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No.2
- 回答日時:
贊・・・功績や人徳をほめたたえる文。
黔婁・・・春秋時代の斉の隠者。清節の士として知られる。
戚戚・・・憂え悲しむさま。
貧賤・・・貧しく身分が低いこと。
汲汲・・・はげむ。忙しいさま。
極・・・岩波文庫の「陶淵明全集」(下)では、「つまるところは」と現代語訳されている。
其言・・・「黔婁(之妻)」の言葉。
(手元のテキストは「黔婁之妻有言」、しかし「黔婁有言」のテキストもあるらしい)
茲若人之儔乎・・・茲コれ若カクノゴトき人の儔トモガラか。
儔・・・たぐい。仲間。
酣觴・・・盛んに酒を飲むこと。「酣」は「たけなわ」「楽しむ」、「觴」は「さかずき」の意。
志・・・前出書では、単に「心」と訳されている。
無懷氏・・・中国古代伝説上の帝王の名。
葛天氏・・・神話伝説上の帝王。帝のすべてが人民に信ぜられ、自然に世の中が治まったという。
古来、陶淵明の自伝と位置付けられてきたが、高士の理想像を描いたと解する方が現代では一般的。
現代語訳? これで十分では?
No.1
- 回答日時:
テキストの一部でしょうか?
(1)前後の話はわかりますか?
(2)注釈はありますか?
(3)書き下し文はできていますか?
この回答への補足
賛に曰く、「黔婁言へる有り、『貧銭に戚戚たらず、富貴に汲汲たらずと。』
其の言を極むれば、茲れ若き人の儔か。酣觴して詩を賦し、以て其の志を楽しましむ。
無懷氏の民か、葛天氏の民かと。」
この文は最後の部分のものです。
書き下し文は上の通りです。
注釈は分かりかねますが・・・。
最初の部分の現代語訳は下の通りです。
これに上の文が続きます。
先生は、どこの人か分からない。姓や字もさだかではない。
家の傍に五本の柳の木があった。そのため、五柳を号とした。
先生は、ものしずかで、言葉数も少なく、名誉や利益をほしがらなかった。読書を好むが、十分に理解しようとはしなかった。意にかなうことがある度に喜んでは、食事することも忘れた。
生まれつき酒を好んだが、家が貧しいため、いつも必ず酒を得ることはできなかった。親戚や旧友は、先生の状況が、このような次第だと分かっていたので、しばしば酒を準備しては、先生を招待した。飲みに行けば、必ず飲み尽くし、目当ては必ず酔っぱらうことにあった。酔ってしまえば退席して、いつまでもぐずぐずしたことはなかった。
家の周りのかきねは、がらんとして、立派な住居ではなく、風や日光をおおい防ぐことはない。粗末な木綿の粗布の衣服、ツギだらけの着物。飲食物の容器が、しばしば空っぽになることもあったが、陶淵明は安らかで落ち着いていた。
常に書物や文字に書きあらわして自分でたのしみ、少しだけ自分自身のこころざしを持ち、損得を考えなかった。
このような次第で、自分の人生を終えた。
どうぞよろしくお願いします!
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