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このカテか洋楽か迷ったのですが
とりあえずこちらで、
アランホールズワース好きで聞いたりしてるのですが
ギターのぎの字もひけないのですが
このようにイントロから全開で早引きみたいなのはプロというか
相当うまい人でもできないものなんでしょうか?

メタリストとかでも曲の展開によりますが
間奏で指を大また開きしない早引きとかは見たり聞いたり
していますが明らかに違うので、どうでしょう?

A 回答 (3件)

40代でオヤジバンドでギター弾いている者です。



アラン・ホールズワースのギター演奏の難易度は
かなり最高レベルだと思います。
アマチュアであの通り弾けるギター弾きってかなり
少ないと思います。
私も長年ギターやっていますが、手も足も出ないですね。
ギターの難易度は必ずしも、ギターを弾くピッキングの
速さだけでは決まらないと思います。

アラン・ホールズワースの難易度の高いところは、
左手の指使いです。左手の指に負担がかからない指使い
ならば、ある程度練習すれば、誰でもそこそこは速く
弾けるのですよ。とにかく彼の場合は指が長く、普通の
人では到底、指が届かないような動きで、スケール(音階)
を弾いています。彼独特のスケールですねえ。
CDを聴いてみても、「あ これ アラン・ホールズワース」
ってすぐわかりますもんね。彼にしかできない世界なので、
聴いたらすぐわかってしまうわけです。

それから、余談ですが、もう一人、Scott Hendersonという
ギタリストがいます。彼もメチャクチャすごいギタリストです。
もし、まだ聴いておられないようでしたら、ぜひ聴いてみて
ください。
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私のアランホールズワース暦は25年ほどになります。



真実の程は分かりませんが、若い頃のアランは実はサックスをやりたかったみたいで、ギターでサックスのフレーズをかなり練習していたらしく、普通のギタリストとフレーズの発想法が全然違うのは、たぶんそのせいではないかと思われます。

その裏づけ?という訳でもありませんが、かつてアランが「シンタックス」というギター風(本物のギターではない)のMIDIコントローラーを多用していた頃、マイクスタンドに縛り付けたビニールパイプを口にくわえて、苦しそうに息を吹き込みながらソロを演奏していました。もちろん息継ぎの間は音が出ませんから、本物のサックスとほぼ同じように息継ぎが「演奏に反映される」という仕組みです。

そもそもギターは息継ぎをしないで済む楽器なのに、アランは自分の演奏にサックスの息継ぎを盛り込むため、このような不自由極まりない行動をあえてしていたのでしょう。その甲斐あってか分かりませんが、その後のアランの演奏は、普通のギターを弾いても、息継ぎを入れているように感じさせる「間」が、少なからずあります。

ご質問の主題は早弾きだったかも知れませんが、アランに音楽性にはさまざまな要素が複雑に絡んでいて、いろいろな発見ができると思いますので、これからも大いに楽しんで頂きたいですね。
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速弾きにも色んなタイプがあります。



ライトハンドで特定の音を速いスピードで繰り返すもの。
スケール・フィンガリングの適用で、スケールに沿った上昇下行を高速で行うモノ。
左手ではコード・フォームを順次変更しつつ、右手は連続してレイキングを行う、いわゆるスウィープ奏法によるもの。
どういうプレイの仕方であれ、ピッキングがとにかく速いモノ。

とにかく、色々です。

アラン・ホールズワースの場合、強いて分類すればスケール・フィンガリングによるモノなのです。ライトハンドはほとんど使いませんし("Road Games"や"Tokyo Dream"では部分的に使っているようですが)、ピッキング自体はそんなに高速ではありません。ただ、彼のプレイを特徴づける「レガート奏法」は、ハンマリングの多用による部分が大きく、これを実現するには、フレーズに適った左手のフィンガリングが不可欠です。ですから、強いて分類すれば、スケール・フィンガリングによるプレイなんだろうと思います。

他方で、スケールの捉え方が一般的な楽典とはかなり異なっていることから、むしろギタリスト的な発想で思いつきやすいフレーズとは違ったプレイをするようです。

アランの父親がアマチュアのジャズ・ピアニストで、楽典の基本はその父親から学んだ反面、父親はギターが弾けなかったそうです。そんな父親にサックスをねだったものの、高額だったため、代わりに親戚が使っていないアコースティック・ギターをもらってきて、父親がプレイする音を耳コピーでアコギでプレイする形で、感覚的に楽典を学んだようです。このため、同じスケールをプレイするにも、他のギタリストとは異なるフィンガリングを使うのが当たり前になってしまったようです。

加えて、ジョン・コルトレーンに憧れていたアランは、ギターでサックス的な音をプレイしたいと常々考えました。管楽器の場合、息の強弱によって、音を「出した後」、息を吹ききって音が切れるまでの間に、息をはく力を強めて、弱めて、また強めて、といったことができます。対して、ギターは撥弦楽器ですから、ピッキングすると音は自然に減衰するだけです。ボリューム・ペタールを併用しても、減衰して弱くなった音の音量が大きくなるだけですし。

そこで、強弱の自在なコントロールが不可能なら、せめてサステインを伸ばそうとの理由で、ディストーションを使うようになったそうです。これも、一般のギタリストとは全く発想が違います。普通なら、ロック・テイストを出す上でディストーションが不可欠と考えます。対して、アランはサステインを得るための必要悪としてディストーションを捉えていて、音色としてはむしろ嫌いだそうです。

楽典習得の事情や音色へのこだわりが、一般的なギタリストのものとは全く異なることが、フレーズの組み立て方やフィンガリングへも影響しています。

他のギタリストとの違いは、以上のようにまとめることが出来るかと思われます。
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