牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

こんにちは。
「キャリア」とは何なのか、わからないところがあり質問させていただければと思います。無知な質問かもしれませんが、お答えいただけたら幸いです。

時々、20代後半~30代の女性で「私はキャリアがないから」という知り合いや友人がいます。

でも、その方たちの仕事は、私から見れば立派なキャリアに見えます。
たとえば、大手メーカーの広報室のアシスタントだったり、中小企業でも営業事務や経理事務など。。。忙しい時は残業しますし、立派にこなしているようです。

彼女たちいわく、いわゆる「男性のアシスタントだから」「私がいなくても会社はまわる」「誰でもできる仕事」「結婚退職して子供育ててその後はスーパーのレジをやるのかな」などと言います。
一方、友人の中には、社長秘書などとてもやりがいを感じながらやり遂げている人もいて、彼女は「せっかくキャリアを築いてきたから云々・・・」と言います。

「キャリアがある」とはどういうことなのでしょうか?

ちなみに私自身も、職歴として広告代理店の総合職数年、その後派遣で会社を変わりながらも広報・マーケティングをしてきたのですが(経験上これしかできないと思っていたので)、面接を受ける先によっては「立派なキャリアですね」(嫌味・・?)と言われるところもあれば、「派遣で複数の会社でちょこちょこ働いてるんじゃ、キャリアとしてはちょっとね・・」と評価される場合もあります(それなりに正社員なみにがんばってきたとは思うのですが・・)
雇い主によって「キャリアがある」というのは評価が分かれるのもあると思います。

その上で、「キャリアがある」「キャリアがない」とはどういうことなのか、ご意見いただけたら幸いです。

A 回答 (3件)

30代の女です。


私自身の考え方を書きますね。

まず、前の方が仰っておられるように「一つの仕事を長く続けてきた」ということ自体がキャリアだと考えています。
継続は力なり…ということでしょうか。
事務だろうが営業だろうが研究だろうが、続けることによって得られるものは大きいと思います。
但し、私自身はこれは「受身のキャリア」だと思っています。
例えば転職する際に「○×会社の△□部で●年働いていました」と言えば、相手は社名と年数を「キャリア」として評価してくれるでしょう。
でも、これは本人自身の評価ではなく、その上着の評価です。
良い会社に長く勤めていれば、それだけで評価はあがります。
本人の資質云々ではありません。

尚、業界にもよると思いますが、転職が一般的な業界の場合、一つの会社に勤めている年数というよりも、一つの職種についている年数で評価される場合もありますね。
会社自体が変わっていても、同じ職種であればよしと見なす考え方です。
逆に転職があまりない業界ですと、会社を複数に渡って変えている場合、たとえ同じ職種であっても「キャリアがない」と評価することがあります。

ところで、同じ年数同じ会社に勤めていたとしても、漫然と働いていたのと、勉強しながら必死に働いていたのとでは身についているものが全然違います。
自分自身が身に着けた仕事上の知識、テクニック…そうしたものも「キャリア」だと私は思います。
失礼ながら、あなたの友人の中にある「キャリア意識の差」はここかなぁと思いました。
アシスタントとして、誰もがやるような事務作業を淡々とこなしていたとしたら、キャリアを積んでいるような気持ちにはならないでしょうね。
残業しようが、休出しようが、やっていることが形になる業務ではありません。
研究開発のように商品が出るわけでもないし、営業のように数字が残るわけでもありません。
淡々と仕事をこなしていけてしまう分、「気がつけば●年」という人も多いです。
ふと振り返った時、自分の手の中に残されているのは仕事のマニュアルと、ちょっと手際がよくなった自分だけ…これでは、あまり実績を積んで向上したような気持ちにはなれません。
実際、実力が大してついていないケースも多々あります。

けれど、一般職のアシスタントだって、極めようと思えば色々なものを極めることができるんですよ。
事務作業だって奥が深い。
改善する点は多々あるでしょうし、逆に事務処理ほど極めがいのある仕事もないと思います。
営業事務だろうが一般事務だろうが、突き詰めて極めれば、それはもはや神技(笑)。
事務処理のエキスパートの腕前を見ると、もう、ただただ拍手喝采です。
総合職で勤めているわけでも、華々しい部署に配属されているわけでもありませんが、確かにそこに「キャリア」が存在しています。
そして、そんな風に仕事に取り組んできた人は、たとえアシスタントであっても「キャリアを積んでいる」と堂々と話しますし、そのキャリアを引っさげてさくっと転職しちゃったりします。

