
容器に入った質量120gの水の温度を測ったら25℃であった。この中に比熱0.84J/gk、質量200g、温度60℃の金属塊をいれたところ、全体が30℃になった。水の比熱は4.2J/gkとする。
という問題で、容器の熱容量を求める問題なのですが…
金属塊が失った熱量は、0.84×200×(60-30)=5040J
水が得た熱量は、4.2×120×(30-25)=2520J
なので、容器が得た熱量は5040-2520=2520J
容器の質量が分かっていないのに、ここからどうやって熱容量を求められるのでしょうか??;
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>容器の質量が分かっていないのに、ここからどうやって熱容量を求められるのでしょうか??;
比熱、熱容量の関係の理解が逆になってしまっていると思います。
熱容量=比熱×質量
となっていますから質量が分からないと熱容量は分からないと思われたのだと思います。でも容器の比熱も分かっていないでしょう。比熱も熱容量も分かっていないとしたとき測定からどちらが先に分かると思いますか。
この問題にもあるように熱量のやりとりから容器のもらった熱量が分かります。温度差が分かれば1Kあたりの熱量が分かります。質量が分かっていればさらに1gあたりが分かります。
熱容量が先にわかる量なのです。
だから比熱=熱容量/質量です。
比熱の値が先に与えられている問題ばかりやっていると熱容量の方が後から求められる量だと思いこんでしまう可能性がありますね。
物理でも化学でも分かっていく順番に書かれているのではない場合が多いです。一旦分かったものとして逆に組み立てているのです。比熱の方がより基本的な物質の性質であるということでだろうと思います。でも分かっていく順番はより基本的なものが後から分かるということになります。
No.3
- 回答日時:
>容器の質量が分かっていないのに、ここからどうやって熱容量を求められるのでしょうか??;
「熱容量」は質量とは関係ありません。「熱容量」定義を復習して下さい。早い話が、問題は、「容器の温度を1℃上げるのに必要な熱量は何Jですか?」ということです。
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