見学に行くとしたら【天国】と【地獄】どっち?

 現在20のフリーターです。私は大学受験時、芸術の大学(京芸)を受験し、一浪しましたが、失敗しました。経済的な理由で予備校に通うことができず地元の塾で絵を勉強してました。受験時は不安でしたが、田舎なのでどうしてもそこしか教えてくれるところがなくて通っていました。
 たまたま運良く一浪時、直前講習(もっとはやくいけばいいのはわかってますが、バイトをしても春や夏の講習代を工面できませんでした。下宿代もいるので。)にいけることができましたが、美大受験についてよくわかってなかった、皆がどのような作品を作っているのかわからないまま受験しようとしていたんだと、ショックを受けました。まったくついていけないというレベルではなかったのですが。
 試験も散々で浪人する資金もないので現在就職するために地元でバイトをしながら職能に通っています。しかし、どうしても美大、美術に関する仕事を諦めたくありません。地元では美術に関する仕事に就くのはまず無理です。このまま外の世界を見ずに地元に残るのはいやです。なので今はとりあえず地元で就職し、その貯金で予備校にかよい、大学に通おうと思っています。できれば、30になる前にで進学しようと思っています。わがままですが、その分野に関する仕事もしたいです。絵に関する仕事なら何でもやってみたいと思います。
 長くなりましたが、こういった考えが甘いのはわかっています。大学の費用、予備校代や下宿代も考えてますが、まだ就職もしてないので、具体的なことが計画できません。どういうことが甘いのか、絵に関する就職は諦めた方がいいのか、ご回答お願いします。また、社会人で美大に行った方の話も聞きたいです。(動機や経済面の苦労など)

A 回答 (6件)

現在、美大ではありませんが美術学科に通っている者です。


東京都にある予備校で2年間勉強しましたので、受験、予備校で学んだ事、現在生活にかかっている金額等書きます。

私は、yoruhikoさんが大学でどのような勉強がしたいかによって、
受ける大学が変わって来ると思います。
「デザイン」なら○○大学、「油絵科」なら○○大学、など、
いらっしゃる教授によって雰囲気もだいぶ違うので、
もし他の大学を調べていないようならば、
資料を請求し、片っ端から観る事が大事だと思います。
また、デザインであるならば、グラフィックや、工芸、商業デザイン、など、
細かく分かれます。
付きたい職業の為に、自分がどの分野で勉強するか、
という分析をされてみてはいかがでしょうか。
受ける大学の「系統」を良く見ておく事、受験の際、少なからずやっておくべきだと言われました。参考作品などを観ると、どんな作品がその大学にとって良いとされているのか・・・いやらしい言い方になりますが、受かりやすいかが見えてくるみたいです。予備校は主観もありますが、結構これを学ぶようなところがあります。系統は大学によってだいぶ違いがあります。(写実的に書いた方がいいとか、発想力があったほうがいいとか)本番当日に緊張しないように、デモストレーションとして過去問をやったほうがいいです。

私は今田舎の大学に通っていて、月々10万くらいで生活しています(画材費コミ)。
友人は7万で生活しているそうです。
学費(月々大学に支払っているお金)は別です。
憶測ですが、都内だともう少しかかると思います。
お金はかかりますが、私立の方が設備の良い大学があったり、
国公立の方が地理的に良かったり等もありますので、
調べて、国公立、私立と両方受けても良いと思います。

それと、ゲームクリエーターや、グラフィック関係だったら、大学にこだわらず、専門でも学べると思うのですがいかがですか。
ゲーム会社、建築会社などの人の話を聞いたり、調べたりすると、
すぐに戦力になるように、大卒ではなく専門生の方が取りたい、と言っているところもあります。

社会人の部門のほうが大体倍率が低かったようなきがしますので、
頑張ってください。

とても悲しい事ですが、一つ付け加えさせてください。
美術関係の大学に行っても、美術関係の就職につけない人間が沢山居ます(身近にたくさんいます)。
大学に入ってからは「美術関係ならなんでもいい!」ではなく「どんな職業につきたいか」明確にし、勉強していくことが大切なのだと感じています。
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社会人しながら美大の通信でました。


