No.1ベストアンサー
- 回答日時:
>できるだけ詳しく教えてください
と、言われても文字数に制限もありますし、toooruさんがどのような点をお知りになりたいのかわかりませんので、回答がつきにくいように思います。
「液相線」「固相線」「固溶体」等の用語は大丈夫でしょうか?
ある組成(均一液相)の「冷却曲線」の場合を回答します。
※成分A(融点TA)と成分B(融点TB)[TA>TB]とします。
1.冷却時にその組成での「液相線」上のある温度になると、その温度の「固相線」上の組成の固相(固溶体)が析出し始めます。
2.このとき「最初の液相の組成」と「析出する固相の組成」は異なり、CAs(:固相での成分Aの濃度)>CAl(液相での成分Aの濃度)ですから、結果として液相の組成Aの濃度は低下します。こうして液相中での成分Bの濃度が上昇し、固-液相平衡温度は低下します。
3.(2)の平衡状態を保ちながら、固相および液相中の成分Bの濃度が上昇しつつ温度が下がり、固相の成分比が最初の均一液相の組成比と等しくなった温度で全部の相が固体になります。
こうして過程(1)と(3)で冷却曲線が「折点」を2つもつ様になるのです。
取りあえずこんなもんで、いかがでしょうか?
No.2
- 回答日時:
液体状態で完全に溶けあっており、固体状態でも完全に固溶しあっている場合の状態図形を全率固溶型といいます。
実例としてはNi-Cu系、Au-Ag系、Ge-Si系などがあります。詳細は下記の本を参考にしてください。門改三、須藤一 共著
社団法人 日本金属学会 発行
構成金属材料とその熱処理
横山亨 著
オーム社 発行
図解 合金状態図読本
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