私自身は企業の研究所に勤務しており、ついこの間までは製品開発の方にいました。
華々しくキャリアを積んでいるように見えますが、自分自身への蓄積という点では実はまったく…の有様です(苦笑)。
開発スケジュールの忙しさに追われ、とにかく製品を作る…という作業に没頭していたため、研究者としてのキャリアなんて皆無に等しいとさえ感じています。
製品は出ましたし、ある程度の年数は勤めていますからそういったキャリアはあるのでしょうが、自分自身の血肉となった何かを指しての「キャリア」は少ないなぁ、と…。
今は異動して分析部門にいますが、ここでは逆に一から徹底的に勉強するだけの時間があり、仕事を通じて成長できる場がたくさんあります。
このままここで仕事を続けていけば、かなり外に対して通用するキャリアが積めるのではないかと感じています。

私の考える「キャリア」ってこんな感じです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

なるほど、漫然と働いてきたという「受身のキャリア」に対して、自分から何かを学んで血肉とした「本物の(?)キャリア」といったようなものが存在すると考えられているんですね。 非常に考えさせられます。

友人たちをみていて、職種は経理、営業、秘書、開発、などなどいろいろありますが、職種によってそれほどキャリアの高低があるわけでもないだろうし、でも彼女たちの中に見える「キャリアがある、またはないという意識の差」とは何だろうとずっと思っていました。

受け持っている仕事を、きわめることって本当に大変なことだと思います。仕事内容が「易しい」と思っても、それを極めることは難しいですし、「易しい」と思ってそれ以上進歩せず現状維持のままなのか、もっと仕事を広げていったり改善しようとする姿勢の中に「キャリア」が存在するのかもしれませんね。

大きなヒントをいただきました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/11/26 08:29

30代女・管理職です。



個人的には「キャリアがある」という言葉に、あまり振り回されるべきではないと思います。
一企業の中だけ、若しくは狭い職場環境だけで認められる「キャリア」と、競合他社や他業界・業種の会社にも幅広く認められる「キャリア」とでは、それぞれ意味も解釈も違うと思います。
ご質問者様は、転職という場面における「キャリア」の意味を探られているのだと思いますが、この場合は明らかに後者でしょう。
ただ、単に長く仕事をしていても、その仕事経験が、次の転職先で即座に発揮できるとは限りません。
いくら「キャリア」を持っていても、中身が伴っていなければ、結局一から教え直しが必要になりますので、一概にキャリアがあるということが全てを解決する訳ではないと思うのです。
逆にキャリアがなくても、飲み込みが早く能力のある人材なら、短期のトレーニングで使い物になります。
企業としてどちらがメリットかはいうまでもないはずです。

私も採用に携わる立場のものですが、確かに会社によって、また部門によって人材の評価基準はまちまちです。
ご質問の中で、会社によってご質問者様の評価が違うことに戸惑われたようですが、会社が人材に求めるものが個々に異なるので、それはある意味当然のことと言えましょう。

ご質問者様の場合は、ご自分の能力やスキル・経験を、ご自分なりに客観的に評価することが重要なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

ご回答拝見して、「キャリア」といってもいろいろな見方がある、いろいろな評価がある、ということがわかりました。 また「キャリアがある」という言葉の響きから、「仕事をバリバリこなして、かつ有能である」というイメージが私の中で一人歩きしていましたが、必ずしもそうではないのですね。 「キャリアがなくても飲み込みの早い能力のある人材」を重視する、という考え方があるのも、今更ながらなるほど、と思いました。  そういうことから、「キャリアのある30代」よりも「若手でキャリアが短くてもポテンシャルがある」というのを好む企業があるわけですね。

私も面接を受けたりする中で、かなり評価が違うので驚いています。
自分をしっかり分析して、マッチする企業をしぼるということも大事なことかもしれません。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/26 08:52

 派遣会社の知り合いによると、一口に「キャリアの有無」について、語れというのは仕事の内容によって難しいといいます。


ただどの仕事についても、「長いことその仕事に携わっている」ということが「キャリア」という人がほとんどらしいです。
つまり、「下積みがある」ということですね。
さらに知り合いは、
「『即戦力』を求めるので「キャリアの有無」を重視しているのは、同じ仕事でも会社によって仕事方法も違うけど、ある程度こつさえわかれば、あっという間に出来る。どんな仕事でも、長いことその職業に携わっていれば立派な『キャリア』になる!正社員で勤めた、パートで勤めた、派遣で勤めた・・・下積みあれば正社員だろうが、パートだろうが、派遣だろうが関係ない!」
と言ってました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

なるほど、「下積みがある」ということですね。この下積みがあるおかげでこつをつかむのが早く、あっという間に仕事を成し遂げられる人が「キャリアがある」とも言えるのでしょうね。 雇用形態は関係ない、というのに勇気付けられました。あとは自分がその仕事をやりきってきた意識があるかどうかも大事かもしれませんね。

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/26 08:19

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