仕事終わってから課題をやっていたので、徹夜続きでした。

お金が無くて、才能があるなら、
MAC買ってイラストレーター・フォトショップなどをスクールで勉強したほうが早いと思います。
もしくは、就職しながら作品作ってHPで作品公開とか、出版社に作品送ってとか。
または、公募に参加するとかなどの手があると思います。

確かに美大は勉強になりますし、新しく色んな事が学べると思います。
個展などを開くときも、会場費が予算的に友達がいたほうが(グループ展)便利だと思います。 また講師の知り合いに才能がある人には就職や作品つくりに協力してくれる人に会えるのも事実です。

美術に関わる事も色々あります。 絵を描くだけが美術に関わる事ではありません。
画廊、商品企画、職人(裏方)、講師、色々ありますよ。

どちらがいいか、よく考えてください。
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美大にはいってませんが絵を生業にしてます。

商学部出身です。
絵を描いていくのに美大は必要ですか?極端な話キャンパスと絵の具などの道具があれば誰でも出来ますよ。絵は教えてもらうものではなくて基礎を学べば後は応用です。野球の選手が技術を盗むようにいろいろな人の作品から盗めばいいんです。展覧会に行ってみればいろんな素材がゴロゴロ転がってます。自分の絵のスタイルを創り上げていけばいいんです。

絵を仕事としていく=プロになるのに資格はいりません。
考えてください。プロのミュージシャンや歌手になるのに
音大に行く人はあまりいないでしょう。小説家や落語家、サッカー選手、野球選手、・・・およそ資格が要るものは別としてみんな好きで始めてその先にプロがあるんじゃあないですか?絵のプロも一緒だと思います。
絵の仕事がしたいと思ったらはじめればいいんです。好きで始めればその先に絶対プロがあります。才能とか能力とか始める前から考えることではありません。10年、20年経ってから答えは出ます。
やりたいと思ったときにまず一歩踏み出して下さい。

おそらくあなたは質問をしていながらすでに結論は出ているんじゃあないですか?甘い考えと書いてありましたが自分がやりたいことをしないで何の人生ですか。自分で判断して自分で責任をとればいいことです。
失敗してもそれは必ず自分のためになることだと思います。やらずに
先の心配をしてもしょうがないことだ思います。一歩踏み出せば必ず路は開きます。絵で生活していく方法を教えてくれる学校はありません。
自分でレールを敷かなければすすめません。

絵を描いて行けば嫌でも勉強したくなります。その時に美大を考えればいいと思います。順番が逆です。絵の仕事をするために必要に応じて美大があると思います。世の中、学校を出て無くてもとんでもなく凄い絵を描く人はたくさんいます。自分を磨いていい絵を描いて下さい。
がんばってください!
極論になってしまいましたが若いうちにいろいろ経験してください。
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#1です。


そういうことでしたら、参考程度お答え出来ます。
周りに社会人あがりの同級生は何人もいました。
それぞれの家庭事情があり、働きながら通う人も(社会人とかは関係なしに)たくさんいました。ほとんどが1年予備校に通った後に入学というパターンでしたが、ぶっつけで入学してきた人もいました。

こればかりは本当に人それぞれなのですが、精力的にバイトと学生の両立が出来ていた人もいますし、学校にはほとんど来なくなるような人もいましたが、僕の周りでは社会人上がりの人の方がある意味後戻り出来ない状況の中で転身するので卒業後も創作活動を続ける率は高いような気がします。

予備校や学生生活は奨学金をとったり、芸大など国公立の授業料の安い大学を目指すなど工夫すればどうにかなると思いますが、就職とか、その後に絵でどれだけ収入を得られるかというのは、全く保証出来るものではありません。

卒業後はおそらく今の質問者さんの生活、制作ペースでなんとか続けて行く感じだと思います。在学中に企画画廊に取り入れてもらったり、公募展社会に取り入ったり、就職先を見いだしたりということをすれば多少は「美術関係の仕事をしたい」という目標には近づけるかとも思いますが、保証はありません。

個人的には自分の絵と向き合うには、大学が「早い」ということは無いような気がします。ただ、あまり方向性ややりたいことが絞れていないようですので、大学がいいのかもしれませんね。
ただ、個人的に美術とか制作って、(アカデミックな)色んな知識を広く得て刺激をウケるというより、余計なことは考えず、自分の好きな事をひたすら続けて行く事と思いますので、ぜひじっくりと自分の焦点を見つけ出せるといいですね。
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この回答へのお礼

早速お返事ありがとうございました。社会人で入学すると精神面など余裕があるのかなと思っていたのですが全くそうではないのですね。後戻りできない・・今私の状態を変えるのにはベストかもしれません。その分ものすごい不安もありますが。収入やこの先く保障できないのは知っています。しかし頭で考えていることは甘いと思います。
好きなことをひたすら続けるとても素敵ですがものすごいパワーがいります。はたして自分がそれをできるのか改めて考えた上で将来を計画しようとおもいます。
大変参考になりました。

お礼日時:2007/01/02 02:59

美大出身です。


#1さんもおっしゃるように、大学が全てではありませんよ。逆に、多浪して美大に入ったとたん、「燃え尽きちゃう」人もたまにいますから、あまり美大にこだわり過ぎないほうがよいのかも。
もっとも、デザイン系や美術史系を目指していらっしゃるのでしたら、学校を出たほうがいいでしょうが。
東京芸大なんかに行くと、30手前の学生さんも結構います^^;

その一方で美大なぞでていないのに、数々の賞を取って、美術家として飯が食えるようになっちゃう人もいます。美大へ行くための苦労より、美大を出てからいろんな画展に応募して落選しまくるほうがよほどキツかったです。
また、美大を出たからといって美術関係の仕事をやるわけでもありません。私の同期も落選しまくりフリーターとか、会社経営とか、主婦とか、私のようにフツーの会社員とかのほうが多いぐらいです。
一方、私の知り合いで、美大も何も出ていないのに、高卒で画材屋に入って今は立派に独立している人や、写真スタジオのバイトから始まって今はカメラマンなんて人もいます。また、ヤマトや日通などの美術品搬送をしている方々は別に美大出身ではないそうです。(でも、生の作品運んで梱包剥がして生作品見られるんだからすごいですね)
そう考えると、美術系の仕事といっても、たくさんありますし、必ずしも美大が必須条件ではないと思いますよ。
文章を拝見する限りでしかありませんが、質問者さんは色々と苦労なさっていらっしゃるようですし、劣等感みたいなのも感じていらっしゃるのかもしれません。それをバネにしてがんばってくださいねー!
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。大切なのはやはり社会を出てからなんですね。
それと、劣等感があるのは確かです。受験時にこれだけ自分の生まれたところや、家の状態で悔しい思いをしたことはありませんので。
また、その時カルチャーショックというかこのまま何も見ずに田舎にいるのはまずい!!という気持ちになりました。自分の住んでいるところは展覧会もたいした作品が入ってきません。また友人も美術に関心のある人はほとんどおりません。美大に行けば視野が広がるかなと思っていました。四年間という時間が欲しいのもあります。今のまま生活のために働いて働いての毎日になるのが怖いのもあります。
しかし、書き込みをしてすこしすっきりしました。この書き込みを機に将来の考えを広げてみようと思います。いろいろ書いてくれてとても参考になりました。

お礼日時:2007/01/02 02:32

美大卒のものです。

質問者様はどういうお仕事を目指しておられるのか教えていただけませんか?私は油絵科でしたので、科が違うと的外れな回答になりかねないので。。

1つ言える事は、大学が全てではないということです。
大学だって閉鎖的な一面があります。バイトとか就職とか、(極端な話)いきなり海外に行ってしまうとかの方が楽しい素材やチャンスが転がっている事だってあると思うので、受験に金銭的に苦労されるのでしたら、他の方法も要検討かと思います。

もし同じ科でしたら具体的なお話もさせていただきます。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。受験時に受けた科は美術科です。京芸の場合受験の時はどの科も試験内容は一緒なんで、もし受かったら油彩を専攻しようと思ってました。
興味のある仕事はおもにイラストや創作活動なのですが、最終的に大学で学んだことが役に立てばいいと思っています。(今はとても閉鎖的状態なので)
大学がすべてでないことはわかっています。しかし自分の絵と正面で向き合ったり、地元をを出るきっかけ、今の自分を変えるためなど考えた上で受験をすることが一番早いのかなと思っていました。けど難しそうですが・・視野を広げてみます!!

お礼日時:2007/01/02 01:49

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