広島型80個分にあたる6470万キュリーの放射能が漏れ、このデータによっての換算では風下地域では1万人から2万人のがん患者発生の恐れがある」と発表しています。
これはユタ州連邦公衆衛生局が調査した、がん患者の発生率からも裏づけされています。結局被爆者は17万人にも及びましたが、アメリカ政府は当初このことを認めようとしませんでした。
しかし実験の際は風が人口の少ない北または北東地域に吹いているときにしか行わなかったのですから、みずから実験の危険性を認識していたようななものでした。
しかし後にアメリカ政府は公式に被爆によって死亡した一部の遺族に対して、保証金を払い謝罪をしています。それに当然というか地下核実験では地下水が汚染されいることを考えなければならないと思います。

地下核実験は3メートルほどの穴を地下1000mから1500m程度まで掘り下げて行っていましたが、アメリカエネルギー省は地下水源などを事前に調査して、十分安全を確認していると常に言っていました。しかしその言葉が信用できないのは、1992年9月23日以降地下核実験は行っていないと言いながら、その後94年まで204回にもわたって秘密の核実験を行っていたことを後に公表したことからも分かると思います。

たしかに大気圏内核実験のように、プルトニウムなどの放射線に汚染された砂などが風に乗ってどこまでも流れていく恐怖はないでしょうが、このことを見ても地下核実験がなんら安全性が保障された実験ではないことが分かります。
とはいえ、ある意味アメリカだからこそこれだけの情報が誰にでも分かるのであって、旧ソ連や中国での地下核実験ではどのような被害が出ているか、その秘密主義や人権不在の国情を考えれば、想像するのも恐ろしいですね。
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もともと、環境に影響しないように核実験をする方法として考案されたのが「地下核実験」です。

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地下の場合、


爆発の熱で周りの岩盤が溶けてガラス化するので、
放射性物質を閉じこめてくれるようです。

ただ…爆発が失敗で中途半端だったり、
実験場所の岩盤が不安定な場合、地表に漏れ出る場合があると…

実験直後のニュースで言っていました。
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気象庁の観測データでは、特に放射線の量は変化なしらしいです。

つまり国内レベルではまったく影響がないということです。
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