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線量の高い場所では内部被ばくする可能性があるから全身防護服を着て、フィルター付きの全面マスクをしなければならない。
それなのに、
放射線の高い高度を飛行する戦闘機パイロットはマスクするが、同じく放射能の多い上空に長時間いる旅客機パイロットやスチュワーデスはマスクをつけない。
これはなぜですか。

A 回答 (6件)

そもそも、太陽というのはむき出しの原子炉みたいな物で(核融合反応ですが)大量の放射線を発しています。


その他の星も同様です。

なので、宇宙空間には放射線が溢れていると言っても良いくらいです。

地球では、大気によってその大部分が遮蔽されるので、地上では生命が脅かされるほどの放射線は地上まで届きません。(もちろん宇宙からの放射線も0では有りませんが)

飛行機などで、上空に行けば、大気も薄くなるため放射線が遮蔽される量が減り、地上に比べればその分多くの放射線を浴びることになります。

宇宙に行けば、もろに放射線を浴びることになるので、宇宙船などはかなり厳重な放射線対策が取られていますし、それでも完全には防げないので宇宙空間での活動時間や滞在時間などが厳しく決められていると言われています。


この「宇宙からの放射線」は、太陽や遠くの星が発した光が地上で見えるように、太陽などの星から発生した「放射線」が地球に届いているのであって、「放射線を発生させる放射性物質」そのものが上空に大量に存在するわけでは有りません。

「放射性物質」がそこに有るわけでは無いので、その空気を直接吸い込んでも内部被曝などの心配は有りません。

なので、飛行機で上空を飛行する際、マスクをしたり防護服を着ても「放射線」に対してはほとんど意味が有りません。

戦闘機のパイロットも「放射線を防ぐ為」にマスクをしているわけでは有りません。

原発事故現場やその周辺で、防護服やマスクが必要なのは、原発から漏れ出した「放射性物質」が埃と一緒にそこら中に漂っているため、その埃を体内に吸い込んだり体に付着したりするのを少しでも少なくしようとするためです。
防護服やマスクで、「放射線」そのものは遮蔽出来ません。


つまり、放射線を発生させる放射性物質が、その場所に存在するかどうかです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/07/13 22:08

>パイロットは被ばく量が多い


これは事実です。
被曝とは放射線を浴びることを言います。
宇宙からの放射線を多く浴びることとなります。

放射線は一過性のものですし、α線を除けばマスクなどたやすく突き抜けますので、
マスクをしても放射線防護には全くなりません。

放射性物質は放射線を出す性質を持った物質のことですが、
そう言う物質を体内に吸収しては困りますので、放射性物質が漂う場所ではマスクをする必要があります。

放射線を出す能力のことを放射能と言います。
放射線を出す性質のことを放射性というのと同じですね。
放射能はその性質の強さを定量的に表したものです。
さらに、放射性物質のことを放射能と呼ぶこともあります。

このように放射線・放射能・放射性物質、すべて指し示しているものが違います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/07/13 22:08

そもそも、『放射能』と言うのは、ある元素が放射性崩壊を行い


別の元素に変化する能力(性質)の事を示しています

放射線と言うのは、元素が放射性崩壊を起こす際に放出される
エネルギー(電磁波)の事を示します
また、放射線を放出する物質は『放射性物質』と呼びます

とどのつまり、防護服やマスクで『放射線』は防げませんが
『放射性物質』を吸引する事を防ぐ事は出来ます

『放射性物質』が体内に入ると、そこから体外に排出されるまでの期間
ひたすら、放射線を出し続け内部被曝するので、それを避ける為に
あの様な格好をしている訳です
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/07/13 22:09

> これはなぜですか。



そもそも全身防護服などでは、「放射線」は防げませんので・・。
放射性物質の付着やら吸引などを防いでいるだけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/07/13 22:09

まずは「放射線」と「放射能」の言葉の厳密な違いを理解することから始めましょう。



「地球上空の航空機内に放射能が多い」が間違いだと分かります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>>「地球上空の航空機内に放射能が多い」が間違いだと分かります。

パイロットは被ばく量が多い職業という情報が事実ではないということでしょうか?
大気の層が宇宙から地上に飛んでくる放射線の大部分を遮断してるから地上の人間はマスクなしで生活できると思ってたんですが。

お礼日時:2014/07/12 10:38

 放射性物質が浮遊しているかどうかの違い。

浮遊している放射性物質を吸い込めば「内部被爆」する。対して外から放射線を浴びるのは「外部被爆」。

 戦闘機パイロットがマスクをするのは被爆対策ではなく酸素濃度の薄い高度を飛ぶ対策。何しろ戦闘機だから無理がかかったり被弾したりして気密漏れしないとも限らない。いざというときに取り出していては間に合わないから気密はないものとしてあらかじめ酸素マスクをつける。旅客機の場合は非常の場合にだけ酸素マスクをつける。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
旅客機は被弾しないから放射線はボディで遮断できる、マスクも必要ないという思想で設計されてるわけですね。

お礼日時:2014/07/12 10:41